はるまきさん、作文を読んでとても感心しました。
カについての詳しい(くわしい)説明(せつめい)がとてもわかりやすく書けていますね。
「カのメスは(たまご)産む(うむ)ために血液(けつえき)利用(りよう)する」という話は、普段(ふだん)あまり知らないことなので、読んでいて新しい発見がありました。
また、「カを叩かない方がかゆみが少ない」ということに気づいたことや、カの立場に立って考えたことがとてもすばらしいです。
自分の体験(たいけん)や家族の話を入れて、文章に深みが出ているのもよかったです。
特に(とくに)、お母さんの話やお父さんのバリ島での話を聞いて、カに対する気持ちが変わっ(かわっ)ていく様子がよく伝わっ(つたわっ)てきました。
たとえ話や自分の気持ちを素直(すなお)に書いているところも、はるまきさんのやさしい心が感じられます。
最後(さいご)に、「カの気持ちも考えたい」というまとめの言葉が、作文全体のテーマをしっかりとまとめていて、とてもいい終わり方でした。
これからも、いろいろなことに興味(きょうみ)を持って、自分の気持ちを大切にしながら作文を書いてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
説明(せつめい)がわかりやすいです。
前の話聞いた話がよく書けています。
心の中で思ったことがよく書けています。
たとえがうまく使われています。
ですますがよく書けています。
動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています。
 

森リン評価 生きるために血を吸うカ te 02月3週 はるまき
字数/基準字数:
930字/800字
思考点:67点
知識点:52点
表現点:58点
経験点:67点
総合点:65点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:81点
知識点:66点
表現点:73点
経験点:80点
総合点:75点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙16種21個76%67点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙22種23個96%52点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙65種104個63%58点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙32種58個55%67点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
930字
 67点
 52点
 58点
 67点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 16種 21個 (種類率76%) 67点
、どうして,。だから,あるらしい,しよう,すると,だから,だろう,と思う,と考える,も考える,れると,叩かざる,叩こう,心から思う,生きるため,聞くと,

■知識語彙 22種 23個 (種類率96%) 52点
一番,人間,仕方,動物,形相,恐怖,想像,旅行,様子,気分,理解,環境,病気,真夏,簡単,羽音,豹変,途中,部屋,長文,電話,食事,

■表現語彙 65種 104個 (種類率63%) 58点
かぎり,かゆみ,かわいそう,これ,そう,たち,なん,ぶり,もと,よう,わけ,ん,ソファー,ダブル,バリ島,ベット,ホテル,一つ,一番,三,事,人,人間,今,仕方,動物,友だち,命,嫌,嫌がらせ,形相,思い出,恐怖,想像,感じ,数,方,旅行,時,様子,歳,母,気分,気持ち,液,父,理解,環境,生きるため,生き物,病気,真夏,私,簡単,羽音,耳,虫,血,豹変,途中,部屋,長文,電話,食事,魚,

■経験語彙 32種 58個 (種類率55%) 67点
さす,させる,しまう,てる,と思う,と考える,まとわりつく,も考える,やる,られる,れる,出す,分ける,刺す,叩く,吸う,変わる,嫌がる,寝る,心から思う,感じる,持つ,汚れる,泣く,消せる,潰す,生きる,聞く,覚える,読む,飛ぶ,食べる,

■総合点 65点

■均衡点 4点
 

生きるために血を吸うカ
   小4 はるまき(akoruka)  2026年2月3日

    生きるために血を吸うカ

              はるまき

 カのメスは、卵を発達させたり、卵を産む時、水の上に浮かべる卵がばらばらにならないように、卵をくっつけるために、動物の血液を利用する。カの方はじゅうぶんに血を吸うと、血液を溶かす液も出さなくなり、飛びさるので、途中で叩かずに血を分けてやった方がかゆみは少ないのだ。病気のもとがないかぎり、カは、けっして、こわい虫でもなんでもない。恐ろしいのは汚れた環境の方だろう。この長文を読んで、一番そうなんだと思ったのは、カを叩かない方がかゆみが少ないという事だ。カは嫌がらせで血を吸っているわけではないのに、簡単に命を潰してしまう私たちも良くないと考えさせられた。

 私は三歳ぐらいの時、そんな気持ちを持った事がある。真夏、私にカがまとわりついていて、母が人が変わったような形相でカを叩こうとしたのだ。私は、母の豹変ぶりに恐怖を感じたし、カがかわいそうだと思い、泣いてしまった。でも今の私は、かゆいのが嫌で、カを叩いてしまっている。これは、人間が食事をしようとしたら叩かれてしまうというような事である。生きるためだから血を吸うのは仕方がない事なのに、嫌がられて叩かれてしまうカが、とてもかわいそうだと思った。

 父にも、カについての思い出があるらしい。

「友だちとバリ島に旅行に行ったんだけど、ホテルの部屋にダブルベットが一つしかなくて、仕方なくソファーで寝たら、すごい数のカに刺されたんだよ。」

聞くと耳がむずむずするような感じがするカの羽音もしたそうだ。

「それで、『メニメニモスキート!インザルーム!』とホテルの人に電話したのはすごい覚えてるなぁ。」

その時の父の様子を想像すると、なんだか私もカにさされたような気分になってきた。やっぱり、カがかわいそうでも、嫌だなぁと思ってしまう。

 カは、刺されるとかゆくなる、どうしても嫌がられてしまう生き物だ。でも、私たちが生きるために魚や動物を食べるのと同じで、カも生きるために私たちの血を吸っている。だから、嫌だという気持ちは消せなくても、その事は理解して、カの気持ちも考えたいと心から思った。