自分が満足して暮らすためには
中2 あかさほ(akasaho)
2026年3月4日
妖怪もののけがつくと、我々はその「もの」をむしょうに捨てたくなる。人類は生活の主たる様態を、「拾う」ことから「捨てる」ことへ、大きく転換させつつある。人類は産業革命を経て大量生産時代を迎え、妖怪もったいが駆り出されるようになった。妖怪もったいのおかげで流通経済は円滑に機能し、生活は潤い、我々は満足しているのだ。
私はもっとものを大切にするべきだと考える。 これは「わらしべ長者」という昔話のテーマになっている。貧しい男が京の清水寺の観音様に「金持ちになりたい」と願うと、「帰る道で最初に手にしたものを大切に持ちなさい」とお告げを受けた。男は転んで一本の藁を掴み、お告げの通り大事に持ちながら歩き続けた。その先でうるさく飛ぶアブを藁に結びつけた。それを見た子供が欲しがったためアブを渡し、代わりにミカンをもらった。歩いていると喉が渇いて困っていた旅人に出会い、ミカンを渡した。お礼に絹の布をもらった。今度は馬の世話ができない若者から布と馬を交換した。さらにその馬を欲しがった屋敷の主人から、馬と引き換えに家と土地を譲り受け、裕福になった。このような出来事は現実世界では起きないだろう。しかし、物を大切にしていると良いことがあると言うのは現実世界でも同じなのではないだろうか。このように、私は物を大切にするべきだと考えた。これからは、まだ使える物を持っているのに新しいものをどんどん買わないようにしようと考えた。
しかし、古いものを捨て新しいものに置き換えることも大切だ。洗濯機や冷蔵庫などの家電の性能が近年どんどん良くなっている。便利になっているが値段も上がっているため、頻繁に買え変えることはできない。しかし、買え変えることのメリットもたくさんある。まず、節電できるようになるということだ。最近開発された家電は節電の性能が良いものばかりなので、現在使っているものよりもはるかに電気代は安くなる。また、できることが増えている。昨年の大晦日に洗濯機が壊れた。翌年の1月3日に電気屋に見にいき、購入した。私の家に昨年まであった洗濯機は、毎回洗剤を自分で測らなければならなかった。しかし、新しいものは、自動で洗剤を測って入れてくれるので使いやすい。そして、乾燥ではふわふわに仕上がるようになっているので、タオルの使い心地が良くなった。車も同じことが言えるだろう。車は値段がとても高いので、気軽に買え変えることはできない。しかし、自動ブレーキや運転アシストの機能が良くなっているので、買え変えた方が安全に運転できることは確かだ。このように、買え変えた方が良い場合もあるので、柔軟に考える必要があるだろう。
確かにものを大切にすることも、新しいものに変えて行くこともどちらも大切だ。しかし、一番大切なことは、環境に配慮しながら自分が満足できるように生活することだと考えた。そして、新しいものに変えるのか、古いものを残すのかを柔軟に考えられるような大人になりたいと考えた。