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島に住む動物と大陸に住む動物とでは、体の大きさが違う。島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。このような体のサイズの変化の方向性が「島の法則」と呼ばれるものだ。日本という島国では、エリートのスケールは小さくなり、ずばぬけた巨人とよびうる人物は出て来にくい。逆に小さい方、つまり庶民のスケールは大きくなり、知的レベルはきわめて高い。大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる島の法則は人間にも当てはまりそうだ。

ぼくは学校では、だれよりも鉄棒ができる。でも別の小学校の〇〇〇〇ちゃんという人がいた。その人は、とても鉄棒がうまかった。ぼくの鉄棒の得意技は、連続さか上がりだ。この技はほとんどの人ができない。でも〇〇ちゃんはできた。だからぼくはその〇〇ちゃんのことがすげえなと思った。しかもその人はぼくのできないちょうすご技ができる。それでぼくは分かった。上には上がいるんだと。

もう一つは、ティーボールのことだ。ぼくはティーボールがとくいだ。なぜなら、ぼくはノーバンで学校のこうていのはしから四十メートルぐらいもボールをぶっとばした。それでぼくはホームランを打った。ぼくはそのときその場にいた〇〇くんという人に、

「お前やるじゃん。」

と言われた。ぼくはそれを聞いて

「これくらい当たり前だよ。」

と言った。ティーボールでは他の友達よりも上手だけど、本当の野球では一番下だ。ぼくはとても悲しく思った。野球チームのメンバーはぼくよりもバッティングが上手だ。ぼくもバッティングには自信があるが、野球を始めたとき自信はなくなりくやしい気持ちが強かった。でも今はくやしい気持ちより追いつきたいという気持ちが強い。このくやしい気持ちが原動力となり、ぼくは毎日ではないが素振りをがんばっている。

お母さんに聞いたら、

「中学校では一番成績がよかったけど、高校に入ると一番は取れなかったよ。自分よりもすごい人がたくさんいたんだよ。」

と言っていた。それを聞いてぼくの話しと似ているからぼくはお母さんの気持ちがよく分かる。お母さんは、まるでぼくみたいだ。

井の中の蛙大海を知らずということわざがあるように自分にしかできないと思っても他にもすごい人がいることを知ったので、自分が一番すごいということを簡単に言ってはいけないということが分かった。