より良い自分のためにできること

    ()  年月日

 人間には誰しも、長所や短所がある。私の長所は、どんなことにも時間を忘れて没頭できる集中力だ。その一方で、朝起きるのが苦手という短所がある。私は知恵の輪をするのが好きで、暇なときは知恵の輪をして遊んでいるのだが、気づくといつの間にか長い時間がたっていることに毎回焦っている。両親はそんな、私の集中力をほめてくれるのだが、朝が苦手なことにはもちろん褒めてくれず、怒られるばっかりだ。寝ることに集中しているのだからいいのではないかと思うこともあるが、私生活に支障をきたすこともあるので、最近は気合で早起きをしている。

 確かに、長所を伸ばすことは大切だ。なぜなら、長所は伸ばせば伸ばすほど、ほかのことにも役立つからだ。私は本を読むことが好きで、毎日欠かさず読んでいる。そのせいで、いつの間にか長い時間がたっていて、早くやめなければいけないけど、まだ読みたいという葛藤と常に戦っている。だがそのおかげで、集中力が高まり、長時間同じことを続けなければいけないような、地味な作業にも集中できるようになった。中でも一番の集中力を発揮できるのは勉強で、勉強をやるときは、一度始めたらやめられないくらい集中できてしまう。そのおかげで苦手な教科も、得意な教科もテストの点数が上がった。それに、私は勉強することが好きなので、長い時間集中して勉強できることがとてもうれしい。このように、長所は伸ばせば伸ばすほどほかのことにも役立たせることができるため、いい成果を得ることができる。

しかし、短所を治すほうが大事だという意見もある。なぜなら、自分の日常生活が豊かになるからだ。私は小学生のころ、朝起きるのが苦手で、約束の時間に起きられなかったり、朝起きても寝ぼけているため忘れ物が多かったりした。そのせいで両親に毎日のように怒られていたが、その当時私は全く反省する気がなく、生意気な子だったと今でも思う。そのため、中学に入ってからは気を付けようと、朝起きたらしたいことリストを作るなどして、自分が起きやすい方法で、起きるようにした。そのおかげで、朝早くから勉強や読書ができて頭が冴えるようになったほか、休日にはランニングをすることができて体が軽くなった。短所を治すことで、今まで気づかなかった楽しいことに気づくことができて、日常生活が豊かになる。

 長所を伸ばすことも、短所を治そうとすることも大切だ。しかし、最も大切なのは自分の個性を尊重することだ。自分の理想を追い求め、無理して長所を伸ばしたり、短所を治したりしようとすると、自分らしさを見失ってしまうことがある。「時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考えることである。」という名言があるように、何も考えずに急いで長所を伸ばしたり、短所を治したりしようとしても逆効果になってしまうこともある。そのため、一番大切なのは今の自分の個性を生かすために、何を改善したらいいか考えることだ。あくまでも、そのための方法として長所を伸ばしたり、短所を治したりして、自分が幸せになれる方法を見つけていくのだ。