島に住む動物と大陸
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島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。島に隔離された動物に見られる、このような体のサイズの変化の方向性が「島の法則」と呼ばれるのものだ。
巨大であることや矮小であることは、それなりの代価を支払わねばならぬことである。
ゾウの巨大さは畏敬の念を引き起こすものだ。しかし像にしてみれば、大きいからみんなハッピー、というものでもなく、できれば「ふつうの動物」に戻りたいのであろう。
動物に無理のない体のサイズがあるように、思想も人類に似合いのサイズがあるのではないか。
私のクラスはバスケが上手いと思っていたのだが……?
ある日、私の6組と相手の3組が体育のバスケで対決することになった。私から見て、何人もバスケ経験者がクラスにいたため友達同士の戦いを観戦するたびに、
「強いよね、6組!絶対3組に勝てるよ!」
と口にしていた。ところがどっこい3組の方が上だった。まさにこれは「井の中の蛙大海を知らず」だろう。
どういうことか? と思うかもしれないが、3組は早くて正確なパスに、背が高い人が多くてダンクシュートだってあった。6組は井の中の蛙だった……では済まされない。10点差をつけられていたところから、バスケを習っている猛者たちが本気を出して逆転勝利したのだ。
母は学校の中ではテニス部で、一番手のペアだったが、大会に出るともっとたくさんの強い相手がいるのをわかっていたから、より丹念に練習したそうだ。母は自分が「井の中の蛙」だとわかっていたからこそよりテニスが上手くなれたのだ。
井の中の蛙大海を知らず は悪い面や良い面も持っているのだ。やはり他のクラスや人を知っておくことは大事だと私は思った。知らなければ、自分が虚しくなるだろう。今度からは人のことをよく知っておきたい。