努力の気持ち

    ()  年月日

パンッ

「う~ん、上手くいかない」

「羽をはなすタイミングが早いんだよ。」

私は、インディアカというスポーツをしています。

「バレーボールと似ているの?」 

と聞かれることがあります。たしかに見ているほうは、少し似ていると思うかもしれませんが、本当は、あまり似ていないスポーツなのです。一番の違いは、ボールか羽かという点です。バレーボールは、大きなボールを使いますが、インディアカは、羽といって、形は、バトミントンのシャトルを大きくしたような形で、打つところは、スポンジ性で、やわらかくなっています。私は、その羽をどうにかネットを越そうと頑張っているのですが、なかなか上手くいきません。

「もう四年生なのに…」

そんな悔しい気持ちが体いっぱいに感じてきます。

「諦めるわけにはいかない。」

そう心で決心しました。それから、毎週日曜日、サーブの練習が始まりました。いつもなら遊んでいるアップの時間もサーブ練習をし、ベテランのおじさんに教えてもらいました。体重移動や羽をはなすタイミング、勢いのつけ方をしっかり考え、意識しました。そして、三月一日日曜日ついに、エンドラインぎりぎりから大きな放物線を描くように羽が入っていきました。

「やった~」

その時は、まるで初めて空を飛べた時のような達成感でした。なので、練習してよかったと思いました。

 私は、いとこの雪乃ちゃんに初めてできるようになったことの話を聞いてみました。雪乃ちゃんは、最近そくてんができるようになったそうで、嬉しかったといっていました。先生の話をしっかり聞いて、手、手、足、足の順番で、勢いをつけてやってみたところできたといっていました。話をしっかり聞いて理解したからこそできたんだなと思ったし諦めずに最後まで頑張っていてすごいとも思いました。

 私は、最後まで諦めずに「がんばろう。」という気持ちができるというアシストにつながるのだと心の中で思いました。だから、私も最後まで諦めずに頑張ろうと思いました。

バシッ

「入った~」

できなかった頃の時とは違う音と声が体育館にひびきわたりました。