妖怪の中にもののけという

   中2 あこうあ(akoua)  2026年3月4日

 妖怪の中には「もののけ」という近づくとモノを無性に捨てたくなる妖怪がいる。もちろん文明が人々にモノを捨てさせなければならなくなった理由は、産業革命による大量生産時代を迎えたからであり、それに伴い作ったモノを大量に消費しなければならなくなったからである。普通の文明なら消費に見合うべく生産力を抑えるが、我々の文明はそうせず消費の手に余る分を捨てさせたのである。そのためこの妖怪が駆り出される羽目になったのである。

 確かにもっとものを大切にすべきだ。すぐにモノを捨てて新しいモノを買うと、とてもお金がかかるし、誰かにもらったモノなのであれば、その人の気持ちを踏み躙ることになってしまう。私も、自分で買ったペンをすぐに壊してしまい、自腹でまた購入したことがある。壊れたのがペンだったから安く済んだが、私がサッカーで使う靴を壊した暁には1万円が、テレビなどを壊してしまったら数万から10数万円ほどがかかってしまい、せっかく貯めたお金がかなりなくなってしまうし、相当ショックだっただろう。また社会の授業で、関東地方の授業を受けた時、関東地方は人が多く、それに伴ってゴミを捨てる量が増え、結果的にゴミがとても増え、それが地球温暖化につながることを学んだ。何でもかんでもモノを捨てると地球にも影響が出てしまうのだ。

 しかし、経済を発展させるには、古いものを捨て新しいものに置き換える新陳代謝も必要だ。わらしべ長者は、最初の一本のわらにとらわれず、新しいものをどんどんと取り入れていったことで、大きな家と財産を手に入れることができた。もし、一本の藁にいつまでも固執していたらこれらのものは手に入れることができなかっただろう。私もサッカーをしている時は、ずっと同じプレーをするのではなく、時と場合によってするプレーを変えたり、たまに、サッカー選手の動画を見たりして、どんどん新しいプレーを取り入れていくことを大切にしている。こうすることで、新しい技をどんどんと磨けるし、試合でもたくさんのプレーを持っていることで相手にどのプレーで来るのか予測しづらくさせることができる。また私はディフェンダーなので相手の攻撃を食い止めるが、相手と対峙する時、ずっと同じプレーをする相手より、自分のディフェンスの仕方に合わせて攻撃の仕方を変えてくる方が厄介である。

 確かにモノを大切にすることも、経済発展のために物の新陳代謝を進めることもどちらも大切だ。しかし、一番大切なことは、「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない。」という言葉もあるように心豊かに自分の満足する生活を送ることである。だから私も自分の満足いくように、自分の大切なものは残しながらも、どんどん新しいことも取り入れて生活していきたい。