やらかしのオンパレード

   小6 あかね(akaneya)  2026年3月4日

「ヤバッまた失敗したんだけど。」

「ねーなにやってんのよ。」

 私が幼稚園の頃のお楽しみは、パン作りだった。もともと料理することが好きで、自分が作ったものを自分が食べることが楽しかったからだ。当時私は大食いで、お母さんが私が年少の頃に見学に行ったとき、お皿に山盛りのパンの山が二つもあり、こんなに沢山のパン、どうするんだろうと一人で考えていると、アッと言うまに皆で完食してしまい、とてもびっくりしたそうだ。そのときは、普段野菜を食べてくれなくて困っているお母さんも、野菜スープをがぶ飲みしているわが子を見て驚いたそうだ。将来子どもができてあまり御飯を食べてくれなくても、料理を作るときにいつも子どもに手伝ってもらっていたら完食してくれるかもしれないなと思った。

 

 この間、家で妹と、お父さんにあげる用のバレンタインのガトーショコラをつくっていたのだが、大惨事だった。私が数えきれないほど失敗してしまったのだ。特に大きな失敗は三つある。一つ目は、砂糖を入れる場面を間違えてしまったことだ。チョコレートを湯煎でとかしたあとに砂糖をいれるはずのところを、湯煎で溶かしているときに入れてしまったのだ。しかし、調べてみると砂糖が溶けにくくなってしまうだけだったため、安心した。二つ目の失敗は、砂糖の分量を間違えてしまったことだ。私たちが使っていた砂糖は、普通の砂糖の五倍の甘さだったらしく、私たちは知らずに普通の砂糖の分量を入れてしまっていたのだ。そのせいで、味がとても甘くなってしまった。しかし、三歳の妹はきっと甘い方が食べてくれるため、結果オーライだなと感じた。三つ目の失敗は、卵の黄身を分けるのを失敗してしまったことだ。先に妹が少し混ぜてしまい、私が

「私やってあげるよ。」

といってやってみたところ、案の定大失敗をしてしまい、結局妹が担当になってしまった。けれど無事に美味しくできたので、案ずるより産むが易しということわざがあるように、心配していたよりも上手くできてホッとした。食べてみると、チョコレートの味が口の中にフワッと広がり、とても美味しくて、頑張ったかいがあったなと感じた。妹も食べてくれてとても嬉しかった。パン作りをしていた頃はミキサーや包丁が怖かったのだが、進んで使えるようになり、自分が成長したなと感じた。

 

 お母さんは、初めての調理実習で粉ふき芋をつくり、自分で作るとこんなに美味しいんだなと感じ、おばあちゃんに報告したところ、

「ただ芋をふかしただけでしょ。」

と横目でスルーされてしまったそうだ。私も、家庭科の調理実習のときに作った料理が美味しいなと思うことが沢山ある。自分で作ると達成感で心が満たされるため、人が作ったものより、自分で作った方が美味しく感じることが分かった。自分でオリジナルの料理を作って、塩加減などを好みにすると、より良い自分が美味しく感じられる料理が出来そうだなと感じた。

 

 手前味噌ということわざがあるように、失敗しても簡単な料理でも、自分が作った料理は美味しく感じると分かった。そのため私は、失敗したりしても最後まで作れば美味しくなると思う。そのため、諦めずにまっすぐ進む気持ちが大切だなと感じた。人間にとってやり通そうという気持ちは、これからも大事にしていくべきだ。

「危ない!」

落としそうになりながらお皿にガトーショコラを盛り付けた。