◆【要約】はOKです。
◆しずくさん自身は、ソクラテスのようにわからないことをはっきり他人に言えるようなすごい人ではないと考えています。自分が知識(ちしき)がない人だとは比較的(ひかくてき)言いたくない。他人に聞くことが恥ずかしい(はずかしい)。「聞くは一時の(はじ)、聞かぬは一生の(はじ)」ということはわかっているけれど、「こんなのも解け(とけ)ないの?」「バカじゃない?」と思われていしまうのではないかと心配なんですよね。しかし、本当はそんなこと言う人の方が「わかってない」のです。「あなただって知らないことがある」ということや「なんでも知っている人なんていない」ということを。
◆知らないことは恥ずかしい(はずかしい)ことではないと思えるようになるのは、大人になって経験(けいけん)を積み重ねていかないとできないことかもしれません。
◆しずくさんの言うとおり、『ソクラテスのようになりたい!』 と考えていきましょう。

       <<え2016/836pみ>>

ななりあさん、文章の中でソクラテスについての説明がとてもわかりやすく書けていますね。ソクラテスが自分の無知を認め(みとめ)、それを哲学(てつがく)者としての強みとしたことをしっかり理解(りかい)していることが伝わってきます。自分の気持ちや考えも素直(すなお)に書けていて、特に「聞くは一時の(はじ)、聞かぬは一生の(はじ)」ということわざを使ったところはとても効果(こうか)的でした。ことわざがよく書けています。また、他の人の気持ちや自分の心配も正直に表現(ひょうげん)していて、読んでいる人がななりあさんの気持ちに共感しやすいです。文章の最後に、ソクラテスの考えを知って「少しだけ成長できた気がした」とまとめているところも、感想がよく伝わってきます。書き出しの結びがよく書けていますね。全体を通して、自分の考えと学んだことがしっかりつながっていて、読みやすい文章になっています。これからも自分の気持ちを大切にしながら、いろいろなことを学んでいってください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
内容(ないよう)充実(じゅうじつ):よく書けています
表現(ひょうげん)力:たとえは使われていませんが、気持ちの表現(ひょうげん)豊か(ゆたか)です
ことわざの使用:よく書けています
感想の表現(ひょうげん):わかったことがよく書けています
文章の構成(こうせい):書き出しの結びがよく書けています

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)◎ 題材○ 表現(ひょうげん)○ 主題○ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:676字/1000字
思考点:59点
知識(ちしき)点:56点
表現(ひょうげん)点:53点
経験(けいけん)点:64点
総合(そうごう)点:64点
均衡(きんこう)点:6点

 


■思考語彙 13種 15個 (種類率87%) 59点
、きっと,。だから,。なぜ,あるから,しまうかも,だろう,と思う,と考える,と言える,ないから,に言える,入れよう,聞かざる,

■知識語彙 28種 38個 (種類率74%) 56点
一時,一生,一行,不足,予習,人間,他人,先生,反対,哲学,問題,影響,復習,心配,必要,思想,成長,時間,最初,最大,知恵,知識,笑顔,素直,自信,自分,過去,選択肢,

■表現語彙 54種 85個 (種類率64%) 53点
お金,こと,これ,ずる,せい,そこ,たち,ところ,よう,ん,ソクラテス,ソフィスト,バカ,ヨーロッパ,一,一つ,一時,一生,一行,不足,予習,人,人間,他,他人,先生,反対,哲学,問題,影響,復習,心配,必要,思想,恥,成長,手,時間,最初,最大,気,知恵,知識,私,笑顔,級,素直,者,自信,自分,話,過去,選択肢,頭,

■経験語彙 30種 45個 (種類率67%) 64点
あきらめる,あく,およぼす,かける,しまう,しれる,ちゃう,できる,と思う,と考える,と言える,なれる,に言える,れる,わかる,伸びる,入れる,努める,取る,感じる,戻る,持つ,教える,書く,知る,聞く,見える,解く,解ける,読む,

■総合点 64点

■均衡点 6点
 

ソクラテス(感)
   小5 ななりあ(nanaria)  2026年1月4日

 ソクラテスはたったの一行も書かなかった。なのにヨーロッパの思想に最大級の影響をおよぼした一人とされている。ソクラテスは、自分は知識(ソフォス)のある人間やかしこい人間ではないと考えていた。だからソフィストたちとは反対に教えてもお金を取らなかった。ソクラテスは自分が知らないということを知っていただけだ。それでソクラテスは哲学者になったのだ。あきらめない人、知恵を手に入れようとあくことなく努める人に。

いや、私はソクラテスのようにわからないことをはっきり他人に言えるようなすごい人ではない。自分が知識のない人だとは比較的言いたくはないが、他人に聞くことが恥ずかしい、頭が悪くてずる賢い人に見える……などの心配があるからだ。本当は聞くことで伸びるし、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」なんだよね、きっと。でも、いかに他の人が「これはね〜w」と言って自信を持って笑顔で解いている問題をどうも聞く気にはなれないだろう。聞かなかったら

「こんなのも解けないの?」

「バカじゃない?」

と思われてしまうかもしれないし、聞いたら

「聞く必要ないでしょ」

「なんでそこに時間をかけちゃうの」

と感じてしまうかもしれない。選択肢は一つもない。なぜなら過去に戻ることはできないからだ。自分の復習・予習不足?それともまず自分が最初から知識不足だった……?そんな心配のせいで私は先生に素直にわからないところをわからないと言えないのだ。

でもこの話を読んでから、ソクラテスのようになりたい!と思い、少しだけ成長できた気がした