とやちなさん、今回の作文は「あだ名」について、自分の考えをしっかりと伝えられていて、とてもよく書けています。
まず、意見の主題がはっきりしていて、「あだ名」は良い面も悪い面もあるけれど、使い方次第で人間関係を良くすると考えていることがよくわかります。
理由も二つあげていて、どちらも具体的な体験を交えて説明しているので、説得力があります。
特に、友達とのけんかの後にあだ名で呼ばれて和解できた話や、運動会の司会で緊張(きんちょう)をほぐせた話は、自分の体験実例としてとても効果的です。
これらの体験を通して、あだ名が人との距離(きょり)を縮める役割を果たすことが伝わってきました。
また、反対意見もきちんと取り入れて、「あだ名」が悪い面もあることを認めつつ、それでも使い方に気をつけていきたいという姿勢が見えます。
文章の構成も段落ごとに意見と理由、反対意見とまとめがわかりやすく整理されていて、読みやすいです。
これからも、自分の考えを具体的な体験や理由で支える書き方を続けていってください。

項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
・理由がよく書けています。
・体験実例がよく書けています。
・反対意見の理解がよく書けています。
 

森リン評価 諸刃の剣 ma 04月1週 とやちな
字数/基準字数:
1134字/600字
思考点:103点
知識点:73点
表現点:71点
経験点:85点
総合点:79点
均衡点:-3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:106点
知識点:76点
表現点:75点
経験点:88点
総合点:86点
均衡点:-3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙30種34個88%103点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙52種71個73%73点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙94種163個58%71点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙44種72個61%85点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1134字
 103点
 73点
 71点
 85点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 30種 34個 (種類率88%) 103点
 確か,。おそらく,。しかし,。だから,」によって,あると,いるので,しまうかも,するから,すると,そのため,たため,たはず,だろう,つながる可能,できるから,で言える,と考える,ないと,は考える,べきかも,れると,一声によって,与える可能,呼ばざる,噛まざる,控えるべき,方によって,果たすと,読めば,

■知識語彙 52種 71個 (種類率73%) 73点
一声,人生,人間,今後,以前,使用,内容,初対面,危険,友達,口喧嘩,台本,司会,名字,和解,場面,失敗,完璧,実感,差別,平常,幾度,当人,役割,心臓,恩恵,悪影響,担当,敬遠,新天地,早口,普段,本人,本番,武器,注意,理由,相手,緊張,練習,自分,自身,莫大,諸刃,賛成,躊躇,運動会,重要,錯覚,長所,関係,鼓動,

■表現語彙 94種 163個 (種類率58%) 71点
 確か,あだ名,いじめ,うえ,きっかけ,けんか,こと,そのため,その後,たくさん,たため,たはず,つながる可能,もの,よう,ガラス,一つ,一声,与える可能,中,二つ,人,人生,人間,今後,以前,仲,仲直り,使用,内容,分,初対面,前,剣,危険,友達,口喧嘩,台本,司会,名字,和解,場面,声,失敗,完璧,実感,差別,平常,幾度,当人,役割,心,心臓,性,恩恵,悪影響,感,扱い,担当,敬遠,新天地,方,早口,時,普段,本人,本番,武器,注意,理由,的,目,相手,私,緊張,練習,考え,自分,自身,莫大,落ち着き,誰,諸刃,賛成,躊躇,逆,通り,運動会,重要,錯覚,長所,関,関係,鼓動,

■経験語彙 44種 72個 (種類率61%) 85点
いける,うる,かける,くれる,しまう,しれる,せる,つながる,できる,で言える,と考える,は考える,ほぐす,ほぐれる,られる,れる,与える,仕上げる,使う,入る,努める,取り戻す,呼ぶ,噛む,変わる,嫌がる,得る,感じる,持ち合わせる,持つ,控える,改める,果たす,止まる,気づく,秘める,親しむ,話しかける,話す,読み取る,読む,起こる,関わる,高まる,

■総合点 79点

■均衡点 -3点
 

諸刃の剣
   中1 とやちな(toyatina)  2026年4月1日

 「あだ名」というものは、人との関りを持つうえで重要な役割を果たすと私は考える。なぜなら、「あだ名」を使うことで仲良くなるきっかけになったり、本人が嫌がるような「あだ名」を使ってしまい逆に仲が悪くなってしまったりするからだ。「あだ名」は使い方によっては人との関りで良いようにも悪いようにもなる。そんな「あだ名」を使うことについて私は賛成だ。

 一つ目の理由としては、「あだ名」で呼ばれると相手と親しい関係であると実感しやすく、仲良くなりやすいからだ。以前、友達とけんかしてしまったことがある。軽い口喧嘩だったためすぐに仲直りをすることができたが、その後話しかけるのを躊躇してしまい、気まずくなってしまった。しかし、友達が私のことを「あだ名」で呼んでくれたため、和解することができて良かったと改めて感じることができた。もし、どんなに仲の良い人だとしても「あだ名」で呼ばず名字で呼んだとしたら、相手は私があまり関わりたくないのだと読み取ってしまい、関わることを敬遠してしまうかもしれない。だから、「あだ名」で呼びえあると親しくなりやすいと考える。

 二つ目の理由としては、緊張がほぐれ落ち着きを持つことができるからだ。以前、運動会の司会を担当した。本番前までは、噛まずにはきはきと台本を見ないで言えるほど完璧に仕上げることができた。しかし、いざ本番となると緊張して話している内容が入らなく、心臓の鼓動が止まらない。そのため、早口になったり、噛みやすくなったりして失敗しやすくなり、より緊張感が高まった。その時、ともに司会を担当する友達が、自分がいつも呼ばれている「あだ名」で声をかけてくれた。その友達の一声によって、練習通り台本を読めばよいのだと考えを改め、硬くてもろかったはずのまるでガラスのような私の心臓は、落ち着き平常心を取り戻すことができた。おそらく、「あだ名」によって、普段と変わらないと自分を錯覚させ、落ち着きを得られたのだろう。

 確かに、「あだ名」は差別的だったり、当人が嫌がるような内容だったりすると、いじめにつながる可能性もあるように、武器となりうるという危険性も持ち合わせているので使用を控えるべきかもしれない。しかし、「あだ名」は誰かと親しみやすくなったり、緊張をほぐしたりなどと、たくさんの長所を持ち合わせていて、初対面の人が多い新天地に行くことや緊張する場面は長い人生の中で幾度となく起こることだ。「あだ名」は諸刃の剣である。莫大な恩恵を与える分、扱い方によっては自分自身に悪影響を与える可能性も秘めている。そこで、今後も「あだ名」の扱い方に注意し、よりよい人間関係を気づいていけるよう努めていきたい。