タイムワープしてきた雛人形
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年月日
おばあちゃんが、押し入れから段ボール箱を出しました。私は毎年、おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に、雛人形を飾ります。今年は新しいメガネを買いに行っていたので、全部は出していませんでしたが、少しは手伝いました。保育園で作った雌雛と雄雛だけの小さなひな壇や、ひな祭りに関係あるお菓子なども、並べます。また、並べてからは、ひな壇の横に立って、去年よりどれほど背が伸びたかも写真に残します。私はもう、雌雛と雄雛が飾られる壇のところに頭を少し出しているので、いつかは顔が全部出てほしいなと思いました。
今年は、全部で15体なる中で、自分が知っている中での3体目の顔がとれました。前までに五人囃子と三人官女が一人ずつとれていました。そして今年は、雄雛がとれました。私はもう慣れていますが、はじめての人は、とてもびっくりするだろうなと思いました。特に、段ボールから出すときは、頭だけを持つ人が多いと思うので、その時にスポンととれやすいなと思いました。雛人形が大きくなって、その時に首がとれてしまったら、殺人現場みたいでと夜、寝れないぐらいとてもホラーで夜だと思いました。
お母さんが子供の頃も、雄雛の顔がとれたみたいで、おばあちゃんとお母さんが悲鳴を上げたぐらい、ホラーだったそうです。お母さんが生まれたときに買ってもらって、上等だったみたいですが、小学生ぐらいで雄雛の顔がとれたと言っていました。上等でも、何年かたつと、顔がとれるようになるんだなと思いました。他にも、お母さんはアニメで、子どもが大きくなって雛人形を出さなくなると、お雛様が出てくるというお話を見て、少しでもいいから出すように頼んだと聞きました。雛人形には、思ったよりホラーなエピソードがあるんだなと思いました。
ひな壇を出した時、まるで昔の貴族が現在にタイムワープしてきたみたいだなと思いました。雛人形の顔が取れたり、弟たちは雄雛や左大臣などの、剣でチャンバラをするので、ひな壇を出すときは、は合戦場のように大騒ぎだと思いました。段ボール箱を開けてみると、雛人形が行儀よく並んでいました。