あえほあさんの作文は、昔話「桃太郎(ももたろう)」を通して仲間と協力することの大切さや勇気を持って行動することの意味をしっかりと考え、自分の生活に結びつけて書けているところがとてもよいです。
物語の中の登場人物の性格や役割(やくわり)を具体的に説明し、それぞれの力が合わさって(おに)に勝てたことをわかりやすく伝えています。
また、きびだんごを分け与える(わけあたえる)場面から「優し(やさし)さが信頼(しんらい)を生む」という気づきを得ている点も素晴らしいです。
たとえがうまく使われていて、桃太郎(ももたろう)たちの協力を通して「人は一人だけでは強くなれない」という思いが伝わってきます。
さらに、昔話がただの面白い話ではなく、人々の生活や願い、文化が込め(こめ)られていることを調べて書いているので、文章に深みが出ています。
前の話や聞いた話がよく書けていて、昔話の成り立ちや地域(ちいき)ごとの違い(ちがい)にも触れ(ふれ)ているため、作文が立体的になっているのもとてもよいです。
最後に、昔話の背景(はいけい)にある思いを大切にしたいという気持ちで結んでいるので、書き出しの結びもよくできています。
これからも、身近なことと結びつけて考えを深める力を大切にしてください。

項目(こうもく)評価】
・たとえの使い方:よい
・前の話や聞いた話の活用:よい
一般(いっぱん)化の主題:よい
・書き出しの結び:よい
 

森リン評価 昔話 he 03月4週 あえほあ
字数/基準字数:
1681字/1200字
思考点:67点
知識点:63点
表現点:70点
経験点:89点
総合点:72点
均衡点:0点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:0点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙16種23個70%67点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙38種80個48%63点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙93種193個48%70点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙47種70個67%89点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1681字
 67点
 63点
 70点
 89点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 16種 23個 (種類率70%) 67点
、むしろ,。たとえば,いうと,からこそ,がどうして,しよう,すると,すれば,たから,と思う,のため,やるべき,伝えるため,惜しまざる,桃太郎にとって,読むと,

■知識語彙 38種 80個 (種類率48%) 63点
不安,不思議,仲間,信頼,内容,努力,勇気,協力,友達,土地,地域,変化,大事,大切,太郎,存在,学校,希望,意味,文化,昔話,時代,桃太郎,浦島,災害,物語,状況,理解,生活,発揮,登場,背景,自分,自然,行動,言葉,退治,関係,

■表現語彙 93種 193個 (種類率48%) 70点
あり方,こと,これ,ころ,ごと,さ,そう,そこ,それ,それぞれ,ただ,たち,のため,みんな,よう,わけ,わたし,キジ,テレビ,プリント,一,不安,不思議,中,人,人々,今,仲間,伝えるため,作り話,信頼,内容,前,力,努力,勇気,協力,友達,土地,地域,声,変化,多く,大事,大切,太郎,姿,子ども,存在,学校,山,希望,幸せ,形,心,思い,意味,損,支え,教え,文化,昔,昔話,時代,本,村,桃太郎,気,気持ち,浦島,海,災害,物語,状況,理解,生活,発揮,登場,空,考え,背景,自分,自然,行動,言葉,話,誰,誰か,退治,関係,願い,食べ物,鬼,

■経験語彙 47種 70個 (種類率67%) 89点
あげる,いける,かける,くれる,せる,できる,と思う,なれる,やる,られる,れる,伝える,作る,使う,出す,分かる,分ける,勝つ,合わせる,向かう,困る,変える,変わる,学ぶ,忘れる,惜しむ,感じる,持つ,残る,渡す,生む,立ち向かう,聞く,育てる,見せる,親しむ,語り継ぐ,語る,読む,調べる,込める,返る,通じる,進む,進める,違う,関わる,

■総合点 72点

■均衡点 0点
 

昔話
   小6 あえほあ(aehoa)  2026年3月4日

 話の中には、単に語ることから生じた表現の形式や民衆の文学であることからくる内容の普遍性ということだけでなく、何かもっと大きな力がかくされているような気がしてなりません。昔話は、文学のもとの形といってよいものですから、そこには、人間が物語を生み出し、それを支えてきた心の動きや力のもとが内臓されています。

わたしは昔話の「桃太郎」を読んで、仲間と協力することの大切さを強く感じた。桃太郎は鬼を退治するために旅に出るが、その途中で犬、猿、キジという三匹の仲間と出会う。三匹は性格も得意なことも全く違うのに、桃太郎はきびだんごを分け与え、仲間として迎え入れたのだ。この場面を読んだとき、わたしは「人は一人だけでは強くなれないんだ」と思った。わたしは学校生活の中で、つい「自分だけで頑張らないといけない」と思い込んでしまうことがある。特に部活動や行事の準備でうまくいかないとき、周りに頼るのが恥ずかしく感じてしまうのだ。でも、桃太郎たちのように、それぞれの得意なことを生かして協力すれば、一人ではできないことも達成できるのだと気づいた。犬は力が強く、猿は身軽で、キジは空から状況を見られる。それぞれが自分の力を発揮したからこそ、鬼に勝つことができたのだ。また、わたしは桃太郎がきびだんごを分けていたことにも意味があると思った。きびだんごは桃太郎にとって大切な食べ物なのに、それを惜しまずに仲間に渡した。わたしはこの行動から、「誰かに優しくすることは、自分の損になるわけではなく、むしろ信頼を生むのだ」と感じた。学校でも、友達にプリントを見せてあげたり、困っている人に声をかけたりすることで、自然と関係が良くなるのだと思う。さらに、桃太郎が鬼退治に向かう姿から、わたしは「正しいと思ったことに勇気を持って進むこと」の大切さも学んだ。鬼は強くて恐ろしい存在だが、桃太郎は村の人たちのために立ち向かった。わたしは、たとえ小さなことでも、自分が「これはやるべきだ」と思ったことには勇気を出して行動したいと思ったのだ。

昔話は昔の時代の物語だけれど、そこに込められた教えは今のわたしたちにも通じている。わたしはこれからも、桃太郎のように仲間を大切にし、協力しながら前に進める人になりたい。

わたしは、昔話がどうして作られるようになったのかを調べてみた。昔話というと、桃太郎や浦島太郎など、子どものころから親しんできた物語が多い。でも、ただの面白い話として作られたわけではなく、人々の生活や思いが深く関わっているのだそう。昔は今のように本やテレビがあるわけではなく、人から人へ言葉で伝えることが大切だった。そこで、人々は大事なことを分かりやすく伝えるために、物語という形を使ったのだ。たとえば、「悪いことをすると困ったことになる」「人に優しくすると良いことが返ってくる」など、生活の中で大切にしたい考えを、子どもにも理解しやすいように物語にしたのだ。また、昔話にはその時代の人々の願いや不安も込められている。自然災害が多かった時代には、山や海に不思議な力を持つ存在を登場させて、「自然を大切にしよう」という気持ちを伝えたのだ。貧しい生活をしていた人が多かった時代には、「努力すれば幸せになれる」という希望を物語に込めたのだ。わたしは、昔話はただの作り話ではなく、人々の心の支えでもあったのだと感じた。さらに、昔話は地域ごとに少しずつ内容が違うことがある。これは、物語が語り継がれる中で、その土地の文化や生活に合わせて変化していったからだ。わたしは、このことから「昔話はみんなで育ててきた物語なのだ」と思った。誰か一人が作ったのではなく、多くの人が語り、聞き、少しずつ形を変えながら今に残っているのだ。

わたしは昔話を読むと、昔の人たちがどんなことを大切にしていたのかが分かる気がする。昔話は、時代が変わっても忘れてはいけない考えや、心のあり方を伝えてくれる存在なのだ。これからも、ただ読むだけでなく、その背景にある思いを感じながら大切にしていきたいと思う。