自分の体験とつなげて、「どう行動するか」をしっかり考えているところがとてもいいですね。

<<え2016/725pみ>>

総評(そうひょう)
 この作文のよさは、「体験を通して考えを深めているところ」です。長文の内容(ないよう)をきっかけに、自分の経験(けいけん)や家族の話へと広げながら、「困っ(こまっ)たときにどうするか」というテーマをしっかり考えています。特に、「今できることをする」「あきらめない」という考えを、自分の言葉でまとめている点が印象的です。読んだことを自分の生活に結びつけている、よい感想文になっています。

段落(だんらく)ごとの講評(こうひょう)
第1段落(だんらく):長文の内容(ないよう)を具体的に説明しながら、自分が印象に残った場面をしっかり示せ(しめせ)ています。「今できることをすればいいんだ」という言葉を取り上げている点が、とても分かりやすく、テーマがはっきり伝わります。

第2段落(だんらく):自分の体験を取り入れて、話を広げているところがとてもよいです。困っ(こまっ)たときに「泣くだけじゃ意味がない」と考えて行動した点が、物語の内容(ないよう)とよく結びついています。「まるで天使が来たかのように」というたとえも、気持ちの強さが伝わるよい表現(ひょうげん)です。

第3段落(だんらく):お姉さんの話を入れて、さらに別の視点(してん)から考えているところがすばらしいです。家族の体験を通して、「大変さ」がしっかり伝わってきます。聞いた話を取り入れて内容(ないよう)を広げる工夫ができています。

第4段落(だんらく):これまでの内容(ないよう)をまとめて、「どんなときでも落ち着いて考えることが大切だ」という自分の考えをしっかり書けています。「地震(じしん)みたいな存在(そんざい)のハプニング」という表現(ひょうげん)も、自分なりの言葉で考えているところがよいです。前向きな決意で結べています。最後は「わかったこと」でまとめてみましょう。

【考えを深めるための質問(しつもん)
 もし本当に大きなハプニングが起きたとき、まず最初に「今できること」としてどんな行動をとりたいですか?

字数/基準(きじゅん)字数:817字/500字
思考点:69点
知識(ちしき)点:56点
表現(ひょうげん)点:63点
経験(けいけん)点:70点
総合(そうごう)点:68点
均衡(きんこう)点:4点

 


■思考語彙 17種 24個 (種類率71%) 69点
。しかし,しよう,すれば,たので,たらしい,だから,だと,と思う,ないので,なので,も考える,を考える,乗れば,助かるため,戻ろう,考えるざる,聞くと,

■知識語彙 28種 30個 (種類率93%) 56点
一番,一部,下流,中央,中心,人達,先生,地震,大切,大変,天使,存在,意味,方法,星野,最終,渡良瀬川,状況,目的,絶対,自分,行動,解決,警察,途中,連絡,電車,駅員,

■表現語彙 78種 123個 (種類率63%) 63点
いつ,お母さん,お菓子,お話,こと,さん,すき,せい,そう,それ,とき,ところ,ほう,ほか,みたい,もと,よう,ん,スーパー,ハプニング,ホームセンター,一,一番,一部,三,下流,中央,中心,事,人達,今,何,先生,八,助かるため,十,向き,向こう,地震,大切,大変,天使,姉,存在,家,岸,川,度,意味,方,方法,星野,時,最終,歳,法,流れ,渡良瀬川,状況,百,的,目,目的,私,絶対,考え,自分,行動,解決,話,警察,近く,途中,連絡,遊び,電車,駅,駅員,

■経験語彙 34種 49個 (種類率69%) 70点
くれる,さぐる,しまう,できる,と思う,も考える,れる,わかる,を考える,乗る,伝わる,助かる,困る,変える,思いつく,感じる,戻る,持つ,探す,暴れる,泣く,泳ぐ,泳げる,流す,流れる,聞く,落ち着く,行き過ぎる,読む,諦める,起きる,迎える,遊ぶ,離す,

■総合点 68点

■均衡点 4点
 

解決策!
   小5 あこゆい(akoyui)  2026年4月2日

 私は、家の近くを流れる渡良瀬川へいつものように遊びに行っていた。まだ泳げるようになったばかりなので、大きい人達は向こうの岸まで行っていたが私は浅いところで遊んでいた。時々川の中心まで泳いでいったりした。ところがその時、川の中央に行き過ぎたせいか、速い川の流れに流されてしまった。もとのところに戻ろうとして、何度も暴れた。しかし、それと同時にいい考えが思いついた。深いところはほんの一部でほかは浅いところだから戻ろうとしなくてもいいことを。私は泳ぐ向きを百八十度変えて下流の方に泳いでいった。その時私は「今できることをすればいいんだ」と思った。私がこのお話を読んで一番良かったな、と思ったのは自分が助かるために何も考えずに暴れないで方法を考えて解決しようとしたところだ。

 実際に私は駅で困った事があった。チアのキャンプへ行くとき、途中でどの電車に乗ればいいかわからなくなって泣きそうになった事がある。しかし、泣くだけじゃ意味がないので近くの駅員さんに聞いたりもした。最終的にチアの先生が迎えに来てくれた。まるで天使が来たかのように。私は嬉しくなった。そして、絶対に諦めないほうがいい、と感じた。

 姉に聞いた話だと、姉がまだ三歳で私が一歳くらいのときにホームセンターへ行ったときのことだった。まだ小さかったのでお母さんが目を離したすきに近くのスーパーへ行ってしまったそうだ。目的はお菓子で、お菓子を持ってお母さんのところへ戻ってきたらしい。お母さんにもそのときの話を聞くと、姉がいなくなってからずっと探していて警察に連絡しようとしたそうだ。それくらい大変だったということが自分にも伝わってきた。

 私は、いくら、すごいハプニングが起きたとしても、状況をさぐって星野さんみたいに解決法を考えることが大切だ、と思った。なのでいつ起きるかもわからない、地震みたいな存在のハプニングでも、落ち着いて行動したいな、と思った。