あこまきさん、今回の作文は「物事を多角的に見ることの大切さ」について、自分の考えをしっかりと述べていて、とてもよく書けています。
まず、コインの例えから始めて、レトリック感覚の意義を説明している部分は、抽象(ちゅうしょう)的なテーマを具体的にイメージしやすくしていて、読み手にわかりやすい導入となっています。
また、同級生との体験を通して、多角的に見ることで相手の良さを発見したことを具体的に書いているので、説得力が増しています。体験実例がよく書けています。
さらに、アメリカの黒人奴隷(どれい)の歴史やハリエット・タブマンの話を取り入れ、視野を広げることが未来の可能性を広げるという理由を示した点も、とても効果的です。データや具体的な人物名を使っているので、説得力が高まっています。
最後に、反対意見として「伝統を守ることも大切」という視点を入れたことで、多角的に考える姿勢がよく表れています。反対意見の理解がよく書けています。
全体を通して、意見の主題が明確で、理由や例も豊富に示されているため、論理的で読み応えのある作文になっています。

項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
・理由がよく書けています。
・体験実例がよく書けています。
・データがよく書けています。
・反対意見の理解がよく書けています。
 

森リン評価 偏見を捨て ma 04月2週 あこまき
字数/基準字数:
1465字/600字
思考点:87点
知識点:85点
表現点:86点
経験点:77点
総合点:90点
均衡点:6点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:6点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙24種36個67%87点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙68種96個71%85点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙128種214個60%86点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙39種56個70%77点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1465字
 87点
 85点
 86点
 77点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 24種 36個 (種類率67%) 87点
 しかし, 第,。しかし,。だから,。例えば,いえば,いると,するため,すれば,だろう,に思う,のかも,の可能,の第,は思う,みると,よらざる,れざる,を考える,向かうと,売買可能,広がるから,広げると,違うから,

■知識語彙 68種 96個 (種類率71%) 85点
下等,代表,何事,偏見,優秀,先生,判断,南北戦争,印象,同級生,名手,喧嘩,嘲笑,団結,売買,売買可能,外見,多様,多角,大切,大統領,奴隷,子孫,孤立,実感,家畜,将来,常識,当時,彼女,必要,意味,感覚,戦場,所有,才能,文化,料理,方向,日本,服装,未来,本質,歴史,毎日,活躍,物事,特有,獲得,現代,理由,理解,相互,相手,知恵,社会,繁栄,能力,行為,視点,視野,言葉,賛成,軍隊,重箱,関係,関心,黒人,

■表現語彙 128種 214個 (種類率60%) 86点
いろいろ,お正月,きん,こと,こん,ご存知,するため,それ,たくさん,ところ,の可能,もの,よう,ん,アインシュタイン,アップ,アメリカ,クラス,ケーキ,ゲーム,コレクション,チキン,トーク,レトリック,一,一つ,下等,中,事,二,人,他,代表,何かしら,何事,例,偏見,優秀,先生,全て,判断,別,力,南北戦争,印象,同級生,名手,和,喧嘩,嘲笑,団結,売買,売買可能,外見,多様,多角,大切,大統領,奴隷,子孫,孤立,実感,家畜,将来,常識,当時,彼,彼女,必要,思い込み,性,意味,感覚,戦場,所,所有,才能,数の子,文化,料理,方,方向,日本,時,服装,未来,本質,栗,様,様々,歳,歴史,毎日,活躍,為,物,物事,特有,獲得,現代,理由,理解,的,皆さん,目,相互,相手,知恵,社会,私,繁栄,考え,能力,行為,見かけ,視点,視野,言葉,財,賛成,身,軍隊,運,重箱,関係,関心,頭,黒人,

■経験語彙 39種 56個 (種類率70%) 77点
おせる,しまう,ちる,つける,できる,とぶ,なくなる,に思う,は思う,みなす,よる,られる,れる,を考える,余る,働く,入る,受け継ぐ,向かう,売る,変える,変わる,広がる,広げる,思い出す,感じる,扱う,捨てる,潰す,率いる,知れる,突き通す,繋がる,見つける,話しかける,込める,違う,関わる,飛び抜ける,

■総合点 90点

■均衡点 6点
 

偏見を捨て
   中1 あこまき(akomaki)  2026年4月2日

 ふだん私たちは、コインを丸いものとして見なしている。けれども、もちろんコインは、年中円型に見えるわけではない。水平方向から眺めれば、あきらかに、薄い長方形に見えるはずだ。しかし、なぜかコインは長方形だということに違和感を感じるのである。レトリックは、私たちの認識と言語表現の避けがたい一面性を自覚し、それゆえに、もっと別の視点に立てばもっと別の展望がありうるのではないか、、、と探究する努力をすることでもある。レトリック感覚は、発見的な認識には欠くことができない上に、人をできるだけよく理解するためにこそ必要なのだ、ということになる。新しい視野を獲得するためにも、また、相互理解の為にも、こんにちほどレトリック感覚の必要とされる時は、かつてなかったように思う。何事にも、物事を多角的に見る事は大切なのである。そのようなレトリックの様に、物事を多角的に見ることに私は賛成だ。

 第一の理由に、他の視点から見てみると感じ方が違うからだ。私には、ある一人の同級生との関係を思い出した。彼は、もともとクラスの中で孤立していた。彼は人のことを毎日の様に嘲笑し、先生に喧嘩を売ったりなどと言った様々な目に余る行為をしてきた。クラスの人からは、関わらない方が身の為と言われているほどだった。私も、彼の第一印象は、あまり良いとは思わなかっただろう。しかし、実際に話しかけてみると、トーク力があったり、賢かったり、ゲームをするのが名手であったりと、多様な良い所を見つける事ができた。一つのことでも、全く別の視点から物事を見てみると、感じ方が変わることを実感する事ができ、関心をした。

 第二の理由に、視野を広げると未来の可能性が広がるからだ。皆さんは、アメリカの黒人奴隷の歴史をご存知か。当時のアメリカ社会では、黒人は頭が悪く、下等とみなされ、売買可能な所有物として扱われてきた。黒人は、人として扱われず、まるで家畜の様に扱われてきた。しかし、黒人は全ての人に何かしらの才能があり、飛び抜けて賢い人がいたのかも知れない。例えば、ハリエット・タブマンだ。ハリエットは、元黒人奴隷で、いざ南北戦争の戦場に向かうと、彼女の知恵が働き、団結力で軍隊を率いた。現代では、アメリカ元大統領バラク・オバマなどといった、たくさんの優秀な黒人が活躍する社会となっている。偏見や思い込みをしていると、その人の将来や未来の社会の可能性を潰すことに繋がってしまったのではないだろうか。

 しかし、時には一つのことを突き通すことも大切である。代表的な例とすれば、お正月料理だろう。おせち料理といえば、栗きんとんや、数の子だろう。その様な重箱に入っている料理には、一つ一つ意味が込められている。栗きんとんは、財運アップ、数の子は、子孫繁栄などだ。しかし、それをチキンや、ケーキに変えてしまったらどうだろうか。日本特有の和の料理ではなくなり、意味などを考えなくなってしまうのではないだろうか。だから、いろいろな方向の考えよりも、受け継いできた文化を大切にする方が良いこともあるのだ。しかし、アインシュタインは、『常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う。』と言った。この様な言葉があるように、でも、やはり、多角的に見ることで、視野が広がり、より、様々な相手の良いところを見つける事ができるのである。人は見かけによらぬもの。外見や、服装ではその人の本質や能力を判断する事はできないのだ。偏見を捨て、多角的に物事を見る事が大切だと私は思う。