わたしが生まれたとき

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 私が生まれた日はとてもいい天気で葉っぱが日の光を受けてキラキラしていました。私は多摩病院で5月19日に生まれました。私のお兄ちゃんは緊急手術で生まれたので、私は予定帝王切開で生まれることになっていました。5月18日の朝、お兄ちゃんをいつも通り保育園に送り、お友達のお母さんに「これから入院して赤ちゃん産んでくるね」と挨拶をしました。そしたらお母さんが「いってらっしゃい、がんばってね」と応援してくれました。病院に大荷物だったので、パパに車で送ってもらいました。大荷物の中には私が生まれて1番好きだった抱き枕が入っていました。その抱き枕は今でも気にいっています。

 病室は個室を選びゆっくりできてとっても快適でした。最後の診察の時、椅子から降りるタイミングでお医者さんの頭をかかとで蹴ってしまいました。お母さんは「先生ごめんなさい」と必死で謝ったそうです。私を産んだ時、泣き声が聞こえて、ほっとしたそうです。どうしてかというと、お兄ちゃんの時は声が聞こえなかったからです。なので私が泣いたのはママに早く会いたかったんだなと心の中で思いました。ママやパパが「わー女の子でうれしい。元気よく泣いていてかわいい」と喜び泣きました。どうしてかというといとこやお兄ちゃんは全員男だからです。そしてお母さんが「女の子の赤ちゃんってこんな顔してるんだ。お兄ちゃんとは違って優しい顔だな」とつぶやいていました。

 私が生まれて10ヵ月経つと頭を支点にし、腰とお尻を持ち上げて仰向けのまま足でキックを繰り返して歩いていたそうです。なので私ははいはいをしたことがありませんでした。お母さんははいはいをしないでとても心配していました。そしてある日、思い切ってお兄ちゃんの友達のお母さんの小児科の先生に聞いてみると「全然大丈夫よ。そういう人いっぱいいるから」と教えてくれて、お母さんはほっとしました。そしてお母さんの悩み事は解決してよかったです。私でもはいはいしていないのはびっくりなので、お母さんの勇気はすごいなぁとびっくりしました。

 今ではちゃんとまっすぐ歩けるようになりましたが、昔の自分はどのようなものを見てできるようになったのか、自分でもわかりませんでした。