島の法則とガラパゴス化
小5 あえたし(aetasi)
2026年2月4日
島に住む動物と大陸に住む動物とでは、体の大きさが違う。島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。島に隔離された動物に見られるこのような体のサイズの変化の方向性が「島の法則」と呼ばれる。島の法則の一つの要因は捕食者の少ない環境と考えられる。そして大きいものは小さく、小さいものは大きくなり哺乳類として無理のないサイズに戻っていくことも、島の法則の一つの解釈とされる。さらに島の法則は人間にも当てはまりそうだ。
ぼくがこの話で一番印象に残ったことは、島の法則は人間にも当てはまることだ。ぼくは、夏休みの時キャンプに行く。行くキャンプの種類はさまざまで、時には大きなキャンプに行くし、時には小さいキャンプにも行く。ぼくは、この二つの違いに島の法則を発見した。大きなキャンプの時、ぼくはみんなと竹を切って流しそうめん、つまり大作を作った。しかし、沢山の人が参加したので、一人がやれることは、ハンマーで一回打つぐらいで、一人がやれる事は、少なく、もっと作りたかったと思った。一方小さいキャンプの時、ぼくは、みんなとすごい大作を作ったり大きなイベントはなかったけれど、一人ひとりが集中して、自分の作品を作った。木の馬や鳥、竹のかごなど様々だ。一つの作品を一人で完成させるので、一人でたくさんやれた。このように、大陸のように人数が多いキャンプは、偉人のような大作は出てくるが、一人がやれる事は少ない。島のような小さいキャンプは、一人がやれる事は多いから、みんなが成長できるのではないか。
島の法則は人間を含む生き物の身体の進化だけではなく、思考や生活様式にもあてはまると読んだことがある。お母さんは「日本の昔の携帯電話を「ガラケー」と呼ぶと教えてくれた。ダーウィンの進化論で有名なガラパゴス諸島のように独自の進化をして、外の世界と全く違う形に発展したから、ガラパゴス携帯、略してガラケーというのだ。日本では便利だけど、他の国では使えない機能も多いから、不便だね」と海外旅行で日本の携帯電話が使えず困った話をしてくれた。さらに調べてみると、日本のガラパゴス化の例はたくさんあることが分かった。例えば、日本のランドセルなどだ。ぼくが通う台湾の学校ではそれぞれ好きなかばんを使うので、同じ形のランドセルは存在しない。なぜ日本ではランドセルというかばんが普及したのか考えた。もしかして、日本では毎日たくさんの教科書を持ち帰らなければならないから、丈夫の形になったかもしれない。それに日本は歩いて登校するから、軽くて背負いやすく改良されていったのではないか。
台湾ではガラパゴスがあるか考えてみると、路上の屋台が思い浮かんだ。台湾では、普通の道端に小さな食べ物屋が店を広げて、道のわきのテーブルで食べているお客さんがいる。ぼくは台湾で屋台が多い原因は、台湾人は効率的に食べたいからだと考えた。屋台は、他の国では道端で食べることは不潔と思われるから一般的ではなく、早く安く食べることを優先する台湾独自の文化だと考えた。ぼくはガラパゴス化は文化のあらわれであり、視野が狭くなり外の世界が見えなくならないかぎり、止める必要はないと分かった。ガラパゴス化は島の法則と同じで、環境に一番適した進化をした結果だからだ。