あおやゆさんの作文は、あだ名についての意見をしっかりと述べていて、とてもよく書けています。
まず、あだ名の意味や自分の体験を交えて説明しているので、読者に親しみやすく伝わっています。
「やざちゃん」という具体的なあだ名の紹介(しょうかい)から始めているので、文章に入りやすい構成になっています。
また、あだ名が親しみを深める理由や、「名は体を表す」という考え方への反対意見を挙げている点も良いです。
理由が具体的でわかりやすく、説得力があります。
さらに、反対意見にも触れ(ふれ)て、「あだ名には良い面悪い面がある」というバランスの取れた考え方を示しているところも素晴らしいです。
名言を引用して、物事の両面性を表現しているのも文章に深みを与え(あたえ)ています。
最後に、「自分で決めるあだ名はもう一つの自分」というまとめも、前向きで読後感が良いです。
全体を通して、あおやゆさんの考えがよく伝わり、読み手に考えさせる力のある作文です。

項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
反対意見の理解がよく書けています。
名言がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
 

森リン評価 渾名とは ma 04月1週 あおやゆ
字数/基準字数:
1199字/600字
思考点:77点
知識点:80点
表現点:83点
経験点:69点
総合点:82点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:77点
知識点:80点
表現点:83点
経験点:69点
総合点:77点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙20種31個65%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙61種86個71%80点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙122種188個65%83点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙33種59個56%69点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1199字
 77点
 80点
 83点
 69点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 21種 32個 (種類率66%) 79点
 しかし, 第,。しかし,。だから,。もちろん,いるから,いるため,からこそ,だから,だろう,でしょう,と思う,と思える,なので,なろう,のかも,はもちろん,ましょう,傷つけるため,増すから,思うから,

■知識語彙 61種 86個 (種類率71%) 80点
不快,世間,両立,中学校,主義,事件,事柄,人間,個人,初対面,加害,卒業,友達,名前,名言,善人,基本,増加,大事,大切,失礼,存在,学校,家庭,家族,小学校,年間,得意,悪人,悪口,意味,意思,批判,揶揄,敬意,新鮮,日本人,日本語,普通,最近,本名,海外,渾名,物事,犯人,理不尽,理由,目上,相手,省略,矢沢,笑顔,自分,苗字,言葉,賛成,週間,重視,間柄,関係,顕著,

■表現語彙 122種 188個 (種類率65%) 83点
あだ名,あなた,いじめ,いるため,うち,こと,これ,せい,そう,ただ,たち,みなさん,もの,よう,わけ,われ,ん,エピソード,クラス,シンプル,センス,ニックネーム,ネーム,ファースト,プラス,プレッシャー,ユーモア,ワード,一,一つ,不快,世間,両立,中,中学校,主義,事件,事柄,二,人,人間,今,体,個人,傷つけるため,先,出,初対面,前,加害,卒業,友達,名,名前,名言,善,善人,基本,増加,大事,大切,失礼,嫌,存在,学校,家,家庭,家族,小学校,年間,得意,心,思い,悪,悪人,悪口,意味,意思,批判,揶揄,敬意,新鮮,日本人,日本語,普通,最近,本名,決まり,海外,渾名,物事,犯人,理不尽,理由,的,目,目上,相手,省略,矢沢,私,笑顔,答え,考え,考え方,者,自分,苗字,裏返し,裡,親,親しみ,言葉,誰,賛成,週間,重視,間柄,関係,面,顕著,願い,

■経験語彙 33種 59個 (種類率56%) 69点
しまう,しれる,せる,つける,できる,と思う,と思える,やめる,やる,られる,れる,使う,傷つける,冷やかす,呼ぶ,増す,感じる,持つ,敬う,気に入る,決める,無くす,生まれる,知る,繋がる,表す,話しかける,起こす,込める,近寄る,過ごせる,選ぶ,間違う,

■総合点 83点

■均衡点 5点
 

渾名とは
   中1 あおやゆ(aoyayu)  2026年4月1日

 「やざちゃん」

これは私のあだ名だ。矢沢という苗字を省略したシンプルなあだ名である。3週間前に卒業したばかりの小学校で2年間同じクラスだった友達にしか呼ばれないあだ名で今でも中学校で同じクラスになった友達にはこの名前で呼ばれている。あだ名は学校や家庭での親しい間柄の中でしか呼ばれない。初対面の人にすぐにあだ名で話しかける人は少ないのは、日本人が一人一人につけられた名前に敬意を持っているからだろう。しかし、親から自分の意思に関係なくつけられた名前を気に入っていない人もいるだろう。自分がそうなろうとしたわけではないのに揶揄われたり、冷やかされたりして嫌な思いをした人も多いそうだ。そういう意味でも私はあだ名に賛成である。

 第一の理由はもちろん親しみが増すからだ。やはり親しい間柄でしか呼ばれない名前なので、親しみが増す。「日本語は敬う言葉」とよく言われるが、誰かを敬うことの多い私たちだからこそ、目上の人だからとか失礼だからという考えを無くしたニックネームの存在を新鮮に感じるのかもしれない。普通、本名は「こうなってほしい」という願いを込めてつけられたものが多い。けれどあだ名は基本的に「あのエピソードは面白かったよね」とか「これが得意だよね」という今までの自分のプラスの事柄からユーモアセンスのあるワードが選ばれているため、プレッシャーを感じにくく、そのままでいいと思えるのではないだろうか。

 第二の理由に「名は体を表す」という考え方は良くないと思うからだ。みなさんは加害者家族という言葉を知っているだろうか。事件を起こした犯人の家族も世間から批判されるという理不尽な考え方のせいで生まれた言葉だ。自分が事件を起こしたわけではないのに「あなたがやったんでしょう」という目で見られる。もしかしたら家族でなくても苗字が同じというだけで少し近寄り難くなってしまうのは、日本人の苗字を大切にする考え方の裏返しだろう。海外では名前が先に来るファーストネーム。これは家の出よりも個人を重視するという主義の最も顕著な決まりだと思う。

 しかし、呼ばれた相手が不快になるあだ名はただの悪口だ。相手のことを揶揄し傷つけるために使うのはいじめである。最近はあだ名によるいじめが増加してきているそうだ。だから渾名をやめましょう。もちろんその答えも間違っていないと思う。けれど物事は両立させていくことが大切だ。なんらかの善を心の裡(うち)に持たない悪人はなく、なんらかの悪を心の裡(うち)に持たない善人もない。」という名言があるように、あだ名には良い面悪い面がある。けれど人と人とが繋がるのは人間として最も大切なことの一つでもあると思う。自分で決めることができるあだ名はもう一つの自分としても堅苦しくなく笑顔で過ごせる大事な名前になるのではないだろうか。