メンタルヘルス
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現代の社会では心の問題を抱えていたり、ストレスに悩まされる人が多くいる、実際に高校生の三人に一人が中程度以上のうつ病を抱えているらしい。心に悩みや不調を抱えている人が増えているのは問題だ。
第一に考えられる原因は、若者の間での顕著なルッキズムの風潮だ。SNS上では美容整形に関する発信や、アイドルの容姿やダイエットなどについての投稿が数多く見受けられる。また、たとえ自分が直接的に攻撃されていなくとも、他者の容姿を批判する投稿を見る機会は少なくない。さらに、加工技術は既に判別が困難なほど高度になり、整形も身近になっている。このような要因によってSNS上で、容姿が優れていることの重要度がが大きくなり、同時に求められる最低ラインも上がっている。その結果、無意識に自分自身と比較してしまい、自信をなくしたりコンプレックスを持ったりしてメンタルヘルスを害することにつながる。実際に、私の身近にも醜形恐怖症の人だったり、コロナが収まって以後もマスクを外せないという人だったりがいる。
第二の原因としては昔と比べて気軽に頼れる人が身近に減っているということが考えられる。通信技術や移動手段の発達により、人々の交流は広くなるとともに浅くなっているのではないかと思う。また、ルッキズムにもつながる話として日頃から完璧を求められた結果、親しい人には理想の自分を見せていたい。自分の弱みを晒して失望させたくないという恐れが、他人に相談する妨げとなっていると思う。悩みやストレスを一人で抱え込んでしまうことで自分自身で処理しきれず心の病につながってしまう。
確かに物質的、技術的豊かさは我々の選択肢を増やした。しかし、選択肢が増えたことによって求められる価値観も新たに出現した。新たな腕はする可能性を増やすと同時に自身を縛る重りとなる。時代の変化によって個人の存在は強まっている。孤立して心の不調を抱える人が増えているのは問題だ。