みきひささん、作文を読んで、とてもよく考えながら書いていることが伝わってきました。
まず、六年生がいなくなったことに気づき、寂し(さびし)さを感じた気持ちが素直(すなお)表現(ひょうげん)できています。
また、お母さんの話を聞いて、自分の気持ちと比べる(くらべる)ところがとてもよくできています。
「まるで、心にぽっかり(あな)が空いたみたい」というたとえも使っていて、気持ちが伝わりやすくなっています。
さらに、六年生がいなくなっても学校の様子が変わらない理由を自分で考え、二つにまとめて説明しているところは、論理(ろんり)的に考える力が育っている証拠(しょうこ)です。
卒業式の意味について調べて、四つの目的をわかりやすくまとめたことも立派(りっぱ)です。
「わかったこと」がしっかり書けているので、読んでいて納得(なっとく)できました。
最後に、「別れ」と「出会い」が表裏一体(ひょうりいったい)であることに気づき、その関係を自分の言葉で説明しているのも素晴らしい(すばらしい)です。
文章の最後に「旅立ちは友達」という言葉を入れて、気持ちを明るく締めくくっ(しめくくっ)たところも印象的でした。
全体を通して、みきひささんの考えがしっかり伝わってきて、読み応え(よみごたえ)のある作文になっています。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・わかったことがよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 別れと出会い na 04月1週 みきひさ
字数/基準字数:
1475字/500字
思考点:85点
知識点:67点
表現点:66点
経験点:52点
総合点:64点
均衡点:-2点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:-2点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種36個64%85点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙43種83個52%67点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙84種189個44%66点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙22種33個67%52点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1475字
 85点
 67点
 66点
 52点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 23種 36個 (種類率64%) 85点
、つまり,、なぜ,。つまり,。なぜ,いうと,か考える,するから,するため,すれば,たから,たため,だろう,と思う,と考える,ないから,なぜ考える,なので,について考える,のため,みると,人間にとって,心掛けよう,深く考える,

■知識語彙 43種 83個 (種類率52%) 67点
下級生,人間,作文,修了,共有,勝手,卒業,印象,参加,友達,大切,学校,実感,小学校,年生,影響,必然,必要,情感,意味,意志,感謝,成果,成長,挨拶,教育,日常,根本,様子,毎日,理由,生徒,生活,登校,目的,相違,確認,節目,納得,表裏一体,解釈,過去,関係,

■表現語彙 84種 189個 (種類率44%) 66点
こと,するため,たため,ともだち,のため,みんな,よう,インターネット,サイクル,ステップ,ステージ,一,一つ,三つ,下級生,中,二つ,五,人間,作文,修了,僕,六,共有,出会い,別れ,前,勝手,卒業,印象,参加,友達,四,四つ,多く,大切,学校,実感,小学校,年生,式,影響,心構え,必然,必要,性,情感,意味,意志,感謝,成果,成長,所,挨拶,教育,旅立ち,日,日常,朝,根本,様々,様子,次,母,毎日,点,理由,生,生徒,生活,登校,的,目,目的,相違,確認,空,節目,納得,表裏一体,解釈,話,過去,関係,

■経験語彙 22種 33個 (種類率67%) 52点
か考える,たびだつ,できる,と思う,と考える,なぜ考える,について考える,れる,出会う,分かる,向かう,変わる,心掛ける,振り返る,書く,残る,深く考える,目立つ,示す,行う,調べる,飛ぶ,

■総合点 64点

■均衡点 -2点
 

別れと出会い
   小5 みきひさ(mikimiki)  2026年4月1日

 「六年生がいない!!」

修了式の時、隣の六年生が座る所が空いていることに気付いた。修了式の時に、初めて六年生がいないことに気付き、寂しさを感じた。そして、隣の空いている所に僕も座るんだなと思い、自分が下級生のお手本になることを心に決めた。

 母にも卒業式とその後の小学校の様子を聞いた。母の小学校では、一年生から六年生が体育館に集まり、卒業式をする。そして、四年生から六年生のクラスは同じ階にある。だから、卒業式後に小学校に行くと、

「六年生の二クラスはやっぱり空っぽだね。」

と、六年生のクラスの前を通って図工室などに行く度に六年生がいないことを実感する。六年生がいない教室を見て、まるで、心にぽっかり穴が空いたみたいと感じたようだ。僕と母の共通点は、六年生がいなくなったことに対して、寂しく思っていることだ。

 僕が、一番驚いたのは、六年生がいないはずなのに、学校の日常の様子が全然変わっていなかったことだ。なぜ変わっていないのか不思議に思った。だから、なぜ変わっていないのか考えてみた。僕は、六年生が卒業しても、学校の様子が変わっていない理由は、二つあると考えている。一つ目の理由は、僕は卒業式に参加していないからだろう。僕の小学校では五、六年生が卒業式に参加し、僕は四年生なので、参加していないのだ。二つ目の理由は、卒業式から修了式まで一日だけしかなかったからだろう。つまり、六年生がいなかったのは、一日しかなかったため、日常には影響がなかったのだろう。このように、話をしてみると、僕と母とは、相違点もあることが分かった。母は六年生がいないことを日常的に実感したが、僕はあまり実感しなかった。もし、僕が6年生で、下級生から学校の様子がほとんど変わっていないと言われたら、悲しくなるだろう。なぜなら、六年生は学校で目立っていなくて、いてもいなくても変わらないと思われていると解釈するからだ。僕は、多くの生徒の印象に残るように、毎日、朝登校した生徒に挨拶をするように心掛けようと思う。

 次に、なぜ卒業式をするのか考えてみた。なぜ考えることにしたかというと、作文を書く前、つまり、卒業式の必要性について考える前までは、勝手に卒業したりすればいいと思っていたからである。インターネットで調べてみると、卒業式をする理由は、感謝と次への意志を示す「節目」であり、過去を振り返り、新しい生活に向かう心構えをするためと書いてあった。また、卒業式の目的は、四つあった。一つ目は「教育の節目・成果の確認のため」、二つ目は「次のステージへの旅立ちのため」、三つ目は「感謝と成長の共有のため」、四つ目は「別れと旅立ちを情感するため」だと書いてあった。この四つの中でも、特に納得できたのは、四つ目の「別れと旅立ちを情感するため」である。別れがきちんと分かるように卒業式はみんなで行う必要があるのだ。卒業式の意味を調べたら、わざわざ式をする意味があると思った。

 人間にとって、「別れ」とは「出会い」である。六年生が卒業したら、また、新しい一年生が来る。別れと出会い、この二つの関係は、根本では同じである。つまり、別れと出会いの関係は表裏一体なのだ。別れと出会いは「表裏一体」の必然的なサイクルであり、成長のステップということが分かった。これから、別れと出会いを大切にし、様々な式の意味を深く考え、参加したい。

旅立ちは友達(たびだちはともだち)! 六年生が空の遠い所まで飛んで行った。