【まえ先生からのひとこと♪】
とてもバランス感覚のある、成熟した意見文でした。
「多数決」と「全員一致」という対立しやすいテーマを、どちらか一方に決めつけるのではなく、両方の良さを考えたうえで「一番大切なのは話し合いの過程だ」とまとめたところに、大きな成長を感じました。中学二年生でここまで整理して考えられているのは本当に立派です。
【特に優れていたところ】
・多数決の良さと限界、全員一致の良さを公平に論じているところ
・小学校の学級会やサッカークラブの体験を具体例として使っているところ
・体験から「責任」や「意欲」という内面の変化に気づいているところ
・桃太郎の例を取り入れて、分かりやすく説明しているところ
・最後に「一番大切なのは話し合いの過程」と一段高い視点にまとめているところ
【まえ先生からのひとことアドバイス♪】
・「多数決でよかった」「全員一致がよかった」という体験の部分で、それぞれの弱点にももう一歩踏み込めると、さらに深みが出ます。
・名言のあとに、「だから自分はこう考える」ともう少し丁寧につなぐと、説得力がさらに強くなります。
・最初の段落で述べられている問題(全員一致の危うさ)と、後半の自分の考えをもう少し強く結びつけられると、全体がより一本の線でまとまります。
――とても論理的で、体験と社会的視点の両方を持った力のある意見文に仕上げましたね。これからさらに、自分の言葉で「なぜ?」を掘り下げていけば、ぐっと説得力が増していきますよ。自信を持って、どんどん書き続けてくださいね。
<<え2010/35み>>
■思考語彙 18種 20個 (種類率90%) 72点
しかし, 確か,。しかし,。だから,するため,せざる,できるから,ないから,なるから,なると,なるので,まず第,まとめるため,出るため,出るので,決まるので,決めざる,設問に対して,
■知識語彙 57種 91個 (種類率63%) 77点
一番,一致,中身,交代,仲間,伏在,全員,公平,加減,印象,反対,反映,司会,名言,多数決,大切,学級,尊重,小学校,庶務,役割,必要,意欲,意見,成功,採決,採用,方法,昔話,時間,最後,桃太郎,案件,毎回,無事,熟慮,物事,状況,生徒,用品,目標,目的,簡単,納得,素直,練習,行動,裁判,設問,誤解,論者,議会,議論,責任,退治,過程,重要,
■表現語彙 109種 190個 (種類率57%) 77点
確か,あまり,こと,ごと,するため,そう,そこ,それ,たくさん,とき,とたん,どちら,ばらばら,まとまり,まとめるため,みんな,もの,よう,ら,ん,イエス,イスラエル,クラス,クラブ,ケース,サッカー,サル,スムーズ,ゼロ,チーム,テーマ,ノー,ヶ月,一,一つ,一番,一致,中,中身,交代,人,仲間,伏在,会,僕,全員,公平,出るため,加減,印象,反対,反映,司会,名言,回,多く,多数決,大切,学級,対,尊重,小学校,年,庶務,役割,必要,意欲,意見,成功,採決,採用,方法,昔話,時間,最後,桃太郎,案件,殴り合い,毎回,気持ち,無事,熟慮,物事,犬,状況,生徒,用品,百,目標,目的,簡単,納得,素直,練習,行動,裁判,視,設問,話し合い,誤解,論者,議会,議論,責任,退治,過程,重要,頃,鬼,
■経験語彙 36種 65個 (種類率55%) 73点
かかる,かける,しまう,てる,できる,まとまる,まとめる,やる,下さる,使う,倒す,入る,出る,出来る,削る,削れる,取り組む,合う,向かう,向ける,変わる,感じる,持つ,振りまく,決まる,決める,示す,答える,絞る,行う,言い表せる,話し合う,述べる,連れる,避ける,高まる,
■総合点 83点
■均衡点 8点
話し合いの過程
中2 あいきぬ(aikinu)
2026年2月1日
イスラエルでは、全員一致の裁判は採用しない。それは、まず第一に、みんなが一致できるような案件はいちいち採決にかける必要がないからだ。また、みんなが熟慮せずいい加減に答えているケースや、反対意見を素直に言い表せない状況が、そこに伏在しているケースもある。イエスかノーで答えて下さいという設問に対して、長々と意見を述べる論者が多い。「イエス」と答えたとたん、百対ゼロのイエスの印象を振りまいてしまう。その誤解を避けるあまり、簡単に答えることができない。
確かに、多数決で物事を決めることは大切だ。なぜなら、多くの人の意見を公平にスムーズに反映できるからだ。僕は小学校の頃、一ヶ月に一回は生徒だけで、学級会を司会から庶務などまで役割を交代で行い、レクですることを決めて、クラスでレクをやることになっていた。毎回たくさんの意見が出るため、難しそうなものやテーマに合ってないものなどを少しずつ削っていき、意見を絞っていた。しかし、最後らへんになると、削れなくなり、話し合いでは意見がまとまらなくなるので、ほぼほぼ多数決で決めていた。多数決を使うことで、すぐに意見がまとまりスムーズに決まるので、とてもよい方法だった。
このように、たくさんの意見があるときに、意見をまとめるために多数決を使うのはとても良い方法だと感じた。
しかし、全員一致になるまで話し合うことも大切だ。なぜなら、1人1人に意見や気持ちを尊重でき、全員が責任を持って行動できるようになるからだ。僕が入っているサッカーのクラブチームでは、年が変わるごとに目標を決める。クラブで目標を決めるときは、たくさんの意見が出るので、その中から一つに絞るのは時間がかかるが、最後まで多数決などで決めず、全員が納得するまで話し合った。そうしたことで、練習への意欲が高まり、目標に向けてみんなで取り組むことができる。昔話の桃太郎でも、犬やサルなどの仲間を連れて鬼退治に行き無事倒すことができたが、もし、仲間の中で、意見がばらばらだったら、鬼退治に成功することは出来なかった。このように、話し合って決めることで、みんなの意見がまとまり、そこに向けてみんなで向かうことができる。
確かに、多数決で物事を決めることも、話し合って物事を決めることも、どちらも大切だ。しかし、「議会の目的は、議論の殴り合いの代用品にすることである。」という名言が示すように、みんなで話し合って物事を決めるのは、殴り合いにならないようにするためだ。だから、一番大切なことは、話し合いの過程である。これからは、話し合いの中身を重要視して話し合いを行っていきたい。