長文のテーマ「創造」について、<<え2010/240み>>
創造が生まれるまでの過程に注目し自分の体験をあてはめて考えたことがよく書けました。
<<え2010/239み>>あさゆほさんの作文は、とてもよく書けています。
まず、レオナルド・ダ・ヴィンチの話と自分のクロックマダム作りの体験をうまく結びつけ、自分の失敗や工夫の様子を具体的に書くことで読んでいる人にその場の気持ちや状況をよく伝えています。また、友達に教えてもらったことや、レオナルド・ダ・ヴィンチの技法の説明によって作文に奥行きが出ました
「失敗は成功のもと」ということわざを使って、文章のテーマをしっかりまとめている点も素晴らしいです。最後に、書き出しの「魔法のように急に生まれた」というイメージを結びの部分でふり返り、創造のために挑戦する気持ちと努力が伝わる、読み応えのある作文になりました。
【項目評価】
内容:よくまとまっていて具体的な体験が書けている
表現:たとえやことわざがうまく使えている
構成:書き出しの結びがよく書けている
立体感:前の話聞いた話がよく書けている
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1396字/600字
思考点:67点
知識点:61点
表現点:69点
経験点:86点
総合点:71点
均衡点:1点
■思考語彙 16種 24個 (種類率67%) 67点
。思う,いいから,しよう,するため,すると,せざる,たから,たはず,だから,と思う,と考える,みよう,作れるはず,怖がらざる,本物らしい,生み出すため,
■知識語彙 35種 51個 (種類率69%) 61点
一番,上手,不安,仕事,体験,作品,創造,勇気,参加,友達,大事,大切,失敗,完成,年生,成功,技法,挑戦,料理,方法,普通,最初,本物,火加減,片面,立体,第一歩,絶対,自分,自然,言葉,調整,講座,輪郭,魔法,
■表現語彙 90種 153個 (種類率59%) 69点
おかげ,こと,これ,するため,そう,たはず,たび,だめ,だらけ,づくり,におい,ほう,もと,もの,よう,ん,キッチン,クッキング,クロック,コツ,ショック,ソース,パン,ホワイト,マダム,モナ・リザ,レシピ,一,一番,上手,下手くそ,不安,二つ,今,仕事,体験,何,作り方,作れるはず,作品,創造,勇気,参加,友達,四,回,場,夏休み,大事,大切,失敗,完成,年生,度,急,感,成功,技法,挑戦,料理,方,方法,時,普通,最初,本物,歩,火加減,片面,生み出すため,皿,真っ黒,私,立体,第一歩,絵,絶対,線,考え方,自分,自然,色,言葉,訳,調整,講座,輪郭,通り,道,魔法,
■経験語彙 45種 69個 (種類率65%) 86点
。思う,あきらめる,こる,しまう,すぎる,せる,つながる,できる,と思う,と考える,ぼかす,もらう,やめる,やる,れる,わかる,似る,作り直す,作る,作れる,使う,出す,変える,始める,広がる,引く,怖がる,感じる,教える,教わる,書く,残る,混ぜる,焦げる,焼く,生み出す,続ける,繰り返す,見える,見つける,試す,調べる,違う,重ねる,食べる,
■総合点 71点
■均衡点 1点
ダマだらけのソースから始まった挑戦
小6 あさゆほ(asayuho)
2026年3月4日
レオナルド・ダ・ヴィンチのような天才たちの仕事は、まるで魔法のように急に生まれたと思っていた。でも、この文章を読んで、私はその考えは違うと気づいた。筆者は、何かを作り出せる人とそうでない人の違いは、才能でなく、ある「境目」にあると述べている。その「境目」とは、「だめでもいいからやってみるかどうか、それを何度も繰り返すかどうか」ということだ。この言葉を読んだとき、私が思い出したのは、四年生の夏休みに初めて作った「クロックマダム」のことだった。
その時の私は、夏休みのクッキング講座に参加し、「自分でも作れるはずだ」と思って作り始めた。でも、うまくいかなかった。ホワイトソースはダマだらけになり、「これ、本当に食べれるの?」と不安になった。パンも焼きすぎて、片面が真っ黒になってしまい、キッチンに焦げたにおいが広がった。思っていたものとは全然違っていて、とてもショックだった。
でも、こっこでやめるのは悔しくてたまらなかった。「絶対においしく作りたい!」と思い、もう一度挑戦することにした。料理が上手な友達に「ソースは少しずつ混ぜるんだよ」と教わり、火加減も強くしてみた。何回も失敗したけれど、そのたびにやり方を変えてみた。すると、コツが徐々にわかってきた。今では、少しならレシピを見なくても、美味しいクロックマダムが作れるようになった。
この体験は、レオナルド・ダ・ヴィンチの仕事とも似ていると思う。レオナルド・ダ・ヴィンチの作品「モナ・リザ」には、「スフマート」というぼかす技法が使われている。輪郭をはっきりせず、何度も色を重ねることで、自然な立体感を出しているのだという。「はっきり書かないほうが本物らしく見える」という考え方がすごいと思った。私が火加減を少しずつ調整したように、レオナルド・ダ・ヴィンチも何度も試しながら、一番良い方法を見つけたのではないかと思う。
もし私がその場にいたら、私は絵が下手くそだから「失敗したらどうしよう」と思って、普通に線を引いてしまったと思う。でも、レオナルド・ダ・ヴィンチは「だめでもいいからやってみよう」と考えて、新しい方法に挑戦した。その勇気が、長く残る素晴らしい作品を生み出したのだと感じることができた。
私のクロックマダムづくりも、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵も、「最初からうまくできた訳ではない」。「何度も挑戦する」ことを大事にしたからうまくできた訳なのだ。私は四年生の時、「難しそうだけどやってみたい」と思って挑戦した。最初は失敗ばかりだったけれど、教えてもらったり調べたりしながら、何度も作り直した。そのおかげで、今では自分なりの作り方ができるようになった。
レオナルド・ダ・ヴィンチも、「スフマート」という新しい方法を、何度も試しながら完成させたはずだ。素晴らしいものは、魔法のように急にできた訳ではない。「失敗してもいいからやってみること」と、「できるまで何度も繰り返すこと。」この二つをあきらめないことが、創造するための第一歩なのだとわかった。
私のダマだらけのソースも、真っ黒になったパンも、今の美味しい一皿につながる大切な一歩だった。まさに「失敗は成功のもと」という言葉の通りだ。失敗を怖がらずに続けることが新しいものを生み出すための一番大切な道なのだと強く感じた。