あえたしさん、作文を読んでとても感心しました。
まず、「創造(そうぞう)」についての説明がとてもわかりやすく書けています。
新しいものは何もないところから生まれるのではなく、今まであったものを組み合わせて作られるという考えがしっかり伝わってきました。
また、自分の体験をもとに建築(けんちく)模型(もけい)を作った話が具体的で、工夫や失敗、そして改良の様子がよく伝わってきます。
特に、素材(そざい)選びの工夫やお母さんのラミネートをヒントにしたところは、創造(そうぞう)過程(かてい)が生き生きと描か(えがか)れていて素晴らしい(すばらしい)です。
たとえ話も上手に使われていて、ピラミッドのような家や多面体の説明がイメージしやすかったです。
さらに、お父さんから聞いたスティーブ・ジョブズの話を入れることで、文章に広がりができていて、前の話や聞いた話がよく書けています。
最後に、「生みの苦しみ」ということわざを使い、創造(そうぞう)難し(むずかし)さと大切さがよくまとめられているのも良いですね。
文章全体がしっかりまとまっていて、あえたしさんの考えや気持ちが伝わる素敵(すてき)な作文でした。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
・わかったことがよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 生みの苦しみ ne 03月4週 あえたし
字数/基準字数:
1645字/1000字
思考点:41点
知識点:71点
表現点:76点
経験点:77点
総合点:59点
均衡点:-5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:-5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙6種9個67%41点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙49種60個82%71点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙107種159個67%76点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙39種52個75%77点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1645字
 41点
 71点
 76点
 77点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 6種 10個 (種類率60%) 41点
。しかし,しまうから,せざる,それこそ,と思う,に思う,

■知識語彙 55種 74個 (種類率74%) 75点
予定,会社,体験,入口,刃物,創造,努力,博物館,危険,問題,変更,多面体,天井,失敗,妥協,完成,完璧,実現,尊敬,建築,心配,想像,意見,挑戦,操作,昆虫,普通,書類,最初,最後,最高,有名,模型,特別,理想,番目,発明,直感,簡単,素材,自分,自然,自由,興味,補強,言葉,設計,試行,試行錯誤,誕生,透明,部屋,錯誤,電話,音楽,

■表現語彙 122種 197個 (種類率62%) 83点
お母さん,お父さん,こと,さ,せい,そこ,それ,たち,でく,とおり,ところ,ななめ,ほど,ぼく,よう,アイデア,インターネット,カメラ,コンピューター,ジョブズ,スティーブ,スマート,デザイン,ドア,ピカ,ピラミッド,フォン,ブロック,プラスチック,プレーヤー,マグネット,ラップ,リン,一,世の中,中,予定,二,人,今,会社,体験,何,光,入口,内,刃物,切り口,創造,努力,博物館,危険,問題,図,変更,多面体,夢,大好き,天井,失敗,好き,妥協,完成,完璧,実現,室,家,尊敬,度,建築,形,影,心配,性,想像,意見,我々,挑戦,操作,昆虫,時,普通,書類,最初,最後,最高,有名,板,森,模型,波,特別,理想,生み,番目,発明,的,直感,種,簡単,素材,自分,自然,自由,興味,色々,苦しみ,補強,言葉,設計,試行,試行錯誤,話,誕生,誰,透明,部屋,錯誤,階,電話,音楽,頭,

■経験語彙 45種 62個 (種類率73%) 86点
あきらめる,かく,くずれる,くれる,こだわる,さしこむ,しまう,すぎる,せる,できる,と思う,に思う,ふさぐ,ぶつかる,やり直す,やる,られる,れる,作り出す,作る,使える,保つ,入る,分かる,切れる,名付ける,広める,思い出す,惜しむ,持つ,教える,曲げる,浮かぶ,生み出す,目立つ,立つ,組み合わせる,置く,見せる,輝く,追い出す,違う,重ねる,願う,飛ぶ,

■総合点 60点

■均衡点 -8点
 

生みの苦しみ
   小5 あえたし(aetasi)  2026年3月4日

まったく新しいすばらしいものをうみだす「創造」の秘密はどこにあるのか。人間は何もないところから生み出すのではなく、そのもとになるものがあるのだ。それまであったものをいろいろ組み合わせて、新しい組み合わせの中から美しいもの、心にうったえるもの、正しく自然を説明できるものを選びだし、世の中の人たちがその価値を認めたものが創造となるのだ。しかし、創造した本人は、最初の試みと最終の成果との間があまりに隔たっているので、どうやって創造されたかを思い出せず、突然ひらめいたかのように創造が起こったと考えてしまうことがある。とにかく試してみて繰り返していくことが創造にたどりつくかどうかの境目となる。ぼくがこの話を読んで印象に残ったことは、創造とは今まであったこと新たに組み合わせたり変化させることにより生まれるものだということだ。

ぼくは探求学習のクラスで、建築模型を作ったことがある。ある日、先生は「今日はみんな建築模型を作るぞ。自分で夢の家の設計図を書いて、模型にしてみよう」とぼくたちに色々な特別な家を見せてくれた。ピラミッドのような家、ななめな家などだ。ぼくは最初、家に挑戦した。しかし、どうやって設計しても、やはり普通の家のようになってしまった。ぼくは、家をあきらめ、大好きで、よく行く博物館を設計することにした。

建築の一番目立つところを設計している時、マグネットブロックで多面体を作ったことを思い出した。まずぼくは、設計図をかいてみた。多面体は目立つ入口に置くことにした。そして実際にスチレンボードで模型を作ってみた。想像していたのとは違って、多面体がドアをふさいでしまった。そこで予定変更、ぼくは二階に昆虫室を作った。森のような部屋に昆虫が自由に飛び、自然を体験することができるのだ。そして天井に多面体を置いて、そこから光がさしこむのだ。しかし、多面体の素材が問題になった。まずぼくはプラスチック板で作ってみた。しかしプラスチック板は厚くて硬く、全く切れなかった。しかもプラスチック板の切り口は刃物のようで危険だった。次にぼくはラップを重ねて「ラップ板」を作った。しかしラップはやわらかすぎて、形がくずれてしまった。ラップはしわしわで光に波のような影ができてしまった。ある時、ぼくはお母さんがラミネートで書類を補強しているのを見た。透明で形を保つほどの硬さはあるが、曲げられるほど軟らかい。完璧な素材だ。最初は難しく完成するか心配したけれど、最後には最高の夢の博物館が誕生した。ぼくはこの博物館をピカリン博物館と名付けた。中に入った人がピカリンと興味の種が輝くようにと願って。

 お父さんが好きな発明家の話をしてくれた。Macなどの新しいコンピューターやiPhone(スマートフォン)を世の中に広めたスティーブ・ジョブズだ。お父さんは、スティーブ・ジョブズは自分のアイデアが理想の形になるまで妥協せずに試行錯誤し、世の中に生み出したところを尊敬していると教えてくれた。ジョブズは「誰でも直感的に使える、もっと簡単で美しいコンピューターを作りたい」というアイデアを持っていました。デザインや操作性にこだわり、何度もやり直す努力を惜しまなかった。そのせいで、会社内で意見がぶつかったり、会社を追い出されることもあったほどだ。またかつてあった電話、インターネット、音楽プレーヤー、カメラなどを組み合わせることで、今までになかったスマートフォン(iPhone)を作り出したことでも有名だ。もしぼくがスティーブ・ジョブズだったら意見がぶつかったり、会社でくびにされたりしたら、あきらめてしまうから、スティーブ・ジョブズは尊敬できるなと思った。

 「生みの苦しみ」という言葉のとおり、頭に思い浮かんだアイデアを形にし実現させることは難しい。しかしそれこそが「創造」であり、我々は試行錯誤しながら失敗や挑戦を重ね実現していくのだと分かった。