鬼は外!福は内!
小5 あかたよ(akatayo)
2026年2月1日
鬼は外!福は内!
「鬼は外!、福は内!」
手のひらいっぱいに握りしめた豆を鬼に投げつけた。
2月3日は豆まきだ。邪気を払い副を招くという意味で夜に豆まきを行い、自信の年齢の数だけ豆を食べ、無病息災を願う伝統行事だ。今まで僕は、色々な豆まきをしてきた。そのおかげで、健康で穏やかに暮らすことが出来ている。
思い出に残っている豆まきがある。それは、3年生のHRでの豆まきのことだ。何も知らない僕らは、朝の会の時、先生から豆を配られた。先生は「豆は食べないように、後で豆をまくからね」とだけ言って配った。僕らはそのまま机にしまっておいた。そんなことを忘れかけていた5時間目のHRの時、クラスのドアが勢いよく開いた。その勢いと共に、全身真っ赤で鬼の皮パンツをはいた、鋭い角をした鬼が、鬼の金棒を振り回しながら「子供は、いねーのかー!」とガラガラ声で怒鳴り込みながら入ってきた。僕らは「キャー鬼だ!」「不審者!」と大騒ぎした。「先生!助けてー!」と叫びながら逃げまわった。僕らは朝に配られた豆の事を思い出し、豆を握りしめて、容赦なく追いかけてくる赤鬼に向かって、機関銃のように豆を投げつけ反撃した。鬼は泣く泣く逃げて退散した。
しばらくすると、何も知らない様子の先生がクラスに入ってきたので、先生に報告すると「それは、私でした」と気づいていない僕らを見ながら、勝ち誇った顔をした。先生が本気のコスプレで鬼に変装してくれていたので、スリル満点でとても楽しい豆まきだった。そして年の数だけ豆を食べたれたことも嬉しかった。
僕は節分について調べてみた。節分は季節の変わり目を表す日本の伝統行事だそうだ。もともとは、立春、立夏、立秋、立冬の前日を指していたが、現在は特に立春の前日を指すようだ。代表的な行事が豆まきだ。鬼は災いや病気、悪い気で、豆は生命力のある穀物と考えられていて、「鬼は外!福は内!」と唱えながら豆をまき、邪気をおいはらい、副を招くという意味があるそうだ。そして、豆まきの後に自分の年齢+1個の豆を食べる習慣がある。昔の人にとっての立春は一年の始まり。だから節分とは、大みそか+厄払いのような、とても大切な日だったということが分った。節分には豆をまいて無病息災を願い、そして豆を食べながら、一年間健康で過ごせますようにと願いを込めながら豆を食べる。調べて見ると色々な事が分かった。これで一年間安心して過ごすことができるという昔ながらの知恵を知ることができたので、新鮮な気持ちと喜びでとても嬉しかった。
イワシの頭も信心からと言うように、どんなにつまらないものでも、信じる心があれば尊いものになるということが分った。小さい頃読んだ絵本に、節分にはイワシの頭を焼いて柊の枝に刺して玄関に飾ると、鬼が逃げていくという話があったが、大人になったぼくが今、冷静に考えるとイワシの頭に特別な力は何もないので、信じる気持ちがあるからこそ意味を持つことになるということがわかる。昔から伝えられる伝統行事とは、そのような物が多いかもしれないが、家族や友達などと楽しい時間を過ごすことが出来るし、興味もって色々な事を調べてみるという好奇心にもつながるので、これからも、季節ごとの行事を楽しみながら心温まる時間を過ごしたいと思った。「鬼は外!福は内!」僕は年齢と+1の11個の豆を食べながら今年健康を願った。