だまされたと思って食べてみること

   小4 あきゆき(akiyuki)  2026年4月2日

 だまされたと思って食べてみること

「だまされたとおもってたべてごらん」

というのは見た目がちょっとダメな食べ物によくつかわれることばです。三歳くらいのころのお正月、そんなふうに言われて初めてナマコというものを食べました。見た目は茶色くてヌメヌメしてます。でも食べたら、コリッ、シュルッ、ツルッ。おいしい。

私はお正月にしか会えないナマコちゃんが好きになりました。

それから何年かたった年末に初めて調理前のナマコちゃんを会うことになりました。

私は見た時、はにゃ?なんだこれ!と思いました。私が食べていたナマコちゃんとは全く別人だし、まるでケムシの王様みたいに大きくてヌメヌメしてました。

ママが、ナマコのヌメヌメをとるために、ざるのなかでぐるぐる回していると、もっとヌメヌメが出てきて、洗おうとしたときに手の中をすべって、シンクの穴の中にドボンとつっこんでいきました。その瞬間、家族全員で

「ぎゃー!!!」

と叫びました。

なるでナマコが逃げようとしたように思いました。

ママがナマコを切るときに、ナマコがどんどん固くなっていきました。それはきっとナマコの最終手段の秘密兵器だったと思います。

でもパパは、

「ナマコ、固いほうが切りやすいな。」

と、ナマコをまな板にたたきつけたり、冷たい水につけたりしてナマコをいじめていたそうです。

私はガーゼでナマコの中のヌメヌメをとる作業を手伝いました。

最初は気持ち悪かったけど、しばらくしたら、触るのになれてきました。今度はナマコの準備を自分でしてみようかなと思いました。

お姉ちゃんはむかし、エスカルゴが気に入って、たくさん食べていたけれど、その正体がカタツムリと聞いてから、ぜんぜん食べられなくなったそうです。

他にも見た目はダメだけどおいしいものがあります。それはタコです。ツボから何かが出てきて、それをひっくり返したような見た目をしています。でも本当は、おいしすぎるんです。私はきゅうりと一緒に食べるのや、おさしみにして食べるのもすきだし、タコ焼きにしてもおいしいのにあの見た目はもったいないです。

見た目がダメでも食べるとおいしいものを最初に見つけて食べた人はすごいなと思います。最初はきっと、食べ物に見えないからです。

何でも一度は、「だまされた」と思って食べないといけないなと思いました。