モノとの向き合い方(清書)
中2 あけみお(akemio)
2026年3月4日
「もののけ」がつくと、我々はその「もの」を、むしょうに捨てたくなる。人類は、これまでモノを捨てずにむしろ拾うことを常態としてきた。「産業革命」を経て「大量生産時代」を迎えたときに、消費を上回る生産を守るために妖怪「もののけ」が利用された。「もののけ」の操作によって流通は円滑に進行している。
確かに、私たちはもっとモノを大切にするべきだ。小さい頃の私は、鉛筆や消しゴムなどの文房具を、まだ使えるのに「短くなったから」「小さくなったから」という理由ですぐに捨ててしまっていた。しかし、よく考えると、使えるものを最後まで使った方が、無駄がなく何度も買い直す必要もなく得だ。そのことに気づいてからは、使えなくなるまで使って、できるだけ使い切るように心がけるようになった。そうしたら、毎日快く過ごすことができた。また、私はカラーペンを集めるのが好きで、色々な種類のペンを買っていた。中でも、コピックペンにハマり、たくさん買っていた。ところが、買いすぎてしまったせいで、ほとんど使わないまま乾いてしまったペンがいくつも出てきた。この経験を通して、どんなモノでも様々な材料や人の手間がかかっていることを感じ、もっと大切に扱っていくことが大切だと思うようになった。
一方で、経済を発展させるためには、古いモノを捨て、新しいモノに置き換える新陳代謝も必要だ。例えば昔話の桃太郎を思い浮かべてみると、彼はおじいさんとおばあさんと一緒に暮らす村社会という古いモノを大切にする一方で、鬼ヶ島へ鬼退治に行くという誰も成し遂げたことのない新たな試みに挑戦した。私にも、似たような経験がある。今まで英語の勉強といえば単語を覚えることばかりで、長文を読む力はほとんど伸びていなかった。しかし、テストで点を取りたいという思いや、将来海外旅行をしたいという気持ちから、勉強法を変えることにした。具体的には、単語だけでなく英文の音読を取り入れた。最初は慣れなかったが、続けるうちに英文の意味がつかみやすくなり、文章の構造も少しずつ理解できるようになった。その結果、英文を読むスピードが速くなった。さらに、内容も自然と頭に入ってくるようになり、テストでも点が取れるようになった。このように、昔からのやり方を続けるのではなく、新しい方法に変えることも大切だと実感した。
確かに、モノを大切にしていくことも、経済発展のために新しいモノを取り入れることも、どちらも大切だ。しかし、それ以上に大切なのは、「足るを知る」という言葉が示すように、自分にとって本当に必要なものを見極め、心豊かに生活することだと思う。モノを手に入れることだけが豊かさではない。自分が大切にしたいものを理解し、それを丁寧に扱うことが、本当の豊かさにつながるのではないだろうか。これから私は、ただモノの豊かさだけを求めるのではなく、自分にとって大切なものを見つめながら、心の豊かさを大切にして生活していきたい。そして、日々の物事について、深く考えながら過ごしていきたい。