「逆に損となることもある」や「うまく活用できないのならば」などの表現が加わり、考えの説明がより具体的で分かりやすくなりました。自分の意見を深めようと丁寧(ていねい)に書き直した努力がよく伝わってきます。これからもこの調子で、さらに説得力のある文章を目指していきましょう。

<<え2010/34み>>

字数/基準字数:1315字/1200字
思考点:97点
知識点:86点
表現点:86点
経験点:97点
総合点:95点
均衡(きんこう)点:4点

 


■思考語彙 28種 29個 (種類率97%) 97点
 しかし, つまり,、即ち,、確か,。だから,。つまり,。例えば,あるから,こうして考える,このため,するため,すると,するべき,たため,つながるため,できれば,といえ,と思う,なくなるため,ならば,に思える,みると,も考える,人によって,凝らせば,出る場合,時によって,比べると,

■知識語彙 70種 96個 (種類率73%) 86点
一見,事態,交換,代用,以前,以外,価値,修正,円滑,利点,利益,包装,各種,同然,向上,商品,大切,妖怪,学校,学的,実行,容量,専門,屋敷,工夫,希有,役割,必要,性能,意志,提出,携帯,文明,最大限,格別,機能,決断,活用,流通,消費,満足,物語,特異,理解,生命,生活,生物,生産,発揮,発明,紆余曲折,紙屑,紙片,経済,肝要,能力,自身,行動,解像度,誤字,豪勢,資源,近年,途方,選択,重要,長者,関係,電話,駆使,

■表現語彙 128種 199個 (種類率64%) 86点
、確か,いつ,うえ,かく,こと,このため,これ,さ,するため,そう,そこ,それ,たため,たち,つながるため,とき,とたん,なくなるため,ひとつ,まま,もの,よう,わけ,わらしべ,アイデア,インターネット,カメラ,テープ,バッグ,バッテリー,ボールペン,メモリー,モノ,一つ,一見,事態,交換,人,代用,以前,以外,体,何,価値,修正,円滑,出る場合,分,利点,利益,前,力,包装,各種,同然,向上,周り,商品,大切,妖怪,学校,学的,実行,家,容量,専門,屋敷,工夫,希有,年,役,役割,必要,性能,意志,我々,提出,損,携帯,数,文明,時,最大限,格別,機能,母,決断,活用,流通,消費,満足,物,物語,特異,理解,生命,生活,生物,生産,発揮,発明,私,糊,紆余曲折,紙,紙屑,紙片,経済,肝要,能力,自身,行動,解像度,話,誤字,誰,豪勢,資源,近年,逆,途方,選択,重要,長者,関係,際,電話,駆使,

■経験語彙 52種 72個 (種類率72%) 97点
こうして考える,こなす,せる,ため込む,つかう,つく,つながる,できる,といえ,と思う,なくなる,に思える,はじまる,もつ,も考える,れる,上がる,上回る,付ける,伴う,作る,使う,使える,入る,凝らす,出る,含む,帰る,役に立つ,得る,心掛ける,扱う,持つ,捨てる,支える,書く,比べる,決まる,潤う,移す,立つ,経る,続ける,聞く,見える,見つける,買い替える,買う,貼る,開く,限る,駆り出す,

■総合点 95点

■均衡点 4点
 

モノの意義 (清書)
   中2 あおらえ(aorae)  2026年3月4日

 「もののけ」という妖怪がいる。「ものの気」と書き、気配のことで、それがないと「もったいない」のである。ところで今、かつての「拾う」時代から「捨てる」時代へ大きく転換しつつある。生産力が向上したが消費はそうはいかない。そのときに我々の文明はさらに生産力を向上させ、消費できない分を捨てる選択をした。このためにも、妖怪「もったい」が駆り出されることになった。流通を支える専門家たちは、商品を買って帰り、包装紙を開いたとたんに「もったい」がつくようにしている。かくて流通経済は円滑に機能し、生活は潤い、我々は満足している。我々は生物学的には極めて希有なで特異な「消費を上回る生産」という事態を楽々とこなしているのだ。

 得た物は大切にするべきだ。近年よく資源は限られているというが、それ以外にも利点はある。わらしべ長者という物語がある。ひとつのわらしべからはじまり、紆余曲折を経て大きな屋敷などの豪勢なものとなるという話だ。つまり、わらしべ一つという一見価値のないように思える物でも活用さえできれば途方もない利益が出る場合がある、即ち物を大切に、といっている。実際に工夫を凝らせば活用できるものはいくらでもある。例えば、私は以前学校で提出物にボールペンで書いていた際に誤字を見つけた。周りにいた誰に聞いても修正テープを持っていなかったためバッグに入っていた紙屑同然の紙片を糊で貼り付けて修正テープの代用とした。その紙片を格別に大切に扱っていたわけではないが、一見何の役にも立たなさそうに見えても後で役に立つことがある。

 しかし、ただただ物をため込んでいても利点はそこまで大きくない。逆に損となることもある。だから、時によっては物を捨てることも考える必要がある。7年ほど母が同じ携帯電話を使い続けていたことがあった。そのとき母は電話もできるしインターネットにもつながるためこの携帯電話のままでいい、と言っていたのだが、いかんせんバッテリーがすぐになくなるため数年前に買い替えた。すると、確かに使えてはいた前の携帯電話と比べるとカメラの解像度やメモリーの容量など各種の性能が上がっていて、これには母も買い替えてよかったと思ったそうだ。いつまでも古いもののままではなく、新しいものに順次交換していくことも重要で、これに伴った決断力も大切な能力となる。

 つまり、物を大切にするべきだが、時には物を捨てるという選択も必要となる。しかしながら、そもそも「モノ」とは人が活用するために作り、つかうものである。こうして考えてみると、うまく活用できないのならば物を大切にしても、捨ててもあまり関係ないということになる。かつて発明家のトーマス・エジソンは「アイデアは実行されて初めて価値を持つ」といった。物であっても、活用されて初めて価値を持つのである。物をモノ自身は使えないし、活用できない。物を駆使することができるのは我々を含む意志をもった生命体であるから、物の価値はそれを扱う人によって決まるといえる。その物の役割を理解し、それを最大限に発揮できるように心掛けたうえで、行動に移すことが肝要なのである。