ゆきのんさん、作文を読ませていただきました。
くずかごという、普段(ふだん)あまり注目されないものに目を向けて、その大切さを考えたところがとてもよかったです。
「まるで昼間の星みたいだ」というたとえがとても上手で、くずかごの存在(そんざい)普段(ふだん)は見えにくいけれど確か(たしか)にあることを感じさせてくれます。
また、くずかごの歴史について調べて書いた部分は、文章に深みを与え(あたえ)ていて、調べたことを自分の考えと結びつけている点が素晴らしい(すばらしい)です。
暮らし(くらし)にめりはりをつけるのは、何が不必要か」という考えも、とても大人っぽくて感心しました。
さらに、くずかごを「(えん)の下の力持ちみたい」と表現(ひょうげん)したところも、身近なものの役割(やくわり)をよく理解(りかい)しているなと感じました。
全体を通して、自分の考えや調べたことをしっかりまとめていて、文章にまとまりがあります。
これからも、身近なものに目を向けて、感じたことを大切にして書いていってくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
たとえがうまく使われています。
前の話聞いた話がよく書けています。
わかったことがよく書けています。
書き出しの結びがよく書けています。
 

森リン評価 くずかごは昼間の星 na 04月3週 ゆきのん
字数/基準字数:
1118字/500字
思考点:72点
知識点:68点
表現点:74点
経験点:60点
総合点:73点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:76点
知識点:72点
表現点:79点
経験点:64点
総合点:73点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙18種23個78%72点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙44種55個80%68点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙102種159個64%74点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙27種57個47%60点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1118字
 72点
 68点
 74点
 60点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 18種 23個 (種類率78%) 72点
。しかし,。だから,ある場合,いかも,いくかも,かすると,しまおう,だろう,と思う,と考える,ないので,れるかも,を考える,埋めよう,思うかも,政府によって,法により,誰によって,

■知識語彙 44種 55個 (種類率80%) 68点
一般,予想,予防,以前,仲間,伝染,処分,分解,制定,友人,収集,名前,回収,固定,地面,場所,塵芥,大切,大変,姿勢,家具,家庭,当初,必要,掃除,政府,日本,旧石器時代,明治,昼間,時代,有害,木製,歴史,汚物,江戸,法律,消却,現在,町中,目的,習慣,設置,部屋,

■表現語彙 102種 159個 (種類率64%) 74点
ある場合,いっぱい,きっかけ,くずかご,こと,ごみ,そう,それ,たち,たら,つまり,はり,みたい,め,もの,よう,わたし,ん,ゴミ,プラスチック,一般,下,中,主,予想,予防,人,他,付き,代わり,以前,仲間,伝染,体,何,具,処分,分解,制定,前,割,力持ち,友人,収集,名前,回収,固定,地面,埋め立て,場所,塵芥,大切,大変,始まり,姿勢,嫌,家具,家庭,年,庭,当初,心,必要,手,掃除,政府,日々,日本,旧石器時代,明治,星,昼間,時代,暮らし,有害,木製,歴史,汚物,江戸,法,法律,消却,現在,町中,病,的,目,目的,私,程,等,箱,縁,習慣,蓋,蔑ろ,設置,誰,身の回り,車,部屋,1つ,

■経験語彙 27種 57個 (種類率47%) 60点
おる,かする,しまう,できる,と思う,と考える,なくなる,まとまる,れる,わかる,を考える,付ける,作る,入れる,埋める,増える,変わる,思い知る,捨てる,書く,留める,知れる,置く,腐る,行う,見渡す,調べる,

■総合点 73点

■均衡点 5点
 

くずかごは昼間の星
   小5 ゆきのん(akiyura)  2026年4月3日

 別に素敵なものでもないし、大したものでもない。なにもないものに過ぎないが、どんなときにもなくては叶わぬものとして子供の頃から常に身の回りに、必ず手の届く所あってとても親しい。人が人生で、そんなにも長く身近に付き合う家具は他に付き合う家具は他にないと行ってもいかも知れない。そうであっても、誰も特に大切にされているというのでもない。それは、くずかごだ。わたしたちはどうかすると、暮らしというものは、手に入れるもので作られるのだと考える。しかし、暮らしにめりはりを付けるのは、何が必要かではない。何が不必要なのかということだ。改めて身の回りを見渡してみて、何を捨てるか捨てないかを考え、ようやくくずかごに目を留めて仲間のことを蔑ろにしてきたことが、今たらのように思い知るのだ。部屋に大きなくずかごを1つ、心の広い友人のように置くだけで、なにかが変わってくる。暮らしの姿勢がしゃんとしてくる。

 もし、くずかごがなかったとしたら、捨てる場所がなくなり、地面がゴミでいっぱいになるだろう。ゴミ収集車が回収しに来ても、まとまっていないので捨てにくい。だから、ゴミは増えていくだろう。中には生ゴミなどもある。生ゴミはどんどん腐っていくかも知れない。するとごみのある部屋に行くのも嫌になる。いっぱいになる前に処分してしまおうと考えて、庭等がある場合は、庭などに埋めようと思うかも知れない。ほとんどが分解されるかも知れないが、現在はプラスチックごみや人の体に有害なゴミもある。このようなゴミは分解されない。このことから、くずかごは大変大切だと思った。

 くずかごはいつ、誰によって作られたかについて調べてみた。私は旧石器時代程から、なにかにゴミを入れて、くずかご代わりにはして、江戸時代ぐらいからはもうくずかごという名前の家具があると予想していた。くずかごは明治時代に制定された法律がきっかけに、明治33年、つまり1900年に政府によって作られたと書いてあった。1900年に制定された、汚物掃除法により、伝染病予防などを目的として、町中に塵芥箱が設置されたことが日本のくずかごの歴史の始まりなんだそうだ。当初は木製の蓋付きの箱だったと書いてあった。それ以前の江戸時代などは、主に埋め立てや消却が行われており、各家庭に固定されたくずかごを置く習慣は一般的ではなかったそうだ。くずかごは割と新しい時代にできたことがわかった。

 あるけど見ていないというのが、まるで昼間の星みたいだと思った。日々の暮らしの姿勢を作るのは、何かを手に入れるのではなく、何を手に入れないかなのだということがわかった。くずかごは縁の下の力持ちみたいだと思った。