のぶひこ君、こんにちは。
文章全体を通して、現代の医療技術と人間の生死に関する深い問題意識がよく伝わってきます。
冒頭の病室の情景描写をうまく抜き出して、読者に理解しやすい要約、導入となっています。
また、自分の体験を通じて問題に向き合う姿勢を示した部分は、説得力があり、体験実例がよく書けています。
「絡まったイヤホンのコードをほどく」という比喩もわかりやすく、問題解決の過程をイメージしやすくしています。
さらに、多様な立場の人々との議論の重要性を述べ、歴史の実例や裁判員制度の例を挙げている点も説得力を高めています。
ことわざを「三人寄れば文殊の知恵」から「百人寄ればAIより強い」へと加工しているところも、現代的な感覚が感じられ、ことわざの加工がよく書けています。
最後に、「技術の進歩とは力が増えることではなく、責任が増えることである」という自分の考えを名言風にまとめているのも印象的です。
書き出しの「規則的な音」というキーワードを結びにも活かしている点も、文章のまとまりを感じさせます。
全体として、のぶひこ君の考えが一貫しており、説得力のある文章に仕上がっています。
【項目評価】
体験実例がよく書けています。
歴史実例がよく書けています。
ことわざの加工がよく書けています。
方法がよく書けています。
当為の主題がよく書けています。
名言がよく書けています。
書き出しの結びがよく書けています。
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1228字/600字
思考点:110点
知識点:81点
表現点:78点
経験点:97点
総合点:88点
均衡点:-3点
■思考語彙 33種 44個 (種類率75%) 110点
確か,、単なる,。しかし,。だから,。だからこそ,。むしろ,。例えば,いくべき,かによって,が考える,しまえば,すると,そう考える,そのため,そらさざる,だろう,と思う,と考える,と言える,に思う,のかも,の第,は第,まとまらざる,を考える,寄れば,怖いから,決めれば,深く考える,続けるべき,考えると,議論によって,進歩によって,
■知識語彙 63種 104個 (種類率61%) 81点
一般,上下,不気味,人工,人間,以前,価値,倫理,全体,判断,制度,動作,医師,医療,参加,反映,呼吸,問題,場面,境界,変化,大切,学校,家族,専門,心臓,患者,意味,意見,意識,技術,整理,文殊,方法,時代,最初,機械,機能,正面,歴史,活動,混乱,状態,状況,現代,現実,疑問,知恵,社会,移植,立場,糸口,脳死,臓器,裁判,規則,解決,議論,責任,資材,身体,進歩,重要,
■表現語彙 111種 205個 (種類率54%) 78点
確か,こと,さ,さまざま,そう,そのため,たち,とき,もの,よう,イヤ,グループ,コード,テレビ,ベッド,ホン,一,一般,三,上,上下,不気味,二,人,人々,人工,人間,今,仕組み,以前,何,例,価値,倫理,僕,全体,判断,制度,力,動作,医師,医療,参加,反映,呼吸,員,問題,器,場面,境界,変化,多く,大切,学校,家,家族,専門,度,心,心臓,患者,意味,意見,意識,技術,整理,文殊,方法,時代,最初,機械,機能,正面,歴史,死,気持ち,活動,混乱,状態,状況,現代,現実,生,疑問,百,的,目,知恵,社会,移植,立場,糸口,紙,置き去り,考え方,耳,胸,脳,脳死,臓器,裁判,規則,観,解決,議論,責任,資材,身体,進歩,重要,音,
■経験語彙 52種 73個 (種類率71%) 97点
が考える,しまう,しれる,そう考える,そらす,つなぐ,できる,と思う,と考える,と言える,に思う,ぶつかる,ほどく,まとまる,られる,れる,を考える,任せる,使う,傾ける,動く,受け止める,合わせる,向き合う,増える,寄る,戻る,投げ出す,持つ,書き出す,横たわる,死ぬ,決める,深く考える,深める,生きる,生まれる,生む,示す,立つ,絡まる,続ける,聞く,育てる,落ち着く,見える,見合う,追いつく,逃げる,重ねる,関わる,響く,
■総合点 88点
■均衡点 -3点
死を越える技術と人間の心
高1 のんの(aohita)
2026年4月2日
ピッ、ピッ、という規則的な音だけが静かな病室に響く。ベッドの上には、人工呼吸器につながれた人が横たわっている。胸は上下しているが、意識は戻らない。僕はこのような場面をテレビで見たとき、「この人は生きているのか、それとも死んでいるのか」と強く疑問に思った。医療技術の進歩によって、心臓が動き続けていても脳が機能しない「脳死」という状態が生まれた。こうした現代の状況を考えると、僕たちは技術の進歩に合わせて、人間の生と死についての考え方を深め、倫理観を育てていくべきだと思う。
そのための方法としては第一に、現実から目をそらさず、問題の不気味さや難しさを正面から受け止めることだ。僕は以前、学校でグループ活動をしていたとき、難しい問題にぶつかって意見がまとまらず、つい「もういいや」と投げ出しそうになったことがあった。しかし、そのまま逃げてしまえば、何も解決しない。そこで僕は一度落ち着いて、何が問題なのかを紙に書き出してみた。すると、まるで絡まったイヤホンのコードをほどくように、少しずつ状況が整理され、解決の糸口が見えてきた。脳死の問題も同じだと思う。怖いからといって目をそらしてしまえば、「人ではない身体」や「資材としての身体」という問題を深く考えることができない。むしろ、その不気味さを正面から受け止めることで、初めて人間らしい判断ができるのだと思う。
また、方法の第二としては、多くの人と議論を重ねることが重要だ。生と死の問題は一人で決められるものではない。例えば、臓器移植の問題では、患者、家族、医師、社会など、さまざまな立場の人の意見が関わる。歴史を見ても、大きな問題は議論によって少しずつ解決されてきた。裁判員制度のように、一般の人々が重要な判断に参加する仕組みも、その一例だろう。もし「専門家が決めればいい」と考えてしまえば、社会全体の価値観が反映されない。僕たちが「それでも人だ」と言えるかどうかは、多くの人が考え続けることでしか見えてこないのだと思う。難しい議論は時に混乱を生むが、それでも「三人寄れば文殊の知恵」、今の時代なら「百人寄ればAIより強い」くらいの気持ちで、多くの人が参加することが大切だと思う。
確かに、技術の進歩はとても速く、人間の意識の変化が追いつかないこともある。しかし、技術とは人間を置き去りにするものではなく、人間がどう使うかによって意味を持つものである。「技術の進歩とは力が増えることではなく、責任が増えることである。」僕はそう考える。だからこそ、僕たちは技術の進歩に任せるのではなく、人間としてどう向き合うかを考え続けるべきだ。最初に聞いた規則的な機械の音。その音は、単なる機械の動作音ではなく、人間が生と死の境界に立っていることを示す音なのかもしれない。だから僕たちは、その音に耳を傾けながら、技術の進歩に見合う人間の心を育てていくべきだと思う。