あかねさん、今回の作文は節分の日の家族の様子や自分の体験、さらにお母さんの話や地域(ちいき)習慣(しゅうかん)についてもよく調べて書かれていて、とても立体的な文章になっています。
特に、自分の幼い(おさない)(ころ)の節分の怖かっ(こわかっ)た思い出が生き生きと伝わってきて、読んでいる人もその場にいるような気持ちになりました。
また、友達との会話やお母さんから聞いた話を取り入れているので、文章に深みが出ています。
「目がまるでビー玉みたいになっていた」というたとえも、とてもわかりやすくて上手に使えていますね。
ことわざの「温故知新(おんこちしん)」も自然に文章に入っていて、節分の意味を考えるきっかけになっています。
最後に、節分の伝統(でんとう)を大切に思う気持ちが伝わってきて、文章の結びとしてもよくまとまっていました。
これからも、自分の体験や周りの人の話をうまく使って、楽しくわかりやすい作文を書いてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 温故知新の節分 ne 02月1週 あかね
字数/基準字数:
1537字/1000字
思考点:74点
知識点:66点
表現点:76点
経験点:76点
総合点:79点
均衡点:6点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:6点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙19種24個79%74点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙42種54個78%66点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙105種162個65%76点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙38種53個72%76点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1537字
 74点
 66点
 76点
 76点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 19種 24個 (種類率79%) 74点
。しかし,あるはず,いるため,いると,そのため,たため,だろう,と思う,ないから,のかも,のため,みると,世界にとって,刺せば,勝てるかも,地域によって,私にとって,聞くと,追い払うため,

■知識語彙 42種 54個 (種類率78%) 66点
一番,世界,伝統,何事,先生,内裏様,前日,北海道,半分,地域,執着,多分,大人,大切,奈良,実家,寝室,幼稚園,恵方,悲劇,愛知,新年,日常,旧暦,東北,洗濯,洗面,温故知新,特別,状態,現在,生活,立春,節分,習慣,自然,行事,貴重,関西,障子,風呂,高知,

■表現語彙 105種 162個 (種類率65%) 76点
あるはず,いるため,お母さん,お雛様,きの,こと,ことわざ,さん,そう,そのため,たため,たち,とき,ところ,なか,のため,びっくり,みんな,よう,ん,イワシ,エピソード,ドキドキ,ヒイラギ,一,一番,上り,世界,今,伝統,何,何事,先生,内裏様,刀,前,前日,匂い,北海道,半分,回,地域,執着,変,外,多分,夜,大人,大切,奈良,妹,始まり,実家,家,寝室,巻,幼稚園,度,恵方,悲劇,愛知,感,感じ,所,新年,日,日常,旧暦,木,東北,機,気,洗濯,洗面,温故知新,湯,特別,状態,現在,生活,的,目,県,私,立春,等,節分,習慣,自然,行事,豆,貴重,赤ちゃん,追い払うため,運,邪,関西,障子,隣,音,頭,風,風呂,高知,鬼,

■経験語彙 38種 53個 (種類率72%) 76点
しれる,せる,ちゃう,てる,と思う,のぞく,まく,もらう,やる,られる,出す,出る,分かる,刺す,勝てる,叫ぶ,始まる,巻く,微笑む,怖がる,感じる,抱き着く,持つ,揺れる,教える,残す,泣く,生える,聞く,覚える,調べる,起こる,追い払う,通う,速める,重なり合う,食べる,飾る,

■総合点 79点

■均衡点 6点
 

温故知新の節分
   小5 あかね(akaneya)  2026年2月1日

「今から食べるから話しかけないでね。」

 節分の日、家族で恵方巻を食べた。節分の日に恵方巻を食べるのは、もう家族のルーティーンになっているように感じる。私が好きなのは、なんといっても、恵方巻を自分で巻いて食べることだ。巻きすでサーモンやマグロ、卵等を包んでからギュッと整えることが、職人感があり、カッコイイからだ。特に、サーモンは妹が好きで、すぐに無くなってしまうため、一番優先して食べている。私は、恵方巻を食べるのは、その年の福を司る神様がいる方向を向いて商売繁盛や無病息災を願うためだと、つい最近知った。月曜日、学校で給食の時間、恵方巻の話になり、友達に、

「恵方巻ってお願い事をしながら食べるじゃん?今年は何を願ったの?」

と聞かれた。もちろんそんなこと知らない私は、

「あ、私金曜日に初めて知ったから、願い事しながら食べたの人生で一回もないよ」

と言い、友達を見てみると、目がまるでビー玉みたいになっていた。

 私は五歳の頃、節分の日に頼れるお父さんが仕事で家にいなく、怯えながら妹と生活していた。お母さんに、

「お母さんがいるから大丈夫だよ~」

と言われたが、心の中では本当にお母さんが頼れるのかが心配だった。そのときの私は、外の木が揺れて少し音がしたり、洗濯機が揺れて家の障子が少し揺れるだけでも妹に抱き着いていたくらいだ。お母さんに速めのお雛様とお内裏様を出してもらい、「鬼が来たらお内裏様が持っている刀で鬼さんを刺せば勝てるかもしれない」と思っていたのを覚えている。その夜、私たちに悲劇が起こった。お風呂上りに洗面所でいい湯だったなあとホッとしていると、隣の寝室から、ミシッと音がしたのだ。多分外に生えている木が風で重なり合い、音が出たのだろう。私は

「イヤーーーーーーーーーーーー!!」

と叫び、妹に抱き着いた。妹も怖がっていた。お母さんが寝室をのぞいて、何もいなかったよと微笑んだが、本当は少し怖かったでしょと思っていた。現在は、節分の日にすこし音がしたって、みんな何事もなかったように生活している。そのため、あのドキドキ感は今は感じないから、意外と貴重だったのかもしれない。

 お母さんに節分エピソードを聞くと、お母さんが大人になって、私を幼稚園に通わせるようになって一回目の節分のときに、幼稚園の前に飾ってあったイワシの頭をヒイラギに刺しているのを見て、とてもびっくりしていたそうだ。私は自然に分かっていたが、私ももしかしたら幼稚園の先生に「ヒイラギはトゲトゲしていて鬼が来なくて、イワシの頭は匂いが臭くて鬼さんが来ないんだよ」と教えられていたのかもしれない。私は、地域によっては、やらないところもあるのかなと思い、調べてみると、イワシの頭をヒイラギに刺す習慣は高知県から始まったため、今も奈良や関西はやっているが、東北や北海道等はやっていない地域もあると出てきた。しかし、お母さんの実家は愛知県のため、生活しているなかで一度は見たことがあるはずだ。お母さんはたまたま少し運が悪かっただけだったんだなと感じた。

 節分は、旧暦で新年の始まりである立春の前日に、邪鬼を追い払うため豆をまいたのが始まりなんだそうだ。温故知新ということわざがあるように、私にとって節分とは、変な音を気にするよりも、ただ恵方巻を食べて豆を巻くだけの、「半分は特別で、半分は日常的な状態」が一番望ましいことが分かった。しかし、世界にとって節分は、

「見てみて、赤ちゃんが鬼を見て泣いちゃってる。可愛いね。」

という感じで、伝統的な行事として執着しているため、残していくことが大切だなと思った。