あきゆれさん、今回の作文は「多角的な視点の大切さ」について、自分の体験や具体例を交えながらしっかりと意見を述べていて、とてもよく書けています。
まず、意見の主題がはっきりしていて、「多角的にものを見ることは良いことだ」という考えが伝わってきます。
また、友達との喧嘩の体験を使って、自分の感情や相手の立場を考え直したことを具体的に書いているので、体験実例がよく書けています。
そのことで、なぜ多角的に見ることが大切なのかがわかりやすく説明されています。
さらに、怒り(いかり)の本当の理由を深掘り(ほり)する過程も丁寧(ていねい)に書かれていて、理由がよく書けています。
「雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである」という名言を引用し、多角的な視点の価値を強調している点もとても効果的です。
このように、名言がよく書けていることも作文の説得力を高めています。
また、現代の問題として「フィルターバブル」や「エコーチェンバー現象」を取り上げ、社会的な視点も加えているので、文章に深みが出ています。
全体として、あきゆれさんの考えがしっかり伝わり、説得力のある作文に仕上がっています。

項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
名言がよく書けています。
データがよく書けています。
反対意見の理解がよく書けています。
 

森リン評価 本質を見抜くこと ma 04月2週 あきゆれ
字数/基準字数:
1404字/600字
思考点:85点
知識点:79点
表現点:75点
経験点:83点
総合点:86点
均衡点:6点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:6点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種29個79%85点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙60種103個58%79点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙103種195個53%75点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙43種66個65%83点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1404字
 85点
 79点
 75点
 83点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 26種 35個 (種類率74%) 92点
 しかし,、なぜ,、一方,、考える,。しかし,。確か,あるから,あると,から考える,すると,たから,だろう,てなぜ,と場合,と思う,に考える,は第,みよう,を考える,収まらざる,場合によって,大切かも,来ざる,知らざる,見抜くため,言うと,

■知識語彙 61種 101個 (種類率60%) 80点
不都合,事情,交流,人生,他者,優先,友達,反対,反響,名言,問題,喧嘩,場所,多角,大切,大袈裟,存在,実例,尊重,心境,必要,情報,意見,感覚,承認,方向,時間,本当,本質,植物,欲求,正体,正義,武器,流石,深刻,無駄,物事,現象,理由,理解,生死,発見,発達,相手,真実,確信,立場,端的,美点,自分,自覚,表示,視点,視野,言葉,遅刻,遮断,集合,雑草,順位,

■表現語彙 108種 193個 (種類率56%) 77点
。確か,こと,これ,ご存じ,さ,たち,と場合,ほう,まま,もの,よう,インターネット,トラブル,バブル,フィルター,ルーズ,レトリック,一つ,不都合,中,事情,二,交流,人,人生,今,他者,何,側,優先,先,分,十,単,友達,反対,反響,名言,向こう,命,問題,喧嘩,場所,多角,大切,大袈裟,存在,実例,尊重,後,心境,必要,怒り,悪,情報,意見,感覚,承認,敵,新た,方,方向,日,時,時間,本当,本質,植物,様々,欲求,正体,正義,武器,流石,深刻,無駄,物事,現象,理由,理解,生死,発見,発達,的,皆さん,相手,真実,確信,私,立場,端的,筋合い,美点,自分,自覚,表示,見抜くため,視点,視野,言葉,話,謝,豊か,遅刻,遮断,集合,雑草,順位,

■経験語彙 45種 68個 (種類率66%) 86点
、考える,かかる,から考える,くれる,しまう,しれる,できる,と思う,に考える,まつ,もつ,られる,れる,を考える,伝える,似る,偏る,分かる,収まる,帰る,広げる,強まる,怒る,感じる,扱う,持つ,挙げる,掘る,教える,気がつく,気づく,決めつける,満たす,生きる,知る,突き破る,立つ,続ける,見なす,見抜く,触れる,謝る,起きる,遅れる,遊ぶ,

■総合点 88点

■均衡点 4点
 

端的に考えた裏側に
   中1 あきゆれ(akiyure)  2026年4月2日

 ふだん私たちは、コインを丸いものとみなしている。それは決して球形ではなく、正確には円盤形のことだと、誰でも承知している。コインが自然に安定しやすい姿勢で置かれているとき、人間の視線の自然な角度から見ると、丸いからだ。しかし、コインを水平方向から眺めれば、明らかに薄い長方形に見えるはずだ。価値の多様化を引き起こすレトリックとは多角的なことばによって表現してみることであり、発見的な認識への努力に近い。私もすべての人が同じ視点からものごとを語ることは、社会で生きていくにあたって、とてもさびしいものであると考える。皆が違う意見を持ち、それを尊重するのが世界にいるたくさんの人間がとるべき行動だ。そのようなレトリックのように、物事を多角的に見ることに私は賛成である。

 理由は第一に、多角的な考えによって、物事の本質を見抜くことができるからだ。以前、私は仲良しの友達と大喧嘩をしてしまった。私は日曜日、その友達と一緒に遊ぶことになっていた。友達は集合時間になっても集合場所に来ず、二十分遅れて来た。私は「友達はルーズだ」と決めつけて、つい怒ってしまった。私は怒りが収まらず、そのまま帰ってしまった。帰ってから、友達の立場になってなぜ遅れたのかを考えた。「実は何かトラブルがあったのか。」「優先順位があったのか」など、考えられる理由は様々だ。後から、自分は相手の事情も知らず、端的に決めつけてしまったことで喧嘩が起きたのだと気がついた。このように、なぜ喧嘩が起きたのか、本質を見抜くために、多角的に見ることが大切なのだ。

 理由は第二に、レトリック感覚があると、自分でも分からなかったことについて新しい発見があるからだ。先ほど挙げた実例で、なぜ自分の怒りが収まらなかったのかを考えてみよう。単的に言うと、「遅刻をされたから」である。これを深掘りすると、「時間を無駄にされたから」、これをまたさらに深掘りすると「自分の存在を大切に扱われていないと感じて悲しかった」という、自分の本当の心境が分かる。私は怒りの正体は「遅刻」ではなく、「承認欲求や尊重が満たされない寂しさ」だと気づくことができた。私は友達にこのことを伝え、謝った。友達も謝まってくれ、また仲良く遊ぶようになった、「多角的な視点」とは人生を豊かにする武器である。

 しかし、時と場合によって多角的に考えたほうがよいのか、一つの方向から考えた方が良いのかを考える必要がある。大袈裟な話になってしまうが、自分の生死がかかっている時、流石に多角的に考える筋合いはないだろう。何が何でも自分の命が最優先だ。このように、一方的に考えることは悪いことではない。皆さんは、「フィルターバブル」、「エコーチェンバー現象」という言葉をご存じだろうか。これは、SNSで「見たい情報」だけを表示し、「見たくない情報」を遮断してしまったり、自分と似た意見の人たちだけで交流し続けたりすることで、自分の意見が正しいという確信がどんどん強まっていく現象である。これはインターネットが発達している今、とても深刻な問題になっている。自分が「偏った情報を見ている」という自覚がないまま、反対意見を持つ人を「敵」や「悪」と見なしてしまうという、とても恐ろしいものである。確かに物事を一つの視点で深く理解することも大切かもしれない。しかし「雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである」という名言がある。一つの方向から物事を見るよりも視野を広げたほうが、新たな発見をすることができる。私たちは今、自分の正義だけが反響するエコーチェンバーの中で生きている。しかし、その心地よいバブルを突き破り、あえて不都合な他者の視点に立つことでしか、物事の本質には触れられない。あの日の大喧嘩は私に「正しいことの向こう側にある真実」を教えてくれたのだ。私はこのように多角的な視点で、視野を広くもつことは良いことだと思う。