文章全体を通して、体験や聞いた話を上手に組み合わせているところがとてもよくできています。

自分の迷子(まいご)経験(けいけん)、母親の仕事の話、そして川でおぼれた話がつながっていて、文章に深みが出ています。

特に、迷子(まいご)のときの気持ちを「まるで水泳が苦手なぼくが……絶望(ぜつぼう)しているようでした」とたとえた表現(ひょうげん)は、気持ちが伝わりやすく、たとえがうまく使われています。

また、母親の話を聞いて驚い(おどろい)た気持ちや、今の自分の思いを素直(すなお)に書いているところも良いです。

自分の経験(けいけん)だけでなく、家族の話も取り入れているので、文章が立体的になっています。

最後に、「きっと大丈夫(だいじょうぶ)!」と自分に言い聞かせる気持ちを表現(ひょうげん)しているので、前向きな感想がよく伝わってきます。

全体として、いろいろな話をつなげて、自分の思いをしっかり伝えられている素敵(すてき)な作文です。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえの使い方:よくできている
・前の話聞いた話の活用:よくできている
・わかったことの表現(ひょうげん):よくできている
・書き出しの結び:よくできている

内容(ないよう)★ 構成(こうせい)◎ 題材◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:1149字/500字
思考点:69点
知識(ちしき)点:63点
表現(ひょうげん)点:63点
経験(けいけん)点:79点
総合(そうごう)点:71点
均衡(きんこう)点:3点

 


■思考語彙 17種 24個 (種類率71%) 69点
 むしろ,、もしも,。なぜ,「きっと,たから,たので,だと,だろう,と思う,ないので,なければ,なので,ならば,ぬこう,見えざる,見つからざる,違うので,

■知識語彙 38種 48個 (種類率79%) 63点
一番,人生,仕事,会社,作者,保育園,出来事,卒業,印象,大丈夫,大変,大学,希望,店員,想像,感謝,新入,時代,時期,時間,最後,毎日,水泳,渡良瀬川,無事,特別,社会,社員,納期,経験,絶対,絶望,脱出,自分,苦手,試練,迷子,達成,

■表現語彙 77種 128個 (種類率60%) 63点
あたり,お菓子,くだもの,こと,ころ,さん,そう,そこ,その後,それ,とき,なか,ぼく,もの,よう,ん,カ月,スーパーマーケット,ピンチ,プロジェクト,プール,メートル,一番,人,人生,今,仕事,休み,会社,何,作者,保育園,先,出来事,卒業,印象,周り,大丈夫,大変,大学,川,希望,店員,度,想像,感,感謝,新入,日,時代,時期,時間,最後,母,毎日,気,水泳,波,泣き,渡良瀬川,無事,特別,社会,社員,納期,経験,絶対,絶望,脱出,自分,色々,苦手,試練,迷子,道,達成,間,

■経験語彙 40種 60個 (種類率67%) 79点
あたる,おどろく,おぼれる,くださる,くれる,ぐうする,しまう,できる,と思う,なす,ぬく,やる,られる,わかる,乗り越える,備える,働く,助かる,助ける,困る,守る,寝る,就く,感じる,戻る,残る,泳ぐ,眺める,終わる,続ける,耐える,聞く,見える,見つかる,覚える,言い聞かせる,逃れる,違う,離れる,静まる,

■総合点 71点

■均衡点 3点
 

ピンチは乗り越えられる!
   小5 あけおお(akeoo)  2026年4月2日

 どうしたはずみか中央に行きすぎ、気づいた時には速い流れに流されていたのである。元いた岸の所に戻ろうとしたが、流れはますます急になるばかり、一緒に来た友達の姿はどんどん遠ざかり、私は、必死になって手足をバタつかせ、元の所へ戻ろうと暴れた。

 すると、あんなに速かった流れも、私をのみこむほど高かった波も静まり、毎日眺めている渡良瀬川に戻ってしまったのである。

 むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。

 ぼくが一番、印象に残ったことは、作者が川でおぼれたけれど、無事に助かったところが、とても良かったと思いました。なぜならば、川はとても恐ろしいものなので、よくそこから逃れられたと思ったからです。

 ぼくは、保育園のころにスーパーマーケットで迷子になったことがありました。おいしそうなお菓子や、くだものが気になって、母から離れてしまったのです。ぼくが大泣きしていたら、店員さんが助けてくれました。そのとき、ぼくは母が見つからず、とてもさびしかったことをよく覚えています。それは、まるで水泳が苦手なぼくが、25メートルプールを泳いでいて、まだ15メートルあたりで先が見えず絶望しているようでした。迷子になって、とても困ったけれど、店員さんが優しかったことに、とても感謝しています。

 

 母に、ピンチのときの経験を聞きました。母が、大学を卒業して初めて働いた会社は、とても忙しい時期があり、48時間寝ないで働き続けたこともあったそうです。絶対に納期を守らなければならない大きなプロジェクトだったので、3カ月間休みがなく、寝られない日もあたったそうです。母は、新入社員でわからないことも多く、何度も、

「ちゃんと仕事が終わるのだろうか・・・。」

と思ったけれど、自分が希望して就いた仕事なので、絶対、最後までやりぬこうと思ったそうです。その後、周りの人に助けながら無事にプロジェクトは終わり、そのとき感じた達成感は、母の人生のなかでも特別大きいものだったそうです。

 ぼくは、今の母が、24時間寝ないで働くことなんてないので、そういうときがあったんだと、とてもおどろきました。母が社会人になったころは、今とは時代が違うので、本当に大変だったんだと感じました。だけど、色々な人が助けてくれて良かったと思いました。

 

 ぼくは、川でおぼれたくなし、24時間も寝ないで仕事をしたくないと思いました。だけど、もしも、ぼくが想像もできないような大変な出来事にそうぐうしても、

「きっと大丈夫!」

と、自分に言い聞かせて、乗り越えていきたいと思いました。