あきらほさん、読書の楽しみについて、とても深く考えながら書けていますね。
まず、読書とオーディオビジュアルの違い(ちがい)共存(きょうぞん)についての考えがしっかりと述べられていて、物事を多角的に見る力が感じられます。
「まるで湿地(しっち)帯で動物が底なし(ぬま)にはまりこんでしまうように」というたとえがうまく使われていて、本の世界に引き込ま(ひきこま)れる様子がよく伝わってきました。
また、精霊(せいれい)の守り人の話だけでなく、家族の読書にまつわるエピソードも入れているので、文章に厚みが出ています。
特に()祖父や母の話が入ることで、読書が家族の大切な文化であることがよく伝わり、前の話聞いた話がよく書けています。
読書の楽しみが単なる趣味(しゅみ)ではなく、「生きがい」につながるという一般(いっぱん)化の主題がよく書けているのも素晴らしいです。
最後に、書き出しの話題に戻っ(もどっ)て読書の世界を広げたいという結びもきちんとできていて、書き出しの結びがよく書けています。
これからも、読書の楽しみを大切にしながら、さらに豊かな表現力を身につけていってください。

項目(こうもく)評価】
・たとえの表現:よくできている
・前の話聞いた話:よく書けている
一般(いっぱん)化の主題:よく書けている
・書き出しの結び:よく書けている

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1221字/600字
思考点:69点
知識点:80点
表現点:83点
経験点:89点
総合点:83点
均衡(きんこう)点:3点

 


■思考語彙 17種 21個 (種類率81%) 69点
。何故,くると,するから,たので,だから,て考える,と思う,なかろう,ならば,なるから,よいので,人間にとって,創れるから,楽しめば,歩むため,読もう,食べよう,

■知識語彙 62種 99個 (種類率63%) 80点
一方,一瞬,世界,主人公,人物,人生,人間,位置,先生,内容,動物,図書館,国語,場面,多様,大切,好奇,子供,学校,幼児,影響,心臓,必要,情報,想像,戦前,担任,整理,文字,文章,日本語,明日,時代,時間,暗闇,本屋,本棚,没頭,活字,湿地,物語,王子,理解,登場,真剣,知識,祖母,祖父,筆者,精霊,絵本,緊迫,自分,表現,視聴,読書,豊富,躍動,開業,集中,魅力,鼓動,

■表現語彙 122種 215個 (種類率57%) 83点
かすか,きっかけ,こと,こども,ころ,さ,そう,それ,たくさん,ところ,どちら,ぶっきらぼう,よう,オーディオビジュアル,コーナー,シリーズ,ペース,メディア,一,一つ,一方,一瞬,世界,中,主人公,事,人,人物,人生,人間,今,位置,何,僕,先生,内容,冊,動物,卵,図書館,国語,土,場面,多様,大切,好き,好奇,姉,姿,子供,学校,守り,家,帯,幼児,底なし,影響,心,心臓,必要,性,情報,想像,感,戦前,手,担任,整理,文字,文章,方,日本語,明日,時代,時間,暗闇,曰く,曽,本,本屋,本棚,机,楽しみ,槍,歩むため,歳,母,水,没頭,沼,活字,湿地,物語,王子,理解,生きがい,登場,目,真剣,眼差し,知識,祖母,祖父,私,筆者,精霊,絵本,緊迫,自分,虫,表現,視聴,話,読書,豊富,赤ん坊,躍動,開業,集中,頭,魅力,鼓動,

■経験語彙 47種 69個 (種類率68%) 89点
かける,きる,しまう,て考える,できる,とらえる,と思う,なさる,はまりこむ,はまる,やめる,られる,れる,伝わる,入り込める,分かる,創れる,加わる,勧める,取る,守る,寝る,帰る,引きずり込む,戦う,扱う,拡げる,楽しむ,楽しめる,歩む,比べる,産み付ける,知る,終える,置く,聞かす,至る,覚える,読む,読める,連れる,違う,選ぶ,開く,食べる,駆る,高じる,

■総合点 83点

■均衡点 3点
 

読書の楽しみは(感)
   小6 あきらほ(akiraho)  2026年4月3日

 読書の楽しみは一人でできる楽しみだ。「オーディオビジュアル」の時代が来たという人がいるが、筆者曰く、オーディオビジュアルの時代が来たのではなく、活字情報にオーディオビジュアルの情報が加わったというだけのことだ。どちらも楽しめばよいのでどちらか一方だけを選ぶ必要は全くない。本をたくさん読むということは日本語をたくさん読むということであり、日本語による表現の多様性、その美しさと魅力を知るということでもある。

 私は今、精霊の守り人という本のシリーズにはまって読んでいる。この本を読もうとしたきっかけは、姉が担任の国語の先生に勧められて貸りてきたのがきっかけだ。学校から家に帰ってくると姉の机にポツンとぶっきらぼうにその分厚い本が置かれていた。好奇心に駆られそれを私が読んだことで今に至る。その本は、主人公短槍のバルサが、ヨナ・ロガイという水の精霊に卵を産み付けられた王子チャグムを食べようとする土の精霊ラルンガから王子チャグムを守るという話だ。特に面白い場面はバルサがラルンガと戦うところだ。バルサとラルンガの緊迫感がひしひしと伝わってくる場面は心臓の鼓動が大きくなる。この躍動感ある表現が面白く没頭して読んだ。私はまるで湿地帯で動物が底なし沼にはまりこんでしまうように本の世界に引きずり込まれた。私は、一気に一冊を5時間ぐらいかけて読み終えた。母に「もう寝る時間だから明日読もう」と言われても本を読むことをやめられなかった。読書もメディア視聴もどちらも面白くはまってしまうのだが、読書はメディアと比べて考える深さが違うと思った。何故ならメディアは目で一瞬でとらえて情報を整理することができるが、読書は文章を頭で理解し、情報を整理し、想像をするから読書の方が自分なりの登場人物の姿を創れるからだ。

 私の曽祖父は本好きが高じて戦前に本屋を開業していたそうだ。曽祖父は本の虫であったのでその影響か祖母や母も読書が好きだ。母曰く、曽祖父は「暗闇の中でも本棚のどの位置にどの本があるか分かるぐらいに本を大切に扱いなさい」と子供のころに言われたことを印象深く覚えているそうだ。母は僕が赤ん坊のころから、絵本の読み聞かせをし、図書館に連れて行ったそうだが、まだ僕が文字を読めない2、3歳のころでも僕は図書館のこどもコーナーのところで何時間でも真剣な眼差しで本を集中して開いていたそうだ。僕はかすかにしか図書館の事は覚えていないが、幼児でも読書は自分のペースで楽しめることが良いことだと思った。

 日本語による表現の多様性や表現の魅力を知ることは読書の楽しみの一つだという事が分かった。人間にとって読書の楽しみとは生きがいではなかろうか。何故なら物語ならば登場人物になりきって自分の世界に入り込める。さらに知識も豊富になるからだ。これからも良い人生を歩むために表現や内容の難しい本も手に取ってみて、読書の世界を拡げていきたいと思った。