先生ありがとう
小4 あこれな(akorena)
2026年3月4日
「オギャーオギャーオギャー」
廊下で、今か今かと私の誕生を待っていたお父さんは、私の元気な、泣き声を聞いて、
「あっ。生まれた。」
とほっとした気持ちになったそうです。
私は、二〇一六年四月十三日の午前十時四十四分に、福岡の九州大学病院で産まれました。私の出産予定日は、四月一日だったそうです。でも、予定日を十日過ぎても、出てきませんでした。もし、四月一日に生まれてたら、四年生だったのになと思いました。私が全然、産まれなかったので、お母さんは、入院して薬を使って私を無理やり出産することになったそうです。一日目は、一日に使える薬の最大量を使っても、出てきませんでした。しかし、その日の夜に、待ちに待った陣痛が、やっとおきたそうです。先生は、陣痛の痛みに、ヒーヒー苦しんでいるお母さんに、
「朝になる前に出てきそうだよ。」
とやさしくはげましてくれたそうです。でも、最後の最後に、私はお母さんのおなかの中でもたもたしてしまって、結局十時四十四分に生まれました。
私は胎児の時に、エコー検査で、おなかの中に八センチくらいの、まるで風船のような袋が見つかっていたそうです。先生は、
「赤ちゃんが出てきて、検査しないとはっきりとはわからないが、おそらく、卵巣のうしゅだろう。それにしても、赤ちゃんで八センチもの大きさは、ぼくも見たことのない大きさだ。」
とびっくりされたそうです。私は、生まれてすぐから検査が始まり、袋の正体は卵巣のうしゅと確定し、翌日に手術を行うことが決定しました。
私は、手術していなかったら、卵巣が一つだめになってしまう可能性が高かったそうです。大学病院の先生がすぐ卵巣のうしゅとわかったので、手術も早くできて卵巣も残せたのでうれしかったです。先生に感謝したいなと思いました。