みきひささんの作文は、とても深く考えながら書かれていることがよく伝わってきました。
身近な「屑(かご)」から始まり、物の大きさや価値(かち)について自分の考えをしっかりと述べ(のべ)ている点が素晴らしい(すばらしい)です。
特に、身の回りの文房具(ぶんぼうぐ)祖父母(そふぼ)からもらった蛍光(けいこう)クレヨンの話を通して、小さいものでも大切にされることがあると気づいたところは、前の話や自分の経験(けいけん)がよく書けていて文章に厚み(あつみ)が出ています。
また、「まるで」を使ったたとえがうまく使われていて、文房具(ぶんぼうぐ)(ゆか)に落ちた様子が想像(そうぞう)しやすくなっていました。
単位の歴史や役割(やくわり)について調べてまとめた部分も、よく調べて理解(りかい)していることが伝わり、論理(ろんり)的に書けています。
最後に「日進月歩」という四字熟語(じゅくご)を使い、自分の成長や変化への意欲(いよく)表現(ひょうげん)したところもとてもよい結びになっています。
全体を通して、身近なことから広い視野(しや)で考えを深め、しっかりと自分の言葉でまとめられている点を高く評価(ひょうか)します。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています(四字熟語(じゅくご))
・わかったことがよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 日々変わるモノ na 04月3週 みきひさ
字数/基準字数:
1680字/500字
思考点:85点
知識点:68点
表現点:78点
経験点:64点
総合点:75点
均衡点:2点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:2点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種31個74%85点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙45種67個67%68点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙110種176個63%78点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙30種45個67%64点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1680字
 85点
 68点
 78点
 64点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 23種 31個 (種類率74%) 85点
、つまり,。だから,。一方,。例えば,いうと,いるから,それに対し,それに対して,たので,た場合,だから,だと,つながるので,て考える,と思う,ないと,ないので,なるから,のため,はなぜ,人間にとって,僕にとって,視点によって,

■知識語彙 45種 67個 (種類率67%) 68点
人間,以上,停留所,単位,反対,取引,各国,名称,問題,地方,変化,大事,大切,大小,建築,必要,意味,成長,指標,敏感,文房具,文明,日常,日本,日進月歩,時代,最終,未来,比較,熟語,爪先,特別,生活,生産,紀元前,経験,自分,英国,西暦,視点,角度,進歩,関係,飛鳥,高速,

■表現語彙 110種 176個 (種類率63%) 78点
お金,こと,ごと,さ,そう,そこ,それ,た場合,どれ,のため,ばらばら,もの,ん,エジプト,センチ,ドイツ,バス,プロイセン,メソポタミア,モノ,一,三,中,五,人,人間,以上,何,停留所,僕,先,八,前,十,千,単位,反対,取引,各国,名称,周り,呼び名,商,問題,四,地方,変化,大事,大切,大小,始まり,字,尺,山,年,建築,心,必要,意味,成長,指標,敏感,文房具,文明,日,日々,日常,日本,日進月歩,昔,時代,最終,月,未来,机,比較,気,点,熟語,爪先,物,特別,生活,生産,百,的,箱,紀元前,経験,絶え間,考え,自分,英国,西暦,視点,角度,訳,誰か,谷,豊か,足,踵,進歩,道,量,関係,頃,飛鳥,高速,cm,

■経験語彙 30種 45個 (種類率67%) 64点
くれる,しまう,せる,つながる,て考える,できる,と思う,もらう,られる,れる,作る,使う,分かる,分ける,合わせる,基づく,変わる,捉える,書く,比べる,気付く,決める,確かめる,示す,続ける,調べる,買える,進む,違う,重んじる,

■総合点 75点

■均衡点 2点
 

日々変わるモノ
   小5 みきひさ(mikimiki)  2026年4月3日

 筆者は、誰しもの人生のどんな一部を切り取っても日々の光景の何処かしらに、何時でも決まって屑籠が、きっと一つは置かれているはずなのに日々に欠かせぬ家具として重んじられていないということに気付いた。捨てるに捨てられないものになっている時になって始めて日々の暮らしの姿勢を作るのは、何を手に入れるかではなくて、本当は何を手に入れないかなのだということに、私たちは気付くのかもしれない。また、人は、屑籠の大きさはその人の心の大きさに正比例すると、勝手にそう決めつけているのだ。この文章を読んで一番納得したところは、屑籠が小さいから家に一つは置かれているはずだが重んじられていないというところだ。なぜかというと、自分の家でも屑籠はあるが、少しも重んじられていないからだ。

 自分の家で重んじられていないものといえば、文房具がある。なぜ重んじられていないと思うのかというと、床に落としても何も思わないからだ。まるで、床に落としても音が聞こえないくらい静かに転がった。多分、勉強に焦っていたから聞こえなかったのだろう。一方、手紙を書いたり、勉強したりするのに文房具は使うのだ。文房具、例えば、鉛筆やシャーペンは、大切なものだが、屑籠のように、軽んじられているのだ。しかし、小さいものはあまり重んじられていないという訳ではない。小さいもので僕が大切にしているものには、祖父、祖母から小さい頃(三歳)にもらった蛍光クレヨンがある。僕がもらう時、

「はい。あげるよ。」

と、祖父と祖母は優しい声で言った。僕は、

「ありがとう。やったぁ~。」

と、大事に箱の中にしまった。そこから、小さいものだから軽んじられるという訳ではないことに気付いた。自分の経験から、小さく、軽んじられてしまうものは、大切なものではなかったり、特別なものではなかったりすることが多いと思う。僕にとって大切で、特別なモノは、誰かからもらったものである。それに対して、お金で買えるモノは、軽んじられるのだ。大きいものだとどうか確かめてみた。例えば、机がある。机も文房具と同じで、日常的に使っているからか、軽んじてしまっている気がする。そこから、大きいか大きくないかは重んじられるかどうかに関係がないと思った。それなのに、人は、「単位」を使い、大きさを比べている。だから、大きさを「単位」で分けるのはなぜか調べてみた。

 大きさを決めるとは何か、単位に基づいて考えた。まず、単位の始まりは、メソポタミア、エジプト文明である。紀元前四千年以上前のすごく昔にできたのである。それに対し、日本での始まりは、「尺」である。一尺は三十五cmである。また、飛鳥時代、つまり、西暦五百五十年頃にできたと書いてあった。何のために単位は作られたのかというと、単位は、商取引や建築のために必要だったそうだ。一方、問題点は、単位が各国でばらばらで決めていたので、呼び名が違っていたり、同じ名称でも同じ量を示さなかったりしたことだ。例えば、足の踵から爪先までの長さは、英国では三十センチだが、ドイツ・プロイセン地方では三十八センチもあるのだ。僕の考えは、単位は大切であると思った。なぜなら、単位がないと長さがどれくらいか分からないので、物を生産できなくなり、生活が貧しくなるからだ。

 人間にとって、大きさとは見る角度や視点によって変わるものであ る。そして、日々、変化し続けているものでもある。例えば、大小で比較した場合、大切さは大きくても小さくても変わらない。反対に、単位で大小を比べることで、最終的に生活を豊かにしてくれることにつながるので、単位で比較することは大切な指標になる。「日進月歩」という四字熟語がある。日ごと月ごとに絶え間なく進歩するという意味だ。これから周りも自分もどんどん変化していくと思う。だから、変化を敏感に捉え、それに合わせて自分の心を成長させたいと思う。

「僕」という高速バスは山あり谷ありの道を進んでいる。未来停留所はまだまだ先だ。