継続は力なり

    ()  年月日

 小学校とはまるで違う雰囲気の教室。僕は英検を日大日吉高等学校まで受験しにきていた。

初めて入る高校は、小学校とは何もかも違って胸がドキドキしていた。

広いグラウンド、大きい昇降口、教室の中も見回してみると、わからない漢字や、7時間目まである時間割、座ると足が床につかない高い椅子。

教室の中に小学生は僕一人、ほとんどが中学生のような気がして、さらに緊張した。

僕は初めて面接を受ける。英検3級からは、面接に合格しないといけないのだ。

僕の名前が呼ばれた。待っていた教室とは別の教室に行って、ノックをする。

外国の女の先生が面接官だった。今となってはもう何を聞かれたのかはうっすらとしか覚えていない。ただ、とにかく緊張した。

やっと終わった。お母さんが笑顔で迎えてくれた。

今思い出すと、まるで修行のような日々だった。英検三級の一次試験の勉強は毎日ライティング、毎日音読をし、二次試験も毎週面接の特訓して、何を聞かれても答えられるようにシュミレーションした。

でもそのおかげで、3級に無事一発合格できた。

お父さんにも初めてできたことを聞いてみた。小学校六年生の時に初めてサッカークラブに入り、初めてキャプテンになったそうだ。毎日ボールと一緒に寝て、毎日リフティングの練習をしたそうだ。他の仲間たちは低学年からサッカーをやっていたにも関わらず、六年生から入ってキャプテンとは、相当な努力をしたんだろうなって思った。

僕はいま、受験勉強に専念しているから英語はほとんどやっていない。だから忘れてしまっている。何事も毎日続けないとダメなんだろうなと思う。

そう思いながら僕は机の上の鉛筆を握りしめた。