謙虚さ 清書
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年月日
日本の会社が香港で「日本語のできる人」を募集したところ、多くの人が応募した。しかし、その中には日本語があまり話せない人もいたという。この話を聞いて、私は日本人と海外の人では、自分をアピールすることについての考え方が大きく違うのだと思った。日本では、自分のことを強く言うよりも、むしろ謙遜(けんそん)することが大切だと考えられていることが多い。「自分はまだまだです」と言うことが礼儀のように感じられる場面もある。しかし、海外では自分の得意なことやできることを積極的に伝える人が多いと言われている。私は、日本の謙遜する文化には良いところがあると思うが、それだけではなく、自分の良いところはしっかりと伝えることも大切なのではないかと思う。
例えば、学校で係や役割を決めるときのことだ。クラスには「やりたい」と思っている人はいるが、自分から積極的に手を挙げる人はあまり多くない。多くの場合、先生や友達にすすめられてから引き受けることが多いと思う。私も以前は、自分から手を挙げるのが少し恥ずかしいと感じていた。しかし、一度勇気を出して立候補したことがある。少しでもやりたい気持ちがあるなら、やってみようと思ったからだ。その経験から、自分から伝えなければ、周りの人には自分の得意なことや考えはなかなか伝わらないのだと気づいた。少し勇気を出して行動するだけで、新しい役割や経験につながることもあると思うのだ。
また、将来の仕事について考えたときにも、同じことが言えると思う。ある調査では、仕事の目的を「収入」と答えた人が75%もいるという。この数字から、多くの人が生活のために働いていることが分かる。しかし、自分の得意なことや強みをしっかりと相手に伝えることができれば、自分に合った仕事を見つけやすくなるのではないかと思う。会社も、その人がどんな力を持っているのかを知ることができれば、より適した(てき)仕事を任せることができるはずだ。そのためにも、自分の力や考えを言葉で伝えることはとても大切だと思う。
しかし、自分のことばかり強く主張してしまうと、周りの人の気持ちを考えない行動になってしまうかもしれない。そうなると、人との関係がうまくいかなくなることもあると思う。だからこそ、日本の謙虚な文化や、相手を思いやる気持ちはとても大切だと思う。私は、相手を大切にする気持ちを忘れずに、自分の良いところや考えをきちんと伝えた方が良いと思う。「言わなければ伝わらない」という言葉があるように、自分の思いや力は言葉にして伝えることが必要だと思う。これからは、周りを思いやりながらも、自分の考えをしっかり表現できるようになりたいと思う。