しつけと愛情
中1 みお(aemio)
2026年2月1日
子供は、小さな家庭生活や、子供社会の体験から本能的なわがままな感情と、一方で経験的にどのように対処すればよいかという理性が小さいときから生まれてくる。家庭のしつけからでも、その端緒が生まれてくる。だから、親は、子供がかわいいからと言ってわがままをなんでも聞くわけではない。これも、子供のためを思った、一つの愛である。日々の小さな我慢や、規律を守るといったなんでもないようなことが、その積み重ねによって将来の判断力の一端が育つ。経済的に貧しくても、それを育てることが家庭内の本当の愛情であり、幸福な家なのではないか。私は、親は子供に対して一つの愛としてしつけをすべきだと考える。その理由は二つある。
第一の理由として、子供の好き勝手になんでも買ってあげたり、無制限にお金を使わせてしまったりすると、将来子供が一人で生活することになったとき、お金を使いすぎてしまったり、問題に巻き込まれてしまったりするからだ。私の母は、「物を買うときは本当に欲しいと思ったものを買う」、トラブルの原因となるから、「友達同士のお金の貸し借りはしない」、「友達のお母さんや知り合いなどに何か買ってもらったらちゃんと伝える」など、お金に関して、その対応のしかたを私に教えてくれた。他の人からみれば、いちいちそんなことをやるのは大変だと思われるかもしれない。しかし、私は、トラブルに巻き込まれるほうがもっと大変だと思う。細かいことだけど、その積み重ねがよりよく生きていくうえで大事だと感じた。
第二の理由として、子供がこれはやってはいけないこと、とは自覚しないで、行き過ぎた行動をとってしまったり、命の危険にさらされてしまったりするからだ。埼玉県消費者生活センターの、「小学生・中学生・高校生の消費生活相談の概要」では、令和3年の相談件数で最も多かったのは、全体の28.2%を占める「インターネットゲーム」についてだと書かれていた。インターネットゲームは、一つボタンを押してしまうだけで、大金をとられてしまったり、個人情報がとられてしまったりして、危険だ。例えば、ネットの課金なら、大人にはすべきかすべきではないか判断できるが、子供にはできないかもしれない。だから、親から子供に、何がよくて何が悪いかをきちんと教えて理解してもらい、知らずにふんでしまう危険な領域をなくしていかなければいけないと思う。
確かに、しつけばかりでは子供は楽しくないかもしれない。しかし、「悪いことそのものがあるわけではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という名言がある。この名言のように、いつもは役に立つものでも、お金やネットなど使い方によって危険になってしまうことがある。子供に、悪い場面もある、ということを教えるのは大切なことで、子供の将来にとっても重要なことだと思う。だから、私は、今は子供の立場として、しつけは細かいが、それは積み重ねることによって、いつかの自分のためになる、と思って、そのしつけに込められる意味を考えたいと思う。