あおやゆさん、今回の作文は「緊張(きんちょう)」というテーマについて、自分の体験や有名な人物の言葉を交えながら深く考えを書いていて、とても立派(りっぱ)です。
まず、あなたがスピーチや運動会のリレーで感じる緊張(きんちょう)の様子が具体的に描か(えがか)れていて、読んでいる人もその場の緊張(きんちょう)感を感じられます。
「質問に答えるときの頭の回転数はまるで充電(じゅうでん)器のようで」というたとえがうまく使われていて、緊張(きんちょう)しているときの心の動きがわかりやすく伝わってきました。
また、テニス選手ビリージーンキングの言葉を紹介(しょうかい)し、それを自分の考えに結びつけているところは、前の話聞いた話がよく書けています。
緊張(きんちょう)は成長のチャンス」という主題もはっきりしていて、一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
さらに、遊びと緊張(きんちょう)の関係についても考察しているので、文章に深みが出ています。
最後に、書き出しの「日直のスピーチ」という場面に戻っ(もどっ)て結んでいるので、書き出しの結びがよく書けています。
全体を通して、自分の体験と考えをしっかりつなげて、読み手に伝わる作文になっています。

項目(こうもく)評価】
・具体的な体験の描写(びょうしゃ):よくできている
・たとえの使用:うまく使えている
・前の話や聞いた話の活用:よく書けている
一般(いっぱん)化の主題:よく書けている
・書き出しの結び:よく書けている
 

森リン評価 緊張も裏を返せば成長だ he 02月1週 あおやゆ
字数/基準字数:
1328字/1200字
思考点:95点
知識点:73点
表現点:79点
経験点:94点
総合点:86点
均衡点:1点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:1点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙27種31個87%95点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙52種87個60%73点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙113種190個59%79点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙50種74個68%94点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1328字
 95点
 73点
 79点
 94点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 27種 31個 (種類率87%) 95点
。だから,。つまり,ことによって,しよう,するため,すれば,だから,だと,だろう,できるかも,できるから,できると,で思う,と思う,と思える,と考える,ないので,なくなれば,なければ,のかも,みると,ものかも,を考える,人間にとって,抜け出すため,言うため,遊びこそ,

■知識語彙 52種 87個 (種類率60%) 73点
予想,人間,作業,信頼,充電,効率,単調,回転,多面,大事,大切,大変,学校,寸前,導入,彼女,必死,意見,意識,成長,抑揚,挙手,時間,期待,本能,根底,毎度,気分,注目,物事,特権,状態,現在,生活,発生,的中,相手,緊張,自分,苦手,言葉,試合,認識,資格,質問,適度,選手,重要,限界,青少年,順序,黒板,

■表現語彙 113種 190個 (種類率59%) 79点
あれ,うち,かた,こと,これ,さ,しよう,するため,それ,とき,まっか,みんな,もの,よう,スピーチ,スリル,タイム,チャレンジ,チャンス,テニス,トラウマ,バトン,プレッシャー,マイナス,世,予想,人,人間,何,作業,信頼,側,充電,前,効率,単調,器,回転,壁,声,多面,大事,大切,大変,大嫌い,学校,家,寸前,導入,席,彼女,後,必死,思い出,性,意見,意識,成長,手,抑揚,抜け出すため,挙手,数,時,時間,期待,本能,根底,毎度,気,気分,注目,物事,特権,状態,現在,理,生活,発生,的,的中,相手,真っ赤,私,答え,緊張,考え,考え方,自ら,自分,苦手,落ち度,裏,言うため,言葉,証,試合,認識,誰,資格,質問,逆,遊び,適度,選手,重要,関の山,限界,青少年,順序,頭,顔,黒板,

■経験語彙 50種 74個 (種類率68%) 94点
きれる,しまう,しれる,せる,たどり着く,できる,で思う,と思う,と思える,と考える,なくなる,やる,られる,れる,わかる,を考える,乗り切る,作り出す,作る,働かせる,入れる,変える,帰る,思い返す,感じる,慣れる,憧れる,戻る,抜け出す,捉える,数える,濁す,立てる,答える,繰り返す,聞く,聞こえる,落ち着く,落ち着ける,落とす,裏返る,見失う,言い聞かせる,訪れる,返す,述べる,逃す,適う,離す,驚く,

■総合点 86点

■均衡点 1点
 

緊張も裏を返せば成長だ
   小6 あおやゆ(aoyayu)  2026年2月1日

「これから日直のスピーチを始めます」

私私はみんなの前で喋るのがとても苦手だ。短い発言だとしても顔が赤くなってしまい、固まってしまうのだ。私にはいろんな緊張があってその中でも特に緊張するのは、スピーチと運動会のリレー。運動会に関しては喋らなくても「もしバトンを落としたらどうしよう」と注目されるのがとても苦手である。スピーチは長い時間慣れない黒板の前でみんなに聞こえるように自分の意見を述べるのが大変だ。私の学校ではスピーチの後に質問タイムがある。質問タイムは誰でも挙手すれば質問できるのだが、質問する側もされる側も私はほとんどならない。質問されても、その答えを言うための導入を順序立てて離さなければ相手はわからないので必死に頭を回転させるが、答えにたどり着く寸前に「あれ、何聞かれたっけ?」となってしまい言葉を濁して乗り切るのが関の山だ。質問に答えるときの頭の回転数はまるで充電器のようで、この答えかたもありだなとかこれはないなとかを考えているうちに聞かれたことを見失ってしまうのだからどうしようもない。緊張している時は、落ち着け落ち着けと言い聞かせても逆にヒートアップしていくばかりで、毎度のように真っ赤になりながら自分の席に戻るのは、最早トラウマである。家に帰って思い返してみると「声が裏返ってしまった」「顔がまっかだった」と落ち度ばかり気にしてしまい苦い思い出になるのがほとんどだ。

しかし、この私の大嫌いな緊張は考え方を変えると成長のチャンスになる。テニス選手のビリージーンキングはおおきな試合で緊張することが多々あった。けれど彼女は「プレッシャーは特権、それを手に入れる資格がある人にしか訪れない。」と考えている。私はこの考えを聞いて多面的に物事を考えることは大事だと改めて感じた。誰もがマイナスのこととして捉える「緊張」を自分への期待や信頼の証としていて「裏を返す」考え方に驚いた。そもそも緊張は、「こうありたい」と思うことによって発生すること。つまり、自分にできるかもしれないと信頼して自ら自分の限界を認識して、チャレンジするための壁を作ることができる人しか感じないのだ。私も緊張なんかいっそなくなればいいのにと思ったことは数えきれないし、緊張が心地よいと感じたこともない。けれどこの言葉を見て緊張したっていいと思えるようになった。

また、遊びも同じように緊張が大切だ。そもそも遊びの楽しさとは自ら緊張状態を作り出して、その状態を抜け出すために頭を働かせて予想が的中した時に感じる気分の抑揚だ。人は緊張をほどよく感じることで成長できると根底で思っているのかもしれない。本能的に緊張すると成長できるから、遊びは楽しいとなるのだろうか。現在では遊びにはマイナスとみられることもあるが、単調な作業を繰り返すよりも自分が楽しいか、自分がやりたいかを意識していて効率性や重要性ではなく自分のやりたいようにやるという遊びこそが、人間として理に適ったものかもしれない。だから世の青少年は遊びに憧れるのだろうか。

人間にとって緊張とは成長のチャンスである。緊張のチャンスを逃してスリルのない生活よりも適度の緊張で成長したいと思った。