たくみさん、昔話についての作文、とてもよく書けています。
まず、金太郎や「見るなの座敷」といった具体的な昔話を取り上げて、自分の感じたことや考えを丁寧に伝えているところが素晴らしいです。
たとえ話も上手に使えていて、「優しい力持ち」というテーマを「何かを作るテクニック」にたとえたり、失敗の話を「上司に怒られてクビになる」ことにたとえたりしているので、読んでいる人にわかりやすく伝わります。
また、昔話から学べる道徳や心の大切さについて、自分の考えをしっかりまとめているのもいいですね。
さらに、「人間にとって」という言葉を使い、昔話の役割を広くとらえているので、一般化の主題がよく書けています。
文章の中で、自分の体験だけでなく、昔話の内容や登場人物の気持ちを想像して書いているので、文章が立体的で深みがあります。
最後に、昔話を読むことで感情がわかるようになったというまとめも、作文の締めくくりとしてとてもよいです。
これからも、たくみさんの感じたことを大切にしながら、いろいろな話を読んでみてください。
【項目評価】
・たとえの使い方:よくできている
・前の話聞いた話:よく書けている
・一般化の主題:よく書けている
・書き出しの結び:よく書けている
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1511字/1200字
思考点:62点
知識点:62点
表現点:69点
経験点:79点
総合点:71点
均衡点:3点
■思考語彙 14種 21個 (種類率67%) 62点
、つまり,いうと,こらえると,しまうと,と思う,のかも,みると,も思う,れると,人間にとって,分かると,強いはず,気づくため,起こるかも,
■知識語彙 36種 67個 (種類率54%) 62点
一番,上司,人物,人間,仕事,仕方,仲間,全部,印象,場面,大事,大切,失敗,好奇,子供,年間,座敷,当時,感情,昔話,最後,本当,牡丹餅,物語,留守,登場,相撲,約束,結局,絶対,自分,若者,行事,道徳心,金太郎,非常識,
■表現語彙 90種 184個 (種類率49%) 69点
あと,いくつ,お話,こと,これ,ころ,さ,さん,すべて,それ,ただ,とき,ところ,びっくり,ほう,みたい,もの,よう,クビ,サル,ダメ,テクニック,メッセージ,一つ,一番,上司,中,人物,人間,仕事,仕方,他,仲間,何,僕,全部,力,力持ち,印象,場面,大事,大切,失敗,好奇,娘,子供,実,家,年間,座敷,強いはず,当時,心,思い出,感情,昔ばなし,昔話,最後,木,本,本当,柿,棚,橋,気,気づくため,気持ち,熊,牡丹餅,物語,留守,登場,相撲,約束,結局,絶対,続き,自分,若者,行事,話,谷,身,逆,道,道徳心,金太郎,間,非常識,鶯,
■経験語彙 40種 87個 (種類率46%) 79点
あける,かける,くれる,こらえる,させる,しまう,しれる,できる,と思う,もらう,も思う,やらかす,やる,られる,れる,伝える,作る,倒す,分かる,取る,困る,帰る,怒る,持ち上げる,教える,書く,残る,気づく,気に入る,泊める,消える,疲れる,登る,着ける,破る,終わる,読む,起こる,開ける,驚く,
■総合点 71点
■均衡点 3点
昔話の大切さ(清書)
小6 たくみ(nomutaku)
2026年3月4日
端的に言って、私たちは、お話を文学ーー文学のうちでも、文学によらず、声によって伝達される文学ーーと考えている。これらの話は、子供に大変喜ばれるし、子供との気持ちの交流という点からいうと非常に貴重だ。でも、内容や表現が吟味され、個人的なつながりを持っている人だけでなく、もっと一般的に通用する文学的な価値をもつ場合を除いて、こういうお話は含めない。昔話は、文学のもとの形といってよいものだから、そこには、人間が物語を生み出し、それを支えてきた心の動きや力のもとが内蔵されている。
僕は、小学校に入る前まで、お母さんに読み聞かせをしてもらっている感じで、日本のいろいろな昔はなしを読んでもらっていた。その中でも、特に僕が気に入っていた昔ばなしが、金太郎というものだ。これは、金太郎という子供が、熊と相撲を取ったりするお話で、最後に、金太郎が、木を倒して、谷に橋をかけて終わるというものだ。特に、その当時は、熊と金太郎が相撲を取って、熊のほうが力が強いはずなのに、金太郎がそれを持ち上げてしまうということがとてもびっくりした。また、木になっている柿の実を取るときにも、サルよりも高いところまで軽々と登ってしまうというところも、これまた非常識なことだ。だが、最後には、金太郎が仲間が、道が谷になっていて困っていた。道も他になくて、そこで、金太郎が木を倒して谷に橋を作ってしまうことが、一番驚いた。そこで、金太郎は力持ちだけど、ただの力持ちということではなくて、優しい力持ちということ、つまり、一番大切なことは優しさだというところを教えてくれていたのかもしれない。それはまるで、何かを作るテクニックで、何よりも大切なことを教えてくれているみたいだと思った。また、一番大切なのは、力ではなくて心(気持ち)が大切だということみたいだとも思った。
もう一つ、自分で読んだ話の中にも印象に残ったものがある。それは、見るなの座敷という物語だ。これは、ざっくりいうと、疲れた若者が娘さんの家に泊めさせてもらって、家には座敷がいくつもあって、開けるなと言われたのに開けてしまい、最後には何もかも消えてしまうという話だ。その中で印象に残った場面は、全部の座敷を絶対にあけるなといわれたのに、娘さんの留守の間に座敷をすべて開けてしまったというところと、そのあと、座敷も家も何もかも消えてしまったところだ。実は、その座敷というものは、1年間の行事が起こっている座敷で、それを、一つ開けてみると、続きが気になって仕方なくなってしまい、結局すべての座敷を開けてしまった。そして、娘さんが家に帰ってきたころに、最後の座敷を開けていたところを見られてしまい、娘さんは鶯になって消えてしまった。結局この本には、ダメと言われると、やりたくなってしまうという好奇心が書かれていて、でも、それをこらえるといいことがある、逆に、約束を破ってしまうと、悪いことになるということを伝えてくれているのかもしれない。それはまるで、失敗できない仕事でやらかしてしまい、上司に怒られてクビになってしまうようなものだと思った。また、失敗をしてしまうと、しょっぱい思い出になるとも思った。
僕は、昔話は、面白いと思って読むけれども、実は、何か大事なことも教えてくれていると思う。また、昔話とは人間にとって、道徳心を身に着けたり、その物語が言っている本当のメッセージに気づくためのものだ。また、その大事なことが分かると、もしかしたら、棚から牡丹餅のようなことが起こるかもしれないとも思った。僕は、昔話を読むことを通して、登場人物の感情が少し分かるようになった。