文章全体を通して、テーマに対する深い考えがよく伝わってきます

日本とヨーロッパのリンゴの違い(ちがい)をわかりやすく説明し、その背景(はいけい)にある文化や価値(かち)観の違い(ちがい)をしっかりと捉え(とらえ)ています。

自分の経験を交えて、見た目だけで判断してしまうことの問題点を具体的に示しているところがとても良いです。

文房具(ぶんぼうぐ)の例を使うことで、テーマが身近に感じられ、説得力が増しています。

「人は見かけによらぬもの」ということわざを取り入れている点も、文章に深みを与え(あたえ)ています。

また、最後のまとめでは、外見と中身の両方を大切にすることの大切さを自分の言葉でしっかり表現できているのが素晴らしいです。

文章の流れも自然で読みやすく、論理(ろんり)的に話が展開(てんかい)されているため、読み手に伝わりやすい構成になっています。

全体として、自分の考えを具体的な例やことわざを使ってわかりやすく伝えられている点が特に優れ(すぐれ)ています。

項目(こうもく)評価】
内容の充実(じゅうじつ)度:とても良い
具体例の活用:良い
たとえの使い方:-
前の話・聞いた話:-
ことわざの活用:良い
一般(いっぱん)化の主題:良い
書き出しの結び:-

内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1158字/1200字
思考点:97点
知識点:78点
表現点:78点
経験点:91点
総合点:88点
均衡(きんこう)点:2点

 


■思考語彙 28種 31個 (種類率90%) 97点
 例えば,、場合,。しかし,。確か,あるはず,が必ずしも,ことこそ,するため,すれば,たため,だろう,とらわれざる,と思う,のに対し,は言える,みると,よく考える,よらざる,を第,を考える,人間にとって,場合によって,本質によって,知らざる,続ければ,考えるざる,落ちる場合,限らざる,

■知識語彙 59種 95個 (種類率62%) 78点
一番,両方,中身,人間,以降,価値,優先,判断,十分,印象,原因,反射,反省,向上,品質,問題,基準,外見,外観,大切,存在,安心,工夫,左右,店頭,後悔,必要,技術,指摘,文房具,文章,日常,日本,日本人,明治,本当,本来,本質,栽培,流行,流通,生活,生産,用途,発展,筆者,経験,結果,美意識,耐久,背景,自分,行動,贈答,選択,重視,風潮,高級,魅力,

■表現語彙 110種 188個 (種類率59%) 78点
、場合,。確か,あるはず,うち,かけ,きれい,こと,ことわざ,これ,さ,すべて,するため,それ,たため,たび,つや,とき,もの,よう,わけ,インク,シート,デザイン,ヨーロッパ,リンゴ,一,一番,両方,中,中身,人,人々,人間,仕組み,以降,価値,僕,優先,判断,十分,印象,原因,反射,反省,向上,味,品,品質,問題,基準,外見,外観,大切,存在,安心,工夫,左右,店,店頭,形,後悔,心,必要,性,感,技術,指摘,文房具,文章,日常,日本,日本人,明治,本当,本来,本質,栽培,流行,流通,物,生活,生産,用,用途,発展,的,目,筆者,経験,結果,美意識,耐久,背景,自分,色,落ちる場合,行動,袋,見かけ,見た目,話,誰,贈答,違い,選択,重視,風潮,食べ物,高級,魅力,

■経験語彙 48種 72個 (種類率67%) 91点
かすれる,しまう,す,すぎる,つながる,できる,とらわれる,と思う,は言える,ひかれる,ひく,よく考える,よる,られる,れる,わかる,を考える,並べる,使う,向ける,広まる,思い込む,感じる,扱う,持つ,支える,整う,残る,気づく,決まる,決める,生まれる,知る,確かめる,続ける,育つ,育てる,色づく,落ちる,見失う,見直す,読む,買う,述べる,進む,選ぶ,重んじる,限る,

■総合点 88点

■均衡点 2点
 

見た目と本当の価値
   小6 あえさた(aesata)  2026年2月3日

 ヨーロッパでは古くから人々の生活の中でリンゴが育ち、味や用途が重視されてきたのに対し、日本では明治以降に広まり、贈答用や高級品として発展したため、外観を第一とする栽培が進んできた。その結果、袋かけや反射シートなど色づきを良くする技術が生まれたが、味が落ちる場合もあるという。筆者は、見た目を重んじる日本人の美意識や流通の仕組みに原因があるとし、外見ばかりを優先する風潮を見直す必要があると述べている。

 この文章を読んで僕が一番印象に残ったのは、日本人が知らず知らずのうちに見た目を重視しすぎているという指摘である。ヨーロッパではリンゴは日常の食べ物として育てられ、味や用途が大切にされてきたのに対し、日本では明治以降に広まり、贈答用や高級品として扱われてきたという背景の違いがあると知り、とても興味深く感じた。確かに僕もこれまで、店頭にきれいに並べられた赤くつやのあるリンゴほどおいしいのだと思い込んでいた。しかし実際には、袋かけや反射シートなど色づきを良くするための工夫が必ずしも味の向上につながるとは限らず、場合によっては味が落ちることもあると知り、外見だけで価値を判断していた自分に気づかされた。見た目が整っていることは安心感や魅力につながるが、それだけで本当の価値を決めてしまうのは正しいとは言えないのではないかと感じた。

 例えば僕は文房具を選ぶとき、デザインがかっこいいものや流行しているものを優先して買ってしまうことがある。店で見たときはとても魅力的に感じるのだが、実際に使ってみると、持ちにくかったり、インクがかすれやすかったりして後悔することも少なくない。そのたびに、見た目にひかれて使いやすさや耐久性を十分に確かめなかった自分を反省する。この経験から、外見に左右されて中身をよく考えずに選ぶことの問題に気づいた。リンゴの話も同じで、色や形の美しさだけでなく、本来の価値である味や品質、生産の工夫に目を向けることが大切なのだ。

 人間にとって物の価値とは、ただ見た目の美しさだけで決まるものではなく、その中身や本質によって支えられている存在なのではないだろうか。人は美しいものに心をひかれるが、外見だけを基準に選び続ければ、本当に大切なものを見失ってしまうことがあるはずだ。「人は見かけによらぬもの」ということわざがあるように、本当の価値は外見だけではわからないことも多い。すべてを外見より中身にすればよいというわけではないが、見た目と同じくらい本来の価値にも目を向けることは誰にでもできる。外見と中身の両方を大切にしながら判断していくことこそが、人間にとってよりよい選択につながるのだと思う。僕もこれからは、見た目だけにとらわれず、本当の価値を考えながら行動していきたい。