面白いハエと人間

    ()  年月日

  ヒトとイエバエの対比を少し進めてみると、寿命はヒトの平均を六十五年とすれば、イエバエはわずか二週間だ。この間で卵・幼虫・さなぎ・成虫が終わってしまう。薬品に対して、抵抗性のある個体がいたとする。他の個体には抵抗性がないと、薬品にであった場合、死んでしまうだろう。また、ハエとヒトの運動性を比べるとどうだろう。ハエは、相当の速さで飛んできてそのままスピードを変えずに、ピタリと壁に止まる。もしこれがヒトだったら全力疾走してきたヒトが、壁の前でも速度をゆるめず止まることになる。私がこのお話を読んで一番心に残ったところはハエは、飛ぶ速さを変えずに壁に止まる、ということだ。

 思い出もある。牧場に行った時の話だ。牛や馬の周りにハエがたくさん群がっていた。なんでだろう、とも思った。調べてみるとハエは動物の死がいやふんなどの周りに卵を生むそうだ。そして幼虫はふんなどを食べるのだ。なので多分、ハエたちは卵を生むために集まってきたんだと思う。まるでハエは一生走り続ける選手のようだ。

 お父さんから聞いた話だと昔、私のおばあちゃんの家にハエを取るためのものが天井に吊るされていたそうだ。最近は見かけないから昔はたくさんハエがいたんだな、と思った

 私はこの長文を読んでハエが害虫か害虫ではないかわからなくなるな、と思った。ハエは家の中にいるし、ヒトにだって迷惑をかける。ヒトは害虫だと思っているかもしれないけど、ハエは不要物だって食べてくれる清掃屋さんだからハエのいいところだってあるからだ。