長所と短所

   中2 あさくに(asakuni)  2026年4月1日

  「長所と短所」というタームをまず耳にすると私は木の枝を想像する。その枝から別れたもう一つの枝は長く、もう一つは短い。この考えを踏まえ、その「木」全体を見てみたらどうだ。一つの幹から無数の枝が生え、その枝たちからも数えきれないほどの小枝が出てきている。まさにたくさんの木の枝が一本の木から生えてきているように、長所と短所が確立してしまったカッチンコッチンの二つのグループではなく、「伸びしろ」がいつでもある。この思いから公園に生えている木などを見ると、この世はなんと能力主義なのだろうと思わされる。

長所を伸ばすことは素晴らしいことだ。なぜかというとその「枝」が誰も浴びることができない微笑む日光を浴びることができるからだ。私は昔数学に苦戦しており、それほど望ましくないテストの点数などを目の当たりにしている。しかし国語では多くの場合文句のない成果である。この時私は引き続き、国語を積極的に強化したからこそ「努力」や「集中」という概念を再認識し、日々校舎の中で奮闘できている。他にも、枝が伸びれば精神的にも落ち着く。人間どんなに能力が長けていても、心が安心していないと長く持たないのは皆さんもよくご存じだと思います。「自分はこれができる、これは人より勝っている」と思えれば自分の価値を主張でき、いる場所も確保できる。そのためにも自分のお家芸の強化は必須であり、心のよりどころであるべきだ。

確かに短所を強化するのも素晴らしい。そうすれば、全体的にバランスが取れるからである。今やロサンゼルスドジャースだけでなく、メジャーリーグを代表する大谷翔平選手で考えてみてはどうだろうか。打者としては2024年に前人未到の50-50を達成し、投手では横に大きく曲がるスイーパーで2023年のWBCを沸かせた100年に一度のユニコーンだ。だが、2023年のシーズン後半で二度目のトミージョン手術後、ガラスの二刀流だ。この万能さで例えもうピッチャーができなくなっても、素晴らしいバッティングの技術でメジャーで生き残ることも可能であろう。しかし、この夢のような将来のバックアップは大谷選手の短所を強化している努力のお陰だ。もしも大谷選手のバッティングが天下一品だとしても、投手が中途半端だったら大変だ。万が一打者でスランプになったらチョボチョボの投手では生計が立てられない。本当に努力することはビッグになるには不可欠なんだと思い知らされる。

「長所を伸ばすべし!」「いや、短所を伸ばすのが一番!」という終わりの見えない論争も重要だが、もっとも重要なのはこれらの工程で自分の大切な時間を「ギャンブル」できるからだ。スティーブジョブスがスタンフォード卒業の時、「君の時間は限られている。だから、他人の人生を生きることで無駄にしてはいけない」と言ったように、一日は24時間しかなく、どんなにもがいても人間最後は死ぬ。なので、最後の一日のため、残された日々のために人は大切な「時間」という名の資産をベットしているのだ。私も人生カジノで圧勝できるよう、毎日ギャンブラーだ。