里山を歩いていると(感想文)
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たくさんの目的を気持ちよく達成させてくれるのが里山の景観であり、それを構成する野生生物を中心とした豊かな自然である。里山は、人間の暮らしと自然が長い年月をかけて共存してきた場所であり、美しい景色だけでなく、生き物たちの大切な住みかとしての役割も担っている。筆者は、このような里山を単なる私有財産という枠組みの中だけで考えていては守ることはできないと述べている。確かに、里山の維持には多くの手間や時間、費用がかかるため、それを地域の人々だけに任せるのは大きな負担となるだろう。そこで、都市に暮らす人々も、里山の恩恵を受けている一員として、山里の人々に対して相応の負担をするべきではないかと考えられているのである。また、野生動物たちにとって重要なのが「緑のコリドー」である。これは、森林や草地などの自然環境をつなぐ緑の通路のことであり、動物たちが安全に移動するために欠かせない存在である。緑のコリドーが整備されていれば、動物たちは外敵や人間の目から身を隠しながら、安心して移動することができる。その結果、生息地が分断されることを防ぎ、種の存続にもつながる。したがって、里山を守るためには、このような緑のコリドーを意識して整備する工夫が必要だといえる。
私はこれまで、学校の行事や日常生活の中で自然と触れ合う機会が多くあった。例えば、自然のきれいな風景の写真や画像を見ると、心が落ち着き、癒されると感じたことが何度もある。また、毎日のように学校から帰ると近くの公園に遊びに行くのだが、そのたびに気になることがある。それは、公園に落ちているごみの多さである。本来ならば、自然を楽しむための場所であるはずの公園に、ごみが散らかっているのを見ると、とても残念な気持ちになる。さらに、一年生の頃に初めての遠足で、少し遠くにある広い公園へドングリ拾いに行ったことがある。その時は、たくさんのドングリを見つけることができ、友達と一緒に夢中になって拾い集めた思い出がある。木々に囲まれた自然の中で過ごす時間はとても楽しく、安心感があった。しかし、その一方で、そこにも誰かが捨てたと思われるごみが多く落ちていた。せっかくの美しい自然の中にごみがある光景を見て、私はとても悲しく、そしてあまり良い気持ちにはなれなかった。この経験から、人間の行動が自然に大きな影響を与えているのだと実感した。また、公園で遊んでいるときにも同じようなことを感じる。きれいな花や木々がある場所でも、ごみが落ちていると、その美しさが失われてしまう。まるで大切に描かれた絵に汚れがついてしまったかのように、自然の魅力が半減してしまうのだ。このような光景を見るたびに、自然を守ることの大切さを強く感じるようになった。
そこで、自然を守るために私たちに何ができるのか疑問に思い、調べてみることにした。その結果、自然を守るためには大きく分けて三つのことが重要であると分かった。それは、「ごみを削減すること」、「省エネルギーを心がけること」、そして「自然に対する尊重の気持ちを持つこと」である。例えば、ごみを減らすためには、買い物の際にマイバッグを持参することや、マイボトルを使うことが挙げられる。また、水を大切に使うことや、キャンプ場や公園で遊んだ後には必ずごみを持ち帰ることも大切である。まさに「塵も積もれば山となる」ということわざのように、一つひとつの小さな行動が大きな成果につながるのである。さらに、地域の清掃活動や自然保護活動に参加することも、自然を守るための大切な行動の一つである。このような取り組みは「デコ活」と呼ばれており、脱炭素社会の実現につながる新しい豊かな暮らし方とされている。私はこのことを知り、自然を守るためには特別なことだけでなく、日常生活の中での小さな行動の積み重ねが大切であると感じた。また、一人ひとりが意識を変えることで、大きな変化につながる可能性があるとも思った。
自然は、人間が生きていく上で欠かすことのできない大切な存在である。美しい景色や癒しを与えてくれるだけでなく、空気や水、食べ物など、私たちの生活を支える基盤でもある。そのため、自然を守ることは、私たち自身の未来を守ることにもつながる。これからは、自分にできることを一つひとつ実践し、自然を大切にする行動を続けていきたい。そして、多くの人が自然の大切さに気づき、共に守っていく社会になってほしいと強く思う。