◆【要約】はOKです。
◆「島の法則」を私たちの日常生活に置き換えてみると、『昔大陸から日本へ渡ってきた象たちのよう』に進化の過程で行きやすいように性格、体格などを調節していると考えました。小規模保育園から小学校へ入学したときには、その人数の多さに動揺してしまったわかさん。やりたい役割が重なった人はライバルになるし、友だちと遊ぶために誘うことが必要になるし、初めは戸惑ったんですね。保育園のころは『太った鼠みたい』だった。島の法則でのんびりと過ごしていたけれど、今ではやせた良く動き回る鼠になったんですね。
◆お母さんから、昔のわかさんは、やりたいことに立候補しても多数決で大体負けていたと聞いたんですね。しかし、今ではみんながやりたい役割を経験できている。しかし、これから先のもっと広い世界を想像して、まだまだだと思うわかさんです。
◆井の中の蛙大海を知らず。『私は蛙のようにちっぽけなことしか知らないということが分かった』。この先に広がる大海が楽しみですね。
<<え2021/50み>>
わかばさんの作文は、「島の法則」という自然の法則を自分の生活にうまく結びつけて考えているところがとてもすばらしいです。
専門的な内容をわかりやすく説明したあと、自分の体験や家族の話を交えているので、文章がとても立体的になっています。
特に、小規模な保育園から大きな小学校へ移った経験を、島から大陸へ移る動物になぞらえているところは、たとえがうまく使われていて、読んでいてイメージがわきやすかったです。
また、母から聞いた昔の自分の話や、現在の自分の成長の様子も書かれていて、わかばさんの変化がよく伝わってきました。
最後にことわざを使って、自分の気持ちやこれからの目標を表現しているのも、とても効果的です。
「井の中の蛙大海を知らず」ということわざがよく書けていますし、わかったことがよく書けているので、作文全体に深みが出ています。
書き出しの自然の話と結びの自分の目標がつながっているので、文章のまとまりも感じられました。
これからも、自分の経験や聞いた話を活かして、わかりやすく伝える力を伸ばしてください。
【項目評価】
・たとえの使い方:よくできている
・前の話・聞いた話の活用:よくできている
・ことわざの活用:よくできている
・わかったことの表現:よくできている
・書き出しと結びのつながり:よくできている
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1440字/1000字
思考点:79点
知識点:67点
表現点:69点
経験点:79点
総合点:77点
均衡点:4点
■思考語彙 21種 32個 (種類率66%) 79点
、きっと,。きっと,。しかし,あるから,いるため,しまう場合,すると,せざる,そのため,たため,たらしい,だろう,といえ,と思う,に思う,のぼるらしい,みると,比べると,知らざる,誘えば,買わざる,
■知識語彙 43種 57個 (種類率75%) 67点
世界,予約,人口,人数,体験,保育園,先生,入学,動揺,友達,合計,同然,多数決,大体,大勢,大海,大陸,委員,子供,学校,学習,小規模,山荘,幼稚園,当初,当時,役割,役目,必要,意識,所属,担任,日本,時代,時期,比較,満足,発言,積極,立候補,経験,行動,運営,
■表現語彙 91種 155個 (種類率59%) 69点
いるため,こと,ことわざ,これ,ころ,しまう場合,そこ,そのため,それ,たくさん,たため,たち,ちっぽけ,ほか,みたい,みんな,よう,プロジェクト,ライバル,世界,中,中休み,予約,五,井,人,人口,人数,今,他,会,体験,何,保育園,倍,億,先,先生,入学,六,前,動揺,友達,合計,同然,多数決,大体,大勢,大海,大陸,委員,子供,学校,学習,小規模,山荘,島,差,年,幼稚園,当初,当時,役割,役目,必要,意識,所属,担任,日本,昔,時,時代,時期,母,比較,満足,発言,的,私,積極,立候補,経験,色,蛙,行動,象,遊び,運営,関,餌,鼠,
■経験語彙 40種 65個 (種類率62%) 79点
いける,がる,しまう,たつ,できる,といえ,と思う,に思う,のぼる,やる,れる,住む,出会う,分かる,動く,回る,困る,固まる,増える,太る,学ぶ,広げる,引き下がる,思い返す,感じる,慣れる,染む,比べる,生きる,痩せる,知る,移り変わる,聞く,話す,誘う,負ける,買う,遊ぶ,遊べる,選ぶ,
■総合点 77点
■均衡点 4点
まだ見ぬ世界
小5 わかば(akahime)
2026年2月3日
島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。島に隔離された動物にみられるこのような体のサイスの変化の方向性が『島の法則』と呼ばれるものだ。この法則の一つの要因は捕食者であろう。島という環境は、捕食者の少ない環境である。象や鼠はだてに大きかったり小さかったりしているわけではない。しかし、巨大であることや矮小であることは、それなりの代価を支払わねばならぬことである。だからこそ、捕食者のいない環境に置かれると、大きいものは小さく、小さいものは大きくなって、哺乳類として無理のないサイズに戻っていく。この島の法則は、人間にも当てはまりそうだ。
「島の法則」を私たちの日常生活に置き換えてみると、昔大陸から日本へ渡ってきた象たちのように、進化の過程で生きやすいように性格、体格などを調節しているように感じた。私が保育園から小学校に進級したときのことである。私は1学年10人ほどしかいない、小規模保育園に通学していた。しかし、小学校には105人もの人がいて、いきなりのことに私はとても動揺してしまった。その時が、私が小さな島からその何倍もある大陸へ移り変わった時期だったように思う。今まで、10人しかいなかったため、やりたい役目は大体みんなできていた。しかし、これだけの人数に増えたため、やりたい役割が同じになったりすることが多くなる。私の学校は積極的に行動したり、発言したりする人が多い。そのためか、やりたい人が多くても、引き下がる人はほとんどいない。そのため、入学当初、私はほかの子供たちのことを、「友達」ではなく、「ライバル」だと意識してしまっていた。また、少したって学校に慣れたころも、中休みに友達と遊べなくて困っていたと母に聞いた。友達はいたのだが、小規模保育園で、みんなが固まっていて、遊ぶ人を選ぶ必要なかった。しかし、学校では大勢の人がいるため、他の人と遊んでしまう場合があるから、予約が必要になってくる。しかし、当時の私は友達を遊びに誘うということさえも知らなかったらしい。でも、担任の先生から、『先に誘えば良いと思うよ』と言われてからは、中休みに遊ぶことができていたらしい。今思い返してみると、保育園のころは太った鼠みたいだったと思う。何もしなくても、友達(餌)がそこにいて、楽しくいた(生きていけていた)からだ。でも、きっともう痩せた、良く動く回る鼠になったと思う。きっと、慣れていない大陸の色に染まれたのだ。
母に聞いたことだが、昔の私は、何かやりたいことに立候補しても、多数決で大体負けてしまっていたらしい。しかし、今はみんながやりたがる山荘プロジェクトという、役割も経験することができ、運営委員会にも所属している。また、六年と五年の合計200人ほどの前で話す体験もあった。でも、200人も日本の住む人、これから出会う人と比べたら、象とあり同然の差がある。私は幼稚園時代と比べるとたくさんのことを学習してきたが、まだまだである。これから出会い、学ぶことと比較すると、何も知らないといえてしまうだろう。世界の人口は、約80億人にものぼるらしい。それと200人を比較すると本当に少ないと感じる。
井の中の蛙大海を知らずということわざがあるが、私は買わずのようにちっぽけなことしか知らないということが分かった。でも、私はそのちっぽけで満足せずに、たくさんの人と関り世界を広げて、大海を知った蛙になりたいと思った。