みきひささん、作文を読んでとても感心しました。
まず、ヒトとイエバエの違い(ちがい)を四つに分けてわかりやすく説明(せつめい)しているところが素晴らしい(すばらしい)です。
数字や具体(てき)(れい)を使っているので、読んでいる人にしっかり伝わり(つたわり)ますね。
また、ハエとカの違い(ちがい)を調べて、自分の考えも加え(くわえ)ているところがとてもよくできています。
同じ(そう)翅目の生き物でも違い(ちがい)があることに気づき、理由まで考えているのは立派(りっぱ)です。
さらに、家のヌマエビの様子を観察(かんさつ)して、「まるでバックを前に持っている人みたい」とたとえを使って表現(ひょうげん)しているのがとても上手です。
たとえがうまく使われていて、絵が浮かん(うかん)でくるようでした。
お母さんやお父さんに話を聞いて、家族の話も入れているので、文章に深みが出ています。
前の話や聞いた話がよく書けていて、みきひささんが本当に生き物のことを大切に思っている気持ちが伝わっ(つたわっ)てきました。
最後(さいご)に、「(あさ)の中の蓬」のことわざを使って、自然(しぜん)環境(かんきょう)の大切さを考えているところも素敵(すてき)です。
これからも、みきひささんの観察(かんさつ)力や考える力を大切にして、たくさんのことを書いてみてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
内容(ないよう)のまとまり:よくまとまっていてわかりやすいです。
・具体(れい)の使い方:数字や身近な生き物の話がよく使われています。
・たとえ表現(ひょうげん):たとえがうまく使われています。
・前の話や聞いた話:前の話や聞いた話がよく書けています。
・ですます調の使い方:説明(せつめい)描写(びょうしゃ)がしっかりできています。
・心の中の思い:自分の考えや思いがよく書けています。
・動作や情景(じょうけい)結び(むすび):動作や情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています。
 

森リン評価 豊かな自然_清書 te 03月4週 みきひさ
字数/基準字数:
1718字/800字
思考点:74点
知識点:61点
表現点:62点
経験点:60点
総合点:68点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙19種24個79%74点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙34種45個76%61点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙74種114個65%62点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙27種45個60%60点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1718字
 74点
 61点
 62点
 60点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 19種 24個 (種類率79%) 74点
。しかし,。だからこそ,。つまり,。一方,。多分,あるから,あれば,いるから,たいから,だろう,できるかも,と思う,ないかも,ないと,ないので,人間にとって,残すため,育てれば,起こると,

■知識語彙 34種 45個 (種類率76%) 61点
一生,世界,人間,今日,仲間,利点,危険,台風,回避,場所,多様,大切,子孫,安心,必要,意味,成長,戦略,方向,梅雨,欠点,水嵩,水槽,環境,生存,産卵,移動,管理,絶対,自然,行為,見事,進化,遺伝,

■表現語彙 74種 114個 (種類率65%) 62点
こと,そう,それぞれ,とき,みんな,よう,一つ,一生,世界,中,二つ,人間,今日,仲間,僕,利点,危険,卵,台風,命,命がけ,回避,場所,多様,大切,子孫,安心,岩,川,幸せ,必要,性,意味,成長,戦略,方,方向,替え,期,梅雨,欠点,残すため,母,水,水嵩,水槽,沼,海,父,環境,生き方,生き物,生存,産卵,的,目,真っ直ぐ,移動,管理,絶対,自然,蓬,行為,見事,諺,身,近く,進化,違い,遺伝,間,頃,頭,麻,

■経験語彙 27種 45個 (種類率60%) 60点
しがみつく,しまう,しれる,できる,と思う,られる,れる,住む,増す,増やす,帰る,整える,曲がる,残す,流す,生まれる,産む,産める,示す,置く,聞く,育つ,育てる,起こる,過ごす,隠れる,飼う,

■総合点 68点

■均衡点 4点
 

豊かな自然_清書
   小4 みきひさ(mikimiki)  2026年3月4日

 ヒトとイエバエの相違点は、主に四つある。一つ目は、言うまでもなく大きさだ。二つ目は、寿命だ。ヒトを平均六十五年とすれば、イエバエはわずか二週間である。三つ目は、産んだ子供の数だ。日本人の平均的子供の数は、二・二人、すなわち、二人か三人であるのに対し、ハエは二百~三百の卵を産む。この寿命と子供の数で考えると、イエバエは一年間に、ものすごい数に増えることになる。ハエは、短い期間で大量の卵を産む。また、ハエの一生は短いので、この間に抵抗性がないものが死に絶え、抵抗性のあるものが生き残る。つまり、ハエは、短期間で、仲間の性質を全て変えてしまうことができるのだ。四つ目は、ハエは、助走も加速もせず、ある場所に自由にとまり、自由に飛びだすことができる。この話を読んで、僕が一番驚いたのは、ハエは短期間で大量に増えるということだ。なぜなら、人間は二人しか産まなく、全然増えないからだ。

 僕は、ハエとカを対比することを考えた。なぜかというと、僕が読んだ話では、ハエとヒトを対比していて、全然違う種類の生物を比較していたからだ。ハエとカは同じ双翅目に属する。双翅目の最大の特徴は、前翅が一対しかないことだ。また、後翅が平均棍というバランスを取るための棒状の器官に変化している点だ。僕は、卵を産むところもハエとカの共通点だと思った。一方、同じ双翅目に属するハエとカには、相違点もある。一つ目は、吸血の有無だ。カは、針のような口をしていて、他の生物の血を吸い、卵への栄養にする。二つ目は、食性の違いだ。食べ物が違う理由は、全て同じだったら、食べ物がなくなってしまうからだと思った。もし、食べ物がなくなると、子孫が残せなくなるだろう。

 僕の家にはヤマトヌマエビとミナミヌマエビがいる。最近、水替えをしてから、ヌマエビが卵を持っていることが増えた。よく観察してみると、二十個くらい腹肢に白色または黒色の卵を持っていることが分かった。この様子は、まるで、バックを前に持っている人みたいだと思った。僕は、

「産むのが大変そうだねー。」

と、副飼育係の母に話しかけた。僕には、ヌマエビが楽しく暮らせるように努力していることが二つある。一つ目は、仲間を増やすことだ。二つ目は、水替えをすることだ。多分、僕と母が管理しているから、ヌマエビは安心して卵を産めるのだろう。

 父にもヌマエビについて聞いてみた。ヌマエビは、頭が良く、その生存戦略は見事だ。ヤマトヌマエビは、川に流され、海の近くへ行き、そこで成長する。一方、ミナミヌマエビは、沼や川の生まれた場所で一生を過ごす。それぞれのヌマエビの生き方には、利点と欠点がある。ヤマトヌマエビの利点は、遺伝的多様性が高いことだ。しかし、欠点は、台風などが起こると、海まで流され、帰って来られないかもしれないことだ。一方、ミナミヌマエビは、大移動しないので、遺伝的多様性が低くなるが、台風が起こっても隠れることができる。もし、僕がヌマエビだったら、絶対ミナミヌマエビの方向へ進化したに違いないと思った。なぜなら、ヤマトヌマエビの産卵期はちょうど梅雨の頃であり、海まで流されてしまう危険性があるからだ。しかし、梅雨でないと水嵩が増さないので、ヤマトヌマエビは海まで流されないかもしれない。また、海に流されそうになったときには、岩にしがみつくことで、流されることを回避できるかもしれない。もし、そうであれば、ヤマトヌマエビの方へ進化したとしても悪くないかもしれない。

 人間にとって、産むということは、子孫を残すための行為である。産むのは命がけである。だからこそ、生き物が卵を安心して産めるような環境が必要である。「麻の中の蓬」という諺がある。この諺は、曲がりやすい蓬も、真っ直ぐな麻の間に育てれば真っ直ぐ育つことを意味している。つまり、良い環境に飼っている生き物の身を置くことは大切だと示しているのだ。これから、僕は、世界の自然環境を整えたい。なぜなら、世界に住んでいる生き物みんなを幸せにしたいからだ。

今日も僕の水槽で新しい命が生まれている。