人間同士の触れ合いと感性
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順序から言うならば、常設の店ができる前は商売は全て路上で行われていた。道は人や馬の行き来のためだけにあるのではなく、様々な生活のための公共スペースだった。スーダンでの煙草の売り方は日本とは違う。ある日、煙草屋から一箱買おうとした。一度にたくさん売れば、煙草屋も喜ぶと思ったが、それは浅ましい考えだった。つまり、一度に二十本も買うと一服を楽しみにしている誰かの分が足りなくなるのである。私達は今まで以上にコミュニケーションを重視して生きていくべきなのではないだろうか。
そのためには第一に人との触れ合いの場を大切にしていくべきだと考える。私は今あるオンライン塾に通っている。そこでは、ただ先生とやりとりをするだけでなく、他の塾生とネット上で会話できるツールがある。そこで他の塾生と触れ合う中で、新たな勉強法を見出したり、お互いに影響を受けることができる。またリアルタイムで学習の進度がわかるため、自分の学習のモチベが上がったりなどする。ネットでただ勉強動画を見ているだけの時よりも、はるかに大きなメリットがある。これは直接他の人と関わっていることから得られるモノなのではないか。また、人と触れ合う機会がへり寂しさを感じる場面もある。私の家の最寄り駅周辺に、小さな地中海料理屋がある。このお店の料理はとても美味しく、私はこのお店をかなり気に入っていた。また、ここのお店では店の人と話すのも楽しく、それも一つのいく理由になっていた。最近、受験が終わり合格記念ということで、久しぶりにその店に行ってみた。すると、そのお店の机にはメニューの冊子はなく代わりにiPadのような機械が置かれていた。これを使ってメニューを注文するのである。そのため、お店の人と接するのは料理を運んでくる時と、会計をするときくらいであった。私はこれを少し寂しく感じた。このように、人間同士でコミュニケーションをすることで、ちょっとした安心感を得られるのかもしれない。
第二の方法は、人間自身の感情や感性を大切にして生きていくことだ。今の人々にとって、電子機器というものは生活に欠かせないものである。しかし、そこに依存しすぎて、人とのコミュニケーションを怠ったり、人間としての感情が消えつつあるようにも思える。様々な電子機械を世に送り出して技術の革命を起こした、かのスティーブ・ジョブズは、自分の子供には自分の作り出したものをあまり触らせなかったそうだ。iPadなどを使うのを制限し、自分の子供の人間としての感性や直感を大切にしていたそうだ。ここから、スティーブ・ジョブズは機械に頼りすぎると人間味が失われることを、わかっていたのだと私は思う。そして、機械に頼らずに人間性を磨くことで、それに依存することの無くとも生きていけるようにすべきだとも感じた。
確かに、機械を使い全てを回していくことの方が世の中とは効率的に周り、安定した社会ができるのかもしれない。しかし、そこには人間味などはなく、ただ「いるだけ」のようになってしまう。それでは本当に良い社会と言えるのだろうか。私はそのような社会ではとても寂しく感じる。ここから、私は人間社会の根底にある、人間同士のコミュニケーションを重視すべきだと思う。「私たちの人生は私たちが費やした分だけの価値がある」という言葉があるように、人間同士が触れ合い、感性を磨くことにより、人間社会はより豊かになるのでは無いだろうか。