「頑張る」とは
小6 ゆき(aonari)
2026年3月4日
「よし!今日も頑張るぞ!」
私は作文を書き始めた。
私は特に何かを頑張ったということはないが、毎日コツコツ頑張っていることならある。言葉の森の音読、毎日やる英語、算数、漢字などだ。でも、やり始める前にいつも、「何をすればいいんだっけ?」と迷ってしまっていた。すると母が、「やることリストを作ればいいんじゃない?」と提案してくれたので、エクセルでリストを作って使ってみると、だんだんリストの内容を覚えてきて、リストは壁に掛かっているだけになった。最近では毎日のやることが日課になってきて、頑張らなくても毎日のやることがこなせるようになった。継続は力なりということわざがあるように、毎日続けることに意味があるんだなと思った。
そのほかに、私は毎週作文を書くのを頑張っていると思う。前半は割と書き進めることができるのだが、後半になってくると、字数が足りなくなって、いつも四苦八苦する。書くのがうまい人なら、頑張らなくても書けると思うが、私は頑張らないとなかなか書けない。私も頑張らずに作文が書けるようになりたいと思った。私のクラスでは、今日のめあてで、よく○○を頑張ろうという目標がたてられることが多いが、その時に、同じことをしているのに、頑張ったと言っている人と言っていない人がいるということがしばしば起きる。つまり、人によって「頑張った」は違うのである。ある人が頑張ったとしても、別の人にとっては普通かもしれない。私は親や先生によく「頑張りなさい」と言われるが、何をもって「頑張った」ことになるのだろうか?親や先生は「頑張りなさい」というとても抽象的なことしか言っていない。私なら、とても努力した時や、何かを達成した時に「頑張った」ことになるのではないかと思う。
母は、毎日毎日掃除と洗濯と料理と弁当作りなどの家事を繰り返しているので、それだけで自分は頑張っていると褒めてあげたいと思っているそうだ。服がほつれていたらつくろったり、今日みんなは何が食べたいか考えながら買い物をする。頑張っているつもりはないけれど、みんなのことを考えてくれている。父は、私が会社でいつもどんな仕事をしているのかと聞くと、「いつも会社で遊んでいるんだよ」とまるで会社で何もしていないかのような返事が返ってきた。だが、会社の売り上げのことや、会社の人やへの気遣いや取引先との交渉など、きっと大変なことも多いと思う。母と父の共通点は、頑張ろうと思って仕事をやっていないことだ。二人とも、頑張るとしんどいので、それが普通だと思って過ごすと言っていた。
「頑張る」という言葉の由来は、困難に耐え、努力してやり通すという意味だ。頑張るという言葉を聞くと、歯を食いしばって辛いことに耐えるという意味が思い浮かぶのはそのためである。だが、考え方によっては必ずしも辛いことではない。例えば、好きなことを頑張る、自分のために頑張ることは、人によっては楽しいことかもしれない。人間にとって頑張ることとは、楽しいことでもあり、辛いことでもある。そのことをどうとらえるかは、自分次第だ。難しかったり、大変だったとしても、頑張っていれば、いつか頑張らなくてもできるようになる。それを目指して、私も毎日を頑張って過ごそうと思った。
「よし!やっと終わったぞ!」
私は作文を保存して言葉の森に提出すると、パソコンを閉じた。