さくらこちゃん、こんにちは。第一作目、すばらしい出来栄えです。まず、書き出しがうまい。動作と情景からの書き出しに成功しています。
大好きな遊びである「折り紙」の、「ただの一枚の正方形の紙」が様々なものに変化していく驚きと楽しさ、作品を通しての人とのふれあい、思い出になっていくことと、世界観を描くことができています。それを題名にもできましたね。
まとめの「大人はときどき、好きなことがあればそれを仕事にできると言う。だが、たとえ仕事にできなくてもいいと思う。」という気づきからの展開は、「遊び」の本質にふみこんでいます。
これから、文章を元にした作文を書いていくと、単純な生活作文から考える作文になっていくので、さくらこちゃんはさらに得点を伸ばしていけますよ。楽しみですね。
<<え2016/488pみ>>
さくらこさん、折り紙への深い愛情が伝わってくる素敵な作文ですね。
幼稚園の頃からの思い出や、小学校のエピソード、さらに難しい作品に挑戦した経験まで、折り紙にまつわるさまざまな場面が具体的に描かれていて、文章に厚みが出ています。
特に、小学校1年生の時の男の子とのやりとりや、作品ごとの思い出が生き生きと書かれていて、前の話や聞いた話がよく書けています。
また、「たとえ仕事にできなくてもいい」という部分では、折り紙を通しての気持ちの豊かさがよく伝わってきます。
「嫌なことがあっても折り紙を折っているだけで幸せな気持ちになる」という感想は、一般化の主題がよく書けていて、読む人に共感を呼びます。
文章の流れも自然で、折り紙の魅力が段階的に伝わる構成がとてもよいです。
これからも、さくらこさんの好きなことを大切にしながら、さらに表現力を磨いていってください。
【項目評価】
・具体的なエピソードの活用:よくできている
・たとえの使用:うまく使われている
・前の話や聞いた話の活用:よく書けている
・一般化の主題:よく書けている
・文章の構成:自然でわかりやすい
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1230字/600字
思考点:69点
知識点:67点
表現点:79点
経験点:71点
総合点:76点
均衡点:5点
■思考語彙 17種 27個 (種類率63%) 69点
。おそらく,。しかし,。だから,あれば,たから,たので,だろう,できれば,と思う,なると,今思う,使わざる,思うば,渡せば,渡そう,私にとって,調べると,
■知識語彙 43種 62個 (種類率69%) 67点
一番,一緒,乙女,仕事,以外,作品,先生,全部,写真,動物,参考,友達,大事,大人,大切,完成,宝物,小学校,小説,工作,年生,幼稚園,必要,感動,担任,掃除,時間,検索,正方形,立体,紹介,結局,綺麗,自己,自由,至高,誕生,説明,達成,関係,随筆,題名,高学年,
■表現語彙 113種 212個 (種類率53%) 79点
きっかけ,くし,こと,さっき,そう,それ,それぞれ,ただ,たち,ままごと,みんな,もの,よう,イタズラ,ゴキブリ,ゴジラ,ツキノワグマ,テスト,テープ,ハサミ,ハリネズミ,バラ,プレゼント,リクエスト,ワニ,一,一番,一緒,中,乙女,事,人,今,仕事,他,以外,作り方,作品,先生,全部,写真,初め,動物,参考,友達,回,塾,大事,大人,大切,失,女の子,好き,嫌,嫌い,完成,宝物,小学校,小説,工作,年生,幸せ,幼稚園,座,弟,後,必要,思い出,感,感動,折り紙,担任,掃除,文,方,日,昼休み,時,時間,本,枚,検索,正方形,気持ち,狼,男の子,的,礼,私,立体,筋,紙,紹介,終,結局,綺麗,自己,自由,至高,親,話,誕生,説明,辺,遊び,達成,関係,随筆,頃,題名,高学年,鶴,cm,
■経験語彙 35種 58個 (種類率60%) 71点
あげる,かつ,くれる,せる,つける,つなぐ,つまる,できる,と思う,もらう,わかる,今思う,作る,使う,入る,出る,出会う,取り出す,好む,戻る,折る,教える,気に入る,渡す,終わる,置く,覚える,言い表せる,話す,調べる,諦める,貰う,載る,遊ぶ,驚く,
■総合点 76点
■均衡点 5点
一枚の紙から
中2 さくらこ(asakuko)
2026年4月1日
本棚から一冊の分厚い本を取る。でも読みたいのではない。そばには、さっき取り出した一辺15cmの正方形の紙が置いてある。この本は小説でも説明文でも随筆でもない。折り紙の本だ。この本の題名は『至高の折り紙』。弟から誕生日プレゼントに貰ったものだ。私の好きな遊びは折り紙だ。
折り紙は幼稚園の頃から好きだった。自由な幼稚園だったので、みんなそれぞれ好きなことをしていた。私以外の女の子たちはおままごとをしているのに、一人で折り紙をするほど好きだった。一人だけで遊んでいたからか、よく先生も一緒に折ってくれた。その先生からバラの折り方を教えてもらった。その時から折り紙が工作の中で一番好きなものになった。ただの一枚の正方形の紙が立体的な綺麗なバラになることに感動したのだ。だから今でも好んで折るのはハサミもテープも使わずに一枚の折り紙から作る作品だ。
小学校1年生の時の数少ない思い出の中で折り紙に関係する面白い話がある。小学校に入って初めの頃、自己紹介で折り紙が好きである事と、一緒に作りたいと思っていることを話した。すると一人の男の子が言ってきた。
「ワニを作って。」
私は一緒に作るのだと思っていたので驚いたが、昼休みに作った。完成したので渡そうと思ったが、男の子は友達と遊びに行っていて、掃除時間にも戻ってこなかったので渡すのを諦めたのだ。今思えば掃除時間が終わった後や終礼後に渡せばいいのにと思う。おそらくその男の子はもう覚えていないだろうが、私にとっては良い思い出だ。
小学校高学年になると、だんだん難しい折り紙を折るようになった。本を参考に折った作品は、ポメラニアン、ハリネズミ、ゴジラ、ゴキブリ、乙女座、鶴、狼、グリフォン、ツキノワグマだ。ポメラニアンはこの本との出会うきっかけだった。その時の私の担任の先生が好きな動物がポメラニアンで、作り方を検索した。しかし、写真しか出てこなくて作り方がわからなかった。調べると本に作り方が載っているそうだった。写真で見た折り紙のポメラニアンが気に入っていてどうしても作りたかったので、誕生日プレゼントとして本をリクエストしたのだ。他にも、ハリネズミはつける折り筋が多くて作るのに4時間ほどかったたり、ゴジラは弟にあげたり失くしたりして結局3回作ることになったり、ゴキブリは作った後で塾の先生や親にイタズラをしたりとその作品それぞれに思い出がつまっている。全部私の大事な宝物だ。
私にとって折り紙は、大切な思い出と今をつなぐだけのものではない。嫌なことがあっても折り紙を折っているだけで幸せな気持ちになる。テストが終わった後に難しい折り紙を完成させた時の達成感は言い表せないほどだ。大人はときどき、好きなことがあればそれを仕事にできると言う。だが、たとえ仕事にできなくてもいいと思う。嫌いな仕事の後でも好きなことができれば幸せだ。だから、人には好きなことが必要なのだ。