あえたしさん、今回の作文は、深海魚やウナギの養殖(ようしょく)についての興味深い(きょうみぶかい)話がよく伝わってきました。
まず、深海魚の飼育(しいく)難しい(むずかしい)理由を自分の体験と結びつけて書いているところがとてもよいです。
おじいちゃんとの魚の話が具体的で、魚が死んでしまった原因(げんいん)を考える過程(かてい)丁寧(ていねい)描か(えがか)れていて、文章に説得力があります。
また、ウナギの養殖(ようしょく)難しい(むずかしい)理由を三つに分けてわかりやすく説明している点も素晴らしい(すばらしい)です。
「人智は天に及ば(およば)ず」ということわざを使って、自然のすごさと人間の限界(げんかい)について考えをまとめているのも、とてもよくできています。
文章全体に自分の考えや感想がしっかり入っていて、わかったことがよく書けています。
また、たとえや具体例を使って説明しているので、読み手に伝わりやすい文章になっています。
これからも、自分の体験や調べたことを上手に組み合わせて、わかりやすく伝える力を伸ばし(のばし)てください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
・わかったことがよく書けています
 

森リン評価 人智は天に及ばず ne 02月2週 あえたし
字数/基準字数:
1536字/1000字
思考点:62点
知識点:80点
表現点:78点
経験点:86点
総合点:77点
均衡点:1点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:1点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙14種17個82%62点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙61種94個65%80点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙110種183個60%78点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙45種63個71%86点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1536字
 62点
 80点
 78点
 86点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 14種 17個 (種類率82%) 62点
、なぜ,「きっと,すれば,たから,といえ,と思う,と考える,のかも,みると,今考える,分からざる,及ばざる,苦しいから,起きると,

■知識語彙 61種 94個 (種類率65%) 80点
一緒,不思議,人工,人智,人間,今度,便利,全滅,全部,再現,同士,商業,喧嘩,場所,塩分,塩素,天然,奇跡,宇宙,完全,尻尾,幼生,店員,微細,必要,感心,成功,成熟,技術,日本,有機物,条件,水槽,水深,水温,水質,水面,沢山,注意,海中,海流,深海,激減,特定,理由,環境,生存,生物,産卵,発展,発見,知能,種類,空気,簡単,自体,自然,設置,非常,飼料,養殖,

■表現語彙 110種 183個 (種類率60%) 78点
うなぎ,おじいちゃん,おすすめ,お互い,こと,これ,さん,たち,もの,よう,ウナギ,グッピー,コントロール,サイクル,ニュース,ポンプ,メートル,一,一つ,一緒,三つ,不思議,中,主,二つ,人工,人智,人間,今,今度,他,体,便利,僕,先,全滅,全部,再現,力,化,十,同士,商業,喧嘩,場所,塩分,塩素,外,天,天然,奇跡,宇宙,完全,尻尾,尾びれ,川,年,幼生,店員,形,微細,必要,感心,成功,成熟,技術,数,日,日本,有機物,朝,条件,次,水,水槽,水深,水温,水質,水面,沢山,注意,海中,海流,深海,激減,特定,率,理由,環境,生存,生物,産卵,発展,発見,百,的,目,知能,種類,空気,簡単,自体,自然,設置,量,非常,飼料,養殖,餌,魚,

■経験語彙 45種 63個 (種類率71%) 86点
あげる,かかる,かじる,くれる,しまう,しれる,せる,つっつく,できる,といえ,と思う,と考える,なくなる,られる,れる,与える,今考える,住む,作り出す,使う,分かる,及ぶ,合う,噛み合う,困る,増える,抜く,揃える,整える,死ぬ,泳ぐ,浮かぶ,生まれる,続ける,育つ,行ける,見かける,調べる,起きる,足りる,送り込む,選ぶ,飛び出す,飼う,驚く,

■総合点 77点

■均衡点 1点
 

人智は天に及ばず
   小5 あえたし(aetasi)  2026年2月2日

駿河湾はチョウチンアンコウのような発光生物の宝庫なのだ。ところが、そのことごとくがまだ水族館では飼えないでいる。深海魚が水族館で飼えないのは環境の変化に弱いという理由が大きい。この話を読んで一番驚いたことは、深海魚を水族館は飼うことはとても難しいということです。

昔、おじいちゃんが僕に熱帯魚を買ってくれたことがある。なぜなら、僕が魚にとても興味があると伝えたからだ。おじいちゃんは、鮮やかな蛍光色の菱形の小さな魚と魚が泳ぎやすい円柱型の小さな水槽を選んでくれた。毎日餌をあげていたのに、数週間経たないうちに、家に帰って水槽を見てみると、突然全ての魚が死んでいた。もし一匹だけ死んでしまったとしたら、その魚が病気にかかっていたり、弱かったり、寿命だったりしたかもしれないが、一度に沢山死んでしまうのはおかしいと思い、原因を考えた。もしかして水槽の水を変えた時、水道水をそのまま使っていたのが原因かもしれない。それともペットショップで買ったグッピー用の餌が、その魚たちに合っていなかったからかもしれないと考えた。

そこで、もう一度おじいちゃんが新しい魚を買ってきてくれた。今度は、オレンジのグッピーと背中だけに色が入っている透明な魚を選んでくれた。ペットショップの店員さんは「この魚同士は一緒に飼いやすいよ」とおすすめしてくれたのだ。僕は今度水槽の水は塩素を抜いたり水質にも注意した。ある朝起きると、水槽の外に魚が飛び出して死んでいるのを発見した。おじいちゃんは「きっと水槽の中の空気が足りなくて苦しいから、飛び出したのかもしれない」と、水槽に空気を送り込むポンプをさらに設置してくれた。これでばっちりと思っていたら、次の日、水槽の中で魚たちが喧嘩をしているのを見かけた。魚同士が、お互いの体を噛み合ったり、つっつき合ったりして、尻尾がかじられたり、尾びれが完全になくなったものもいた。グッピーは先に全滅してしまい、もう一種類の魚も喧嘩を続け、まもなく全部の魚が死んで水面に浮かんでいた。

僕は、魚が泳ぎやすい形の水槽を選んだり水質を注意したり魚が住みやすい環境を整えていたのに、なぜ魚が死んでしまうのか分からず困った。今考えてみると、もしかしたら、飼う魚の量が増えたのにあげる餌の量が足りなかったから、餌をめぐって喧嘩をしていたのかもしれないと考えた。

天然うなぎの数が激減しているというニュースを見て驚いたことがある。他の魚のように養殖すればいいのではと思ったが、調べてみると、ウナギの養殖は極めて難しいということが分かった。ウナギの養殖が難しい理由は主に三つある。一つ目はウナギの産卵場所が水深数百メートルの深海で特定の水温・塩分・海流条件が必要なことだ。この自然条件を人工的に完全再現するのが非常に難しい。二つ目は、ウナギの幼生の餌である海中の「マリンスノー」や微細有機物などを人工飼料で完全に再現するのが非常に難しく、幼生の生存率が極めて低くなることだ。三つ目は川で育ったウナギを人工的に成熟させて産卵させるのも簡単ではないことだ。日本では「完全養殖のサイクル」自体は成功しているが、商業化まではまだ数十年もかかると言われている。僕はこんな沢山のうなぎが育つ条件を揃えられる自然環境はすごいなと感心した。自然環境が与えてくれるものは奇跡といえるのではないか。

「人智は天に及ばず」

人間は自然の中から生まれてきて、技術を発展させ便利なものを作り出すことはできたのに、大自然には到底力が及ばないということが分かった。また宇宙に行ける人間の知能を使っても、自然のように他の生物をコントロールすることができないことは不思議だ。