早起きの挑戦
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年月日
「やっぱり起きられないよ。」
と私はつぶやきました。私は朝がとても苦手です。目はしっかり開いているのに頭の中がなかなかはたらかず、体も重たく感じます。声をかけられても反応が遅く、自分でも何を考えているのかよく分からないことがあります。まるで頭の中に白い霧がかかっているようで、考えようとしても思考がゆっくりしか進みません。布団から出ることはできても、そのあともしばらくは何をするにも時間がかかってしまいます。朝の私は、昼や夕方の元気な自分とは別人のようです。特に寒い朝は、布団がいつもより何倍も温かく感じて、外に出るのがとてもつらくなります。布団の中にいると安心してしまい、なかなか抜け出せません。
つい最近までは、あと五分だけと思いながらぎりぎりまで寝る習慣がありました。その五分がいつの間にか十分、さらに十分と増えてしまうこともありました。ある朝、何気なく時計を見たら出発の時間がせまっていて、遅刻しそうになったことがあります。その瞬間、一気に目が覚めて心臓がどきどきしました。頭の中が急に忙しくなり、どうしようとあせりました。そのとき私はどうしてもっと早く起きなかったんだろうと強く後悔しました。この経験がきっかけで、私は朝の過ごし方を見直そうと思いました。そして最近では朝五時半に起きるようにしています。前の夜に目覚まし時計をセットして、明日は早く起きると自分に言い聞かせてから眠ります。目覚ましが鳴ったときは辛いですが、がんばって起きられた日は、少し得をしたような気分になります。朝の時間に余裕ができると、心にも少し余裕が生まれる気がします。しかし、毎日うまくいくわけではありません。たまに失敗して目覚ましアラームに気づかないこともあります。そんなときは、お母さんに起こしてもらいます。
私はお母さんに、子供のころきちんと朝起きることができたかどうか聞いてみました。すると、お母さんは
「子供のときも、ほとんどちゃんと起きてたよ。」
と自慢げに答えてくれました。目が覚めると同時に体が動いて、朝の準備も普通にできたという話を聞いて、私はとても驚きました。私は何度呼ばれてもなかなか起きられないので、すごいなと思うと同時にとてもうらやましかったです。人によって得意なことと苦手なことがあるのだということにも気づきました。
私はまだ朝が得意ではありません。でも早起きを意識するようになってから、少しずつ変わってきた気がします。前よりも目覚ましで起きられる日が増えました。朝の時間に余裕があると、気持ちも落ち着きます。あせらずに準備ができると、その日一日がうまくいきそうな気がします。これからも、きっと失敗する日があると思いますが、少しずつでも続けていけばいつかすっきり起きられるようになる日が来るかもしれません。そこで私は、これから朝起きたらすぐにカーテンを開けて、太陽の光をあびることを試してみたいと思っています。光をあびると、頭の中の白い霧が少しずつ晴れていくかもしれないと思ったからです。また、布団の中で深呼吸をしてからゆっくり体を起こすこともしてみたいです。いきなり動くのではなく自分のペースで目を覚ましていけたら、朝をもっと気持ちよく始められるのではないかと思います。朝のぼんやりとした頭に負けず、自分なりのペースでがんばっていきたいです。これからも早起きをする努力を続けようと私は心の中で強く思いました。そして私は今、早起きではなくまた二度起きをしてしまったところです。